「エルメス」のビューティ、第二章『ローズ・エルメス』が始まります。『Precious』4月号では、「『ローズ・エルメス』が誘う、新たな美のステージへ 」企画を展開中です。
8色のチークと2種類のブラシ、専用のレザー製チークケース、3色のリップスティックで構成された『ローズ・エルメス』は、メゾンの歴史を語るうえで欠かせません。
エルメスの歴史をドラマティックに語り継ぐ、ローズが奏でる新しい物語をお伝えしていきます。今回ご紹介するのは、8色のチークと2種類のブラシ『ファー ア ジュ プードル ソワユーズ』です。
【前回の記事はこちら】 『ルージュ・エルメス』のDNAが受け継がれた、『ローズ・エルメス』のリップ
幸福と愉びを頬に彩る、『ローズ・エルメス』8つの物語
「エルメス」のビューティ、第二章『ローズ・エルメス』を語るうえで欠かせないアイテム、それが『ファー ア ジュ プードル ソワユーズ』。
肌と完全に調和しながらも、一瞬で命を吹き込み、表情に美しい彩りを添える8色のチークカラーは、メゾンが誇る75000色以上のシルクのアーカイブから辿り着いたもの、とジェローム・トゥロン氏は語ります。
「ピンクは感情の移ろいと共にあり、絵画においても心の機微を表現する際に欠かせない色。優しさや儚さ、そして絶対的な強さまで。メゾンのアーカイブから閃ひらめいたのは、豊かな情感に寄り添う水彩画のような8色。また、シルクとパウダーとの共通点を見出し、カレのような、シルクツイルが織りなす繊細な折り目模様をパウダー上に再現しました」
肌色を問わず、溶け込むように発色する『ファー ア ジュ プードル ソワユーズ』はビタミンE配合、きめ細かく軽やかなミネラルパウダーによって上質なつけ心地を追求。
ファンデーションとの相性もよく、ぼかしのニュアンスも自在に演出することができます。シルクが織りなす色彩の美しさを追求し、饒舌で大胆、ときおり、「肌をそっとなでられるような香り」の仕掛けに心を揺さぶられることも。
とろりとしたアプリコットを思わせるコーラルピンクの「ローズ・アブリコ」や高まる鼓動で染まったようなピンク、「ローズ・ポメット」、慎ましやかなのにスパイシーなアジア限定色「ローズ・ポワヴレ」など、どの色も心の内側から解き放たれた一瞬の輝きを捉え、鮮やかに再現。
そして専用の美しいブラッシュ、『パンソー ファー ア ジュ』によって、新たな色彩の旅は、より崇高で特別なものへと変わるのです。
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- PHOTO :
- 戸田嘉昭(パイルドライバー)
- STYLIST :
- 小倉真希
- WRITING :
- 安倍佐和子
- EDIT&WRITING :
- 五十嵐享子(Precious)