理想はナチュラルな美しさ。年齢を重ねてもこれは変わらない。『Precious』4月号では、「無理がないのに新しい顔をかなえる、アイメイクの新アプローチ8」企画を展開中です。
とはいえ、手を加えないナチュラルはもはや成立しないのが40代。特にアイメイクはその最たるもので、加齢で輪郭は曖昧に、くすみやたるみが印象を暗くさせ、目を小さくみせる―。
だから流行色で若さを盛りたい、厚化粧と言われてもダークカラーで悩みを塗りつぶしたくなるものです。けれどもこの方法では逆に古く見えるだけ。私たちの目標は〝手を加えてもナチュラルな新しい顔〟。
威圧感を人に与えない、自分にも周りにも心地いい鮮度のよさを無理せず実現させる、新しいアイメイクを始めませんか。今回は、顔に抜け感をもたらすカラーマスカラ3選をご紹介します。
【前回の記事はこちら】アプローチ7:一瞬で新しい顔になれる「アイシャドウ×カラーアイライナー」
【アプローチ8】下まつげに「カラーマスカラ」を加えるだけで鮮度がアップ。「抜け感のある顔」になる厳選3色
そうはいっても「ブロンズオレンジ」も「カラーアイライナー」もハードルが高い、という人は「カラーマスカラ」を取り入れるだけでも目元の鮮度は上がります。 黒のインパクトで惹きつけるメイク法は古い。けれども大人のまつげは細くて弱くて短いから、カラーマスカラだけでは目元がボケてしまう…。
そこで上まつげにはいつもの黒のマスカラを塗り、下まつげにカラーマスカラという2色使いで鮮度アップを。いつもと違う柔らかさが加わりながら、引き締め力も目の縦幅を広げる若返り効果も得られます。
そして大人が使うべきは悪目立ちせず、控えめすぎないモスグリーン、ネイビー、ブラウンの3色。どんなアイシャドウと組み合わせても浮くことなく、どこか新鮮。そしてまぶたに色移りしにくく、にじまない機能性も備えているのがこの3本です。
■1:柔らかさが生まれる艶ブラウンは、抜け感のある仕上がり。パルファン・クリスチャン・ディオール「マスカラ ディオールショウ アイコニック オーバーカール 694」
深みのあるブラウン。あちこちに向いてしまうコシのない日本人のまつげをしっかりとホールドする。
■2:清涼感のあるグレーネイビーで、くすみ目元に透明感が。シャネル「ル ヴォリューム ドゥ シャネル 70」
ほのかにグレーを含んだような落ち着きのあるネイビー。まつげが増えたようなボリューム感が。
■3:洗練モスグリーンで、軽やかに引き締めノーブルな印象に。アンプリチュード「エクストラボリューム カラー マスカラ 01」
まつげの1本1本を太らせるボリュームタイプ。艶やかなモスグリーンで、黒のニュアンスを含み、浮かずに自然な陰影を演出する。
※掲載した商品は、すべて税抜です。
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- PHOTO :
- 鈴木 宏(人物)、戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー/静物)
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)