【目次】

40代からの大人プリーツスカートコーデのポイント


折り重なった布地が、歩くたびひらひらと揺らめくプリーツスカートは、さりげなくフェミニンな気分を味わいたいときにぴったり。ボリュームのあるフレアスカートやチュールスカートほど甘くなく、どんなトップスともよく馴染むシルエットゆえ、さらりと着こなせて着回し力も抜群です。シーズンごとに違ってくるプリーツスカートの選びのポイントと、季節を楽しむ大人な着こなしの秘訣をまとめてみました。

気温が変わりやすい「春」におすすめのプリーツスカートコーデ


まだほんの少し肌寒さが残る春は、重めの足元や軽アウターとも合わせられて、あたたかくなっても使えるデザインがベスト。冬〜春、そして春本番もたくさん着回すなら、程よいボリュームと落ち感が混在した、広がりすぎない長めのプリーツスカートが気分です。

グレージュトーンでプリーツスカートとブラウスをそろえて上品に

ブラウス(サザビーリーグ〈エキップモン〉)、スカート(ウィム ガゼット 青山店〈ウィム ガゼット〉)、ピアス・ネックレス(イレアナ・マクリ 伊勢丹新宿店)、リング(シハラ ラボ〈シハラ〉)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾンボワネ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ドゥロワー 六本木店〈ジャンヴィト・ロッシ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2020年
ブラウス(サザビーリーグ〈エキップモン〉)、スカート(ウィム ガゼット 青山店〈ウィム ガゼット〉)、ピアス・ネックレス(イレアナ・マクリ 伊勢丹新宿店)、リング(シハラ ラボ〈シハラ〉)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾンボワネ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ドゥロワー 六本木店〈ジャンヴィト・ロッシ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2020年

たっぷりと贅沢に使った生地がひらひらと揺れるリッチな雰囲気のプリーツスカート。明るいシックカラーを重ね馴染ませて、奥行きのある装いに。ブラウスとプリーツスカートを同じトーンでそろえることで、脚長&上品に見せることができます。

シャリ感のあるブラウンのプリーツスカート×カーキシャツで涼やかな印象に

ディオールのジャケット・スカート・バッグ・ディオールファイン ジュエリーのピアス・ブレスレット(クリスチャン ディオール) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2020年
ディオールのジャケット・スカート・バッグ・ディオールファイン ジュエリーのピアス・ブレスレット(クリスチャン ディオール) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2020年

メリハリのきいた構築的なシルエットが女性らしさを強調するディオールのジャケットに、リネン混シルクガーゼのプリーツスカートを合わせたスタイリング。上はカーキ、下はブラウンというグラデーション配色も、シャリ感のある艶素材なら涼やかな印象に。

ブラウス×プリーツスカートをグレージュのワントーンで着こなす

ブラウス・スカート(ボウルズ〈ハイク〉)、イヤーカフ(エストネーション〈ファリス〉)、ペンダント(エドストローム オフィス〈シャルロットシェネ〉)、バッグ(マルベリージャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/黒沼 諭(aosora) BY:『Precious5月号』小学館、2020年
ブラウス・スカート(ボウルズ〈ハイク〉)、イヤーカフ(エストネーション〈ファリス〉)、ペンダント(エドストローム オフィス〈シャルロットシェネ〉)、バッグ(マルベリージャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/黒沼 諭(aosora) BY:『Precious5月号』小学館、2020年

グレージュのワントーンで着こなした春らしいスタイル。極細のプリーツが繊細な陰影を奏でるスカートは、ボリュームと落ち感のバランスが絶妙。

白のプリーツスカートを合わせた軽快なジャケットスタイル

ジャケット・スカート・靴(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス (ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ジャケット・スカート・靴(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス (ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious4月号』小学館、2020年

透け感のあるチュールを加え、ボリュームをもたせた白のプリーツスカートを合わせ、軽快なジャケットスタイルに。適度にボリュームのあるシルエットも、白なら軽やかで春らしい。

春本番には、着こなし全体で軽やかさを演出して

ニット(アクリスジャパン〈アクリス〉)、スカート(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ピアス・ネックレス・リング(TASAKI)、バッグ(エリオポール代官山〈ザンケッティ〉)、靴(ブラミンク〈フラテッリジャコメッティ〉) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ニット(アクリスジャパン〈アクリス〉)、スカート(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ピアス・ネックレス・リング(TASAKI)、バッグ(エリオポール代官山〈ザンケッティ〉)、靴(ブラミンク〈フラテッリジャコメッティ〉) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年

ハリのあるコットン混生地にアコーディオンプリーツを施して、エアリーな量感を出したネイビースカートが主役のスタイリング。あたたかくなってきたら、こんな薄手の淡色ニットや春夏らしい小物と合わせて季節感を調整してみて。

スカートスタイルを凛々しくノーブルに見せる端正なオールネイビー

ニット・スカート(ブラミンク)、ネックレス・ブレスレット・リング(TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ニット・スカート(ブラミンク)、ネックレス・ブレスレット・リング(TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年

スカートスタイルを凛々しくノーブルに見せる、端正なオールネイビー・コーディネート。ボックスプリーツの上に、さらに細やかなプリーツを施したスカートは、動きに合わせて流れるようなドレープを生み出す様が実にエレガント。シルクのバックサテン生地のマットな艶が、ネイビーをみずみずしく見せます。パールの優しげな光沢と共鳴して、控えめな華やかさに満ちて。

白シャツ×黒のプリーツスカートがかなえる王道のエレガンス

シャツ・スカート・バッグ・靴(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、ピアス・ネックレス・リング・バングル(TASAKI〈 M/G TASAKI〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2019年
シャツ・スカート・バッグ・靴(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、ピアス・ネックレス・リング・バングル(TASAKI〈 M/G TASAKI〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2019年

とろみのあるシルクの質感や襟先の長いロングカラーでエレガントなムードに。品のいい白シャツをフレッシュに着こなすには、ひざ下丈のプリーツスカートやモダンなデザインのパールジュエリーで、軽快さを加えるのが効果的。

長め丈のプリーツスカートに白のリネンブラウスを合わせて、爽やかなイメージに

スカート・ブラウス・ベルト・バッグ・サングラス・靴(マックスマーラジャパン〈マックスマーラ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
スカート・ブラウス・ベルト・バッグ・サングラス・靴(マックスマーラジャパン〈マックスマーラ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

例えば、海沿いの街を訪れる春の日には、白のリネンブラウスを合わせて、爽やかなイメージに。夕日のようなグラデーションが美しいプリーツスカートは、リゾート地にも似合い、これから夏にかけて、旅先のワードローブとしても優秀。アースカラーのバッグと靴を合わせて、リラックスしたイメージに。

「夏」はワンツーコーデが映えるプリーツスカートを!おすすめ涼感コーデ


気温も上がり着こなしもシンプルになってくる春は、ワンツーコーデが映えるボリューミィなシルエットや色もの、着こなしに奥行きが出て涼感も増す透け素材のプリーツスカートが狙い目。フィット&フレアを意識してワンツーコーデならではの潔いシルエット美を楽しみましょう。

幾何学プリントのプリーツスカートにスニーカーを合わせてチャーミングに

靴『プロムナード』・カーディガン・スカート・バッグ(フェンディ ジャパン) ピアス・ネックレス・ブレスレット(TASAKI) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious6月号』小学館、2020年
靴『プロムナード』・カーディガン・スカート・バッグ(フェンディ ジャパン) ピアス・ネックレス・ブレスレット(TASAKI) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious6月号』小学館、2020年

黒のVネックカーディガンに、繊細なシフォンのプリーツスカートが醸し出す優しげな表情でメリハリを。足元には、クリア素材のキャップがデザインされた、個性が光るスニーカーを。透明感のあるラバーソールがさらに涼しげな印象を運びます。

カーキのプリーツスカート×白のリネン素材のサファリジャケットでかっこよく

ジャケット(アングローバル〈イレーヴ〉)、スカート(Theory luxe)、ピアス・バングル・リング(TASAKI)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2020年
ジャケット(アングローバル〈イレーヴ〉)、スカート(Theory luxe)、ピアス・バングル・リング(TASAKI)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2020年

1970年代に大旋風を巻き起こしたサファリジャケットの装いをアップデート。クリーンな白のリネン混素材を選ぶことで、印象も明るく輝いて。合わせるプリーツスカートは甘さを程よく中和させる、カーキが好相性。ジャケットをウエストマークしてフィット&フレアを意識して。ブラックパールのジュエリーが、辛口なエッセンスを後押しします。

軽やかに揺れるピンクのプリーツスカート×白スニーカーで甘辛バランス

ゴールデン グースの靴・スローンのカーディガン&ニット・ブラミンクのスカート・ゼニスの時計・ザネラートのバッグ/すべてリタさん私物 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年
ゴールデン グースの靴・スローンのカーディガン&ニット・ブラミンクのスカート・ゼニスの時計・ザネラートのバッグ/すべてリタさん私物 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年

軽やかに揺れるプリーツスカートと、シンプルな「白スニーカー」の甘辛バランスがおしゃれのカギ。ニットアンサンブル&スカートのフェミニンスタイルには「白スニーカー」のハズしテクニックが有効です。

イエローのプリーツスカート×白トップスの可憐な配色で初夏のムードをまとって

靴(トッズ・ジャパン)、カーディガン・カットソー(スローン)、スカート(ロンハーマン〈ロンハーマン〉)、サングラス(アイヴァン PR)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年
靴(トッズ・ジャパン)、カーディガン・カットソー(スローン)、スカート(ロンハーマン〈ロンハーマン〉)、サングラス(アイヴァン PR)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年

小花柄が描かれたプリーツスカートを主役にした、夏らしいコーディネート。トップスも小物もすべて「白」で統一させることで、スカートの鮮やかなイエローが引き立ちます。カーフレザーに大小さまざまなパンチングを施し、涼しげな雰囲気を誘うスニーカーは、厚底ながらも驚くほどに軽やかで疲れにくく、脚長効果が期待できるのもうれしいポイント。

オーガンジーのプリーツスカートと同色のコットンシャツでワントーンコーデ

スカート・シャツ(ebure)、ベルト(yoshie inaba)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年
スカート・シャツ(ebure)、ベルト(yoshie inaba)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年

透け感のあるオーガンジーのプリーツが今年らしく華やかな『ホワイトペッパー』のスカート。ほぼ同色のコットンシャツとともに、素材のコントラストで色の微差をつけるワントーンスタイル。ホワイトペッパーのグリーンみに合わせたカーキ色バッグが引き締め役。

ノースリーブシャツとデザインスカートでエレガントに

シャツ・スカート(エイトン 青山)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(エストネーション〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2019年
シャツ・スカート(エイトン 青山)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(エストネーション〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2019年

パッチポケットを配したノースリーブシャツと、長いベルトやアシメトリーなプリーツで躍動感を添えたラップデザインスカート。エレガントなシルエットを若々しく見せるディテールが新鮮!格上の個性が香る小物で大人の余裕を添えて。

ライトベージュのブラウス×オフホワイトのプリーツスカートで品よく

ブラウス・スカート(ebure)、ピアス・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious7月号』小学館、2019年
ブラウス・スカート(ebure)、ピアス・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious7月号』小学館、2019年

ライトベージュ×オフホワイトのフェミニンスタイルに、ゴールドに輝くジュエリーとサンダルがリッチな引き締め効果を発揮。スクエアフォルムのカゴバッグで、季節感を品よく香らせて。ドロップショルダーのブラウスと、オフ白の薄地プリーツスカートにトップスと同素材のパネルを重ねるラップデザインスカート。プリーツスカートは裏地付きで、単品でも活躍。自然なシワ感とさらりとしたタッチを備えたレーヨンベース素材。

たっぷりとしたプリーツの美しい揺れ感をオールブラックで盛り上げて

ニット(ブラミンク)、スカート(ebure)、ベルト(コロネット〈ミラ・ショーン〉)ピアス・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious7月号』小学館、2019年
ニット(ブラミンク)、スカート(ebure)、ベルト(コロネット〈ミラ・ショーン〉)ピアス・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious7月号』小学館、2019年

ボリュームあるロングプリーツは、動くたびに流れが出るよう工夫された細かいアコーディオンプリーツのラップタイプ。リネン風の加工を施したポリエステルオーガンジーのさらっとした肌触りも魅力。

着こなしに奥行きと軽やかさを!「秋」のおすすめプリーツスカートコーデ


ニットなどの分厚いトップスや、ダークトーンのアイテムが多くなってくる秋。うっかり気を抜くとコーディネートが少々もたついたり、重く見えたりしがちです。そんなときは、着こなしに立体感を出せるデザイン性の高いプリーツスカートが一枚あれば便利。軽やかさも奥行きもかなえてくれてます。

ネイビーのプリーツスカート×ブラウントップスで華やかなインパクトを

ブラウス・P.59とじスカート・ストール・バッグ『アヌーク ベルトバッグ』[クラッチバッグとして使用]・靴(アクリスジャパン〈アクリス〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2020年
ブラウス・P.59とじスカート・ストール・バッグ『アヌーク ベルトバッグ』[クラッチバッグとして使用]・靴(アクリスジャパン〈アクリス〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2020年

今の気分をまとったブラウンのボトルネックトップスに、ネイビーのプリーツスカートが華やかなインパクトを与えて。しなやかな素材で、動くたびに揺れる軽やかなスカートは、なにげない仕草までとびきり優雅に見せてくれます。

適度な落ち感のスカートにジャケットを合わせ、キリッと女らしくエレガントに

ジャケット・ニット・P.59とじスカート・バッグ『アヌーク エンベロープ』(アクリスジャパン〈アクリス〉)、その他/私物 撮影/黒沼 諭 BY:『Precious10月号』小学館、2020年
ジャケット・ニット・P.59とじスカート・バッグ『アヌーク エンベロープ』(アクリスジャパン〈アクリス〉)、その他/私物 撮影/黒沼 諭 BY:『Precious10月号』小学館、2020年

柄のアクセントが効いた優雅なスカートの効果で、ネイビーとベージュでまとめたシックなジャケットスタイルもフレッシュに。上品に華やぎたい日なら、こんな女らしさとかっこよさがある装いで差をつけて。

プリーツスカートでつくる優雅な着こなしをバックパックでカジュアルダウン

バッグ(ヴァルカナイズ・ロンドン〈ウィッスルズ〉)、ジレ(チェルキ〈ステファノ〉)、ニット(スローン)、スカート(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ネックレス(チェルキ〈ミッレ〉)、靴(フラッパーズ〈ネブローニ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious9月号』小学館、2020年
バッグ(ヴァルカナイズ・ロンドン〈ウィッスルズ〉)、ジレ(チェルキ〈ステファノ〉)、ニット(スローン)、スカート(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ネックレス(チェルキ〈ミッレ〉)、靴(フラッパーズ〈ネブローニ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious9月号』小学館、2020年

ロング×ロングの旬なシルエットもデザインの効いたプリーツスカートなら重たたくなりすぎずに優美な着こなしに。シックなトーンでそろえることで品格が漂って。

ロングのマスタード色のプリーツスカート×深Vニットのいい女ベーシックコーデ

スカート(コロネット〈エアロン〉)、ニット(アマン〈アンスクリア〉)、チョーカー・ブレスレット・リング(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(Theory luxe) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
スカート(コロネット〈エアロン〉)、ニット(アマン〈アンスクリア〉)、チョーカー・ブレスレット・リング(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(Theory luxe) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

コットンリブの深Vニットにデザイン性の高いロングプリーツスカートを合わせ、ショートブーツで仕上げたい女感溢れるコーディネート。主役は部分的にプリーツを入れたボリュームあるスカート。こっくりとしたマスタードイエローはどんな色とも相性抜群です。

ボウタイ×端正なカーキのプリーツスカートでいい女コーデの完成

スカート・ブラウス(ブラミンク)、ベルト(ユグランス〈ヴァネッサブリューノ〉)、リング(ラリック ジャパン)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
スカート・ブラウス(ブラミンク)、ベルト(ユグランス〈ヴァネッサブリューノ〉)、リング(ラリック ジャパン)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

この2着があればいい女に見せられる「ボウタイ×端正なプリーツスカート」の組み合わせ。トップスから小物まで、すべて黒で統一。このカラーリングが、スカートのニュアンシーなカラーを、シックに大人っぽく引き立てます。足元はブーティ風のブーツで繊細に。

白のプリーツスカートと男前なジャケットの甘辛バランスが新鮮

ジャケット・スカート・バッグ・靴・ニット(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット・スカート・バッグ・靴・ニット(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

歩くたびにリズミカルに揺れるプリーツスカートが、男前なジャケットの緊張感を和らげる甘辛バランスが新鮮なコーディネート。主役のジャケットはミディアムグレーの細かいチェックが、マニッシュな魅力を演出します。足元はあえて重めのショートブーツが旬のバランス。

注目したい大人顔のプリーツスカートでグレーの装いを躍動的に

ブラウス(チェルキ〈ソフィエ〉)、スカート(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、ピアス・ネックレス・ブレスレット・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(アマン〈ペリーコ〉 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious9月号』小学館、2019年
ブラウス(チェルキ〈ソフィエ〉)、スカート(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、ピアス・ネックレス・ブレスレット・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(アマン〈ペリーコ〉 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious9月号』小学館、2019年

プリーツの幅がグラデーションになったスカートは、歩き姿まで優雅に見せてくれる一着。トップグレーのブラウスと合わせるだけで、しなやかな女らしさを演出できます。

「冬」のプリーツスカートはアウターを選ばない直線フォルムがおすすめ


どんなコーデにも必ずアウターを羽織る冬は、シルエットに響かない直線的なフォルムのプリーツスカートを選んでみて。どんなアウターでもバランスよくまとまるから、自然と着こなしの幅も広がります。

ニット素材のプリーツスカート×肩がけカーディガンでレディライクに

カーディガン(J&M デヴィッドソン 青山店)、Tシャツ(ブラミンク)、スカート(三崎商事〈マロ〉)、 時計・リング・イヤリング(ブシュロン)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious2月号』小学館、2020年
カーディガン(J&M デヴィッドソン 青山店)、Tシャツ(ブラミンク)、スカート(三崎商事〈マロ〉)、 時計・リング・イヤリング(ブシュロン)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious2月号』小学館、2020年

ピンクの肩がけカーディガンと白のプリーツスカートでレディライクに。シネマ女優のような王道の組み合わせは、好感度も抜群。レーシーなニット素材のプリーツスカートがこなれ感をプラス。

ボックスプリーツのスカート×マニッシュなシャツでシンプル・ベーシックに

ジャケット・ブラウス・スカート・バッグ(三喜商事〈アニオナ〉)、靴(クリスチャン ルブタンジャパン)、ピアス(エストネーション六本木ヒルズ店〈ブランイリス〉) 撮影/赤尾昌則(whiteSTOUT) BY:『Precious1月号』小学館、2020年
ジャケット・ブラウス・スカート・バッグ(三喜商事〈アニオナ〉)、靴(クリスチャン ルブタンジャパン)、ピアス(エストネーション六本木ヒルズ店〈ブランイリス〉) 撮影/赤尾昌則(whiteSTOUT) BY:『Precious1月号』小学館、2020年

シングルブレストのジャケットにマニッシュなシャツと、ボックスプリーツのスカートを合わせて。シンプル・ベーシックなスタイリングも、上質な素材の放つ存在感と仕立ての美しさで、特別なオーラを放ちます。

モノトーンツイードのコートから、ベージュのプリーツスカートが軽快にスイング

コート(イザ〈ヌメロ ヴェントゥーノ〉)、スカート(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、ニット(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ(アマン〈ザネラート〉)、靴(JIMMY CHOO)、リング(ダミアーニ 銀座タワー) 撮影/小池哲夫 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
コート(イザ〈ヌメロ ヴェントゥーノ〉)、スカート(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、ニット(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ(アマン〈ザネラート〉)、靴(JIMMY CHOO)、リング(ダミアーニ 銀座タワー) 撮影/小池哲夫 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

ウエストがゆるやかにシェイプされたモノトーンツイードのコートから、ベージュのプリーツスカートが軽快にスイング。納まりのいいシルエットのプリーツがコートの動きに寄り添い、計算された重ね着風に決まります。

イエローのプリーツスカートに比翼ブラウスやチェスターコートを合わせて端正に

スカート・コート・ブラウス・靴(フェンディ ジャパン)、ピアス・リング(フレッド) 撮影/滝川一真(Perle) BY:『Precious1月号』小学館、2020年
スカート・コート・ブラウス・靴(フェンディ ジャパン)、ピアス・リング(フレッド) 撮影/滝川一真(Perle) BY:『Precious1月号』小学館、2020年

シンプルなつくりの多いプリーツスカートにあって、ベルテッドディテールをポイントにしたラップデザインと、薄手のオーガンジー生地の重ね技が新鮮。比翼ブラウスやチェスターコートを合わせて、端正に着こなすのが気分です。

シナモンオレンジのプリーツスカート×ラムレザーのジャケットで辛口フェミニン

ジャケット(チンクワンタ)、ニット(スローン)、スカート(J&Mデヴィッドソン 青山店)、バングル(フラッパーズ〈シンパシー オブ ソウル スタイル〉)、バッグ(エリオポール代官山〈ザンケッティ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
ジャケット(チンクワンタ)、ニット(スローン)、スカート(J&Mデヴィッドソン 青山店)、バングル(フラッパーズ〈シンパシー オブ ソウル スタイル〉)、バッグ(エリオポール代官山〈ザンケッティ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

しなやかなラムレザーのジャケットに、シナモンオレンジのプリーツスカートを合わせたお仕事スタイル。ポインテッド靴、チェーンバッグで辛口なエッセンスを添えて。

ノーカラージャケットにニュートラ気分を醸し出すプリーツスカートの装い

ベルト付きジャケット・ニット(MOGA)、スカート(ブラミンク)、ベルト(yoshie inaba)、ピアス(showroomSESSION〈マリア ブラック)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)靴(JIMMY CHOO) 撮影/黒沼 諭(aosora) BY:『Precious1月号』小学館、2020年
ベルト付きジャケット・ニット(MOGA)、スカート(ブラミンク)、ベルト(yoshie inaba)、ピアス(showroomSESSION〈マリア ブラック)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)靴(JIMMY CHOO) 撮影/黒沼 諭(aosora) BY:『Precious1月号』小学館、2020年

ドロップショルダーのジャージージャケットのゆとりと、ボックスプリーツやブーツの存在感。すべてが今どきの量感をたたえるなか、細ベルト一本でメリハリをつけて絶妙バランスに。

コクーンコートに、旬のプリーツスカートとロングブーツを合わせてバランスよく

コート(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉、ニット (リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、スカート (MOGA)、ピアス(ドゥロワー 六本木店〈グーセンス パリ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
コート(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉、ニット (リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、スカート (MOGA)、ピアス(ドゥロワー 六本木店〈グーセンス パリ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

ジップディテールがスポーティなムードを醸し出すコクーンコートに、旬のプリーツスカートとロングブーツを合わせれば、バランスのいい着こなしに。

40代からのプリーツスカートコーデのポイント


オールシーズン活躍してくれて着回し力抜群のプリーツスカート。だからこそ、季節に合った選びと着こなしをマスターすれば、さらに登場回数が増えること間違いなしです。気温変化が激しい春は汎用性を意識したボリュームと落ち感のバランス、夏はワンツーコーデが映える色や形、秋は着こなしにリズムを与えるデザイン性、冬はどんなアウターにも合う馴染みのいいシルエット… 意識して選べばプリーツスカートをもっと楽しめるかも!? ぜひお試しください。

この記事の執筆者
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