『Precious』5月号では、連載『現代の紳士たち』にご登場くださった坂口 健太郎さん。
全国公開中の最新作『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』では、社会の闇に立ち向かう刑事を演じています。激しいアクションシーンに向けたトレーニングやご自身の性格、プライベートについて、一問一答形式でお答えいただきました。Precious.jp独占です。
-- 坂口さんにとって『紳士』とは、どのような男性でしょうか?
難しいですね……。でも僕は「喋り」にすべてが出るような気がします。
たとえば同じ言葉でも、ある人から言われるとザワッと一種の違和感を覚えるけれど、ある人に言われると柔らかく受け入れられることとか、ありますよね。言葉の選び方もそうですが、その人から発せられる声色、音程とか、温度感、雰囲気……。
たぶん、その人が過ごしてきた環境や、経て来た出来事とか……人間性といったものが、話し方にあらわれるのではないでしょうか。僕はそこに紳士的なものを感じますね。
--アクションシーンのためのトレーニングは、相当にストイックになさったのですか。
ジムにはもともと通っていたのですが、今回はもっと高いレベル、それこそ「痛み」がダイレクトに伝わるような芝居を求められたので、より鍛える必要がありました。
でもストイックすぎるのって、僕は続かないんです。米は食べちゃだめとか、お酒は飲むなとか……ダメなんですよ。NOと言われると、したくなる性格(笑)。だからそこまでの節制はしないやり方で、追い込みました。
--お酒はお好きなのですか。
僕のエネルギー源でもありますね(笑)。
飲むと、かなりお喋りになります。食べることも大好きで、好き嫌いなく何でもいただきますね。
--旅行に必ず持っていくものは?
特にこれというものはないかもしれません。今日も財布と携帯ぐらいしか持ってきていません。
--ご自身の性格を分析するとしたら?
けっこうへそ曲がりなところがあります。自分が友だちだったら、イヤだなあ(笑)。
以前、仕事関係の人から『健太郎は空気をよむ人の、空気をよむところがあるよね』と言われたことがあって、妙に納得したことがあります。
--パワーフードはありますか?
卵!目玉焼きとか、ゆで卵とか……毎日、食べます。あと、肉も好きです!
--最近、購入した、いちばん高価なものはありますか?
大きめのソファです。以前なら絶対に買わなかったチェック柄のものを、なぜか直感で買ってしまいました。
僕、椅子がすごく好きなんですよ。自宅にも種類の違う椅子を7、8脚、置いています。
椅子って、家にいるとき、いちばん体をあずけている時間が長いじゃないですか。だから座り心地のよい、お気に入りの椅子にいる時間はホッとして幸せですね。
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- PHOTO :
- 秦 淳司
- STYLIST :
- 壽村太一
- HAIR MAKE :
- 廣瀬瑠美
- COOPERATION :
- バックグラウンズファクトリー
- WRITING :
- 水田静子
- EDIT&WRITING :
- 小林桐子(Precious)