【目次】

40代からの大人ライダースジャケットコーデのポイント

元々ライダースジャケットとは、その名の通りバイクに乗る人(=ライダー)が着るものとして作られたアイテム。クールかつ少しハードな印象もあるため、もしかすると、きれいめ派の中には着こなしに悩む人もいるかもしれません。でも、ここで覚えておきたいのは、きれいめ派が着るからこそ女らしさとタフさのミックスが好バランスな「大人にちょうどいいライダースコーデ」が完成する、ということ。装いをライダースに寄せるのではなく、かけ離れたイメージのクリーンなアイテムやフェミニン要素とミックスすることで、自然と洗練されたカジュアルが完成します。

辛口ライダースジャケットを大人ならどう着こなす?

ニット(ビームス ハウス 丸の内〈デミルクス ビームス〉)、パンツ(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、レザージャケット(チンクワンタ)、ピアス・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ドゥロワー 六本木店〈J&M デヴィッドソン〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/長山一樹 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
ニット(ビームス ハウス 丸の内〈デミルクス ビームス〉)、パンツ(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、レザージャケット(チンクワンタ)、ピアス・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ドゥロワー 六本木店〈J&M デヴィッドソン〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/長山一樹 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

普段エレガンスな装いをすることの多いきれいめ派ががライダースを着るときは、カジュアルに寄せず、敢えていつものコーデにハズしとして取り入れるのがポイントです。リブニット×センタープレスパンツ×ヒールの王道きれいめコーデにライダースジャケットを羽織るだけで、まとまりすぎない洗練カジュアルに昇華してくれます。もしここでテーラードジャケットを羽織っていたらこの洒落感は望めなかったはず。

「春夏」おすすめライダースジャケットコーデ


春夏は、軽やかな素材や明るい配色の装いに、ライダースが程よい重厚感を与えてくれます。コーディネートが「何か物足りないかも…」と思ったときはライダースの出番。それだけで存在感があるライダースは、コーディネート全体の締め役や、アクセントとして活躍してくれます。女らしさとの掛け合わせも楽しんで。

男前なアイテムこそ名品の力を借りていい女度をアップしたい!

ライダースジャケット・シャツ・パンツ・バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイアンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2019年
ライダースジャケット・シャツ・パンツ・バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイアンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2019年

エレガンスなファッションが好きな人でも、ひとつはそろえておきたい黒のライダースジャケット。こうしたユニセックスなスタンダードアイテムこそ、信頼ブランドの定番が力量を発揮するもの。上質なラムレザーは着るほどに体になじみ、しなやかさが増して、いい女の代名詞のような風格が現れる。パンツに合わせるなら、インナーはフェミニンなシャツに。また女らしいタイトスカートや、しなやかなロングスカート、ワンピースなどとも好相性で、思いのほか着こなしの幅が広いのも魅力です。

辛口なライダースにフェミニンなスカートを合わせ甘辛バランスを整えて

ブルゾン(Theory luxe)、ニット(HAUNT代官山/ゲストリスト〈HAUNT〉)、スカート(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、イヤリング・ネックレス(ポメラート・ジャパン〈ポメラート〉)、タイツ(ステッラ〈ピエールマントゥー〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2019年
ブルゾン(Theory luxe)、ニット(HAUNT代官山/ゲストリスト〈HAUNT〉)、スカート(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、イヤリング・ネックレス(ポメラート・ジャパン〈ポメラート〉)、タイツ(ステッラ〈ピエールマントゥー〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

ハンサムなスエードのレザーライダースを取り入れて、目指すのは辛口な女らしさ。エアリーなプリントスカートを楽しむ日こそ、ほんの少しハードなテイストのライダースブルゾンで、おしゃれの掛け算を。

シャープな着こなしにストールで、優しいニュアンスを少しプラス

ライダースジャケット(アストラット 新宿店〈アストラット〉)、ニット(デミルクス ビームス 新宿〈デミルクス ビームス〉)、パンツ(ボウルズ〈ハイク〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンドコー〉)、バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious3月号』小学館、2018年
ライダースジャケット(アストラット 新宿店〈アストラット〉)、ニット(デミルクス ビームス 新宿〈デミルクス ビームス〉)、パンツ(ボウルズ〈ハイク〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンドコー〉)、バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ライダースのような強さのあるアイテムを加えると、着こなし全体がシャープな印象になり、洗練されます。薄着になる季節は、体型がまろやかになる大人の女性こそ、このアイテムを味方につけたい。

上質なシルクのライダースで、かわいい大人のフレンチカジュアル

ジャケット・Tシャツ・デニム・バッグ、靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2018年
ジャケット・Tシャツ・デニム・バッグ、靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2018年

大人の春アウターにふさわしい上質なシルクのジャケットをフレンチシックに着こなして。レザーではない素材で変化をつけるのも新鮮です。コンパクトな丈感は、スカートにもパンツにも似合い、体型を選ばないのが◎。光沢のある明るめのサンドベージュと程よい色落ちのデニムが好相性。初夏に向けて、流行のミモレ丈の軽やかなスカートと合わせるのもおすすめ。

ウォッシュドレザーのライダースならきれいめのヴィンテージ感が女を上げる

ブルゾン(シシ)、グレーのノースリーブニット(クルチアーニ銀座店)、コーラルピンクのパンツ(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、ストール(三喜商事〈イレブンティ〉)、ピアス・ブレスレット・リング(ウノアエレジャパン)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2017年
ブルゾン(シシ)、グレーのノースリーブニット(クルチアーニ銀座店)、コーラルピンクのパンツ(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、ストール(三喜商事〈イレブンティ〉)、ピアス・ブレスレット・リング(ウノアエレジャパン)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2017年

一歩差をつけるなら、洗いをかけたウォッシュドレザーに注目。やわらかい白レザーのおかげで、ハードな印象のライダースをしなやかな印象で着こなせます。ヴィンテージライクな質感で、レザーの本質的な魅力を引き出して。春色のニュアンスカラーとしっくりなじむライダーススタイル。

「秋冬」おすすめライダースジャケットコーデ


着込むことでシルエットがもたつきがちな秋冬。そこで全身のバランスを整えてくれるのが、コンパクトなライダースです。風を通さないレザー素材と、ライダースならではのしっかりとした造りであたたかさを確保しつつ、ジャケット丈のおかげでバランスが取りやすいというところも魅力。秋は、季節をまたぐアウターとして、真冬はアウターの中にレイヤードして使うのもアリ。シックなカラーリングで統一すれば、雰囲気ある秋冬コーデに仕上がります。

ライダースジャケットでスティックパンツを辛口リッチに導いて

ジャケット(チンクワンタ)、カットソー(スローン)、ピアス・ブレスレット・リング(フレッド)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ゴールデン グース 東京店) 撮影/ BY:『Precious9月号』小学館、2020年
ジャケット(チンクワンタ)、カットソー(スローン)、ピアス・ブレスレット・リング(フレッド)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ゴールデン グース 東京店) 撮影/ BY:『Precious9月号』小学館、2020年

夏から秋へ移ろう季節は、ライダースジャケットを一点投入してシーズナル感をトッピング。足元とライダースのスポーティなスパイスで、端正なパンツコーデがスタイリッシュ・カジュアルな雰囲気に。さらにバッグやスニーカーのディテールでシルバーの艶をトッピングすると、モノトーンの装いにエッジの効いた遊び心が息づいて…。大人の女性らしいおしゃれの余裕を感じさせます。

ドロストパンツ×ライダースのハンサムな着こなし

パンツ(エストネーション〈エストネーション〉)、サングラス(アイヴァンPR〈アイヴァン×デニス モリス〉)、ブレスレット(ステディ スタディ〈トムウッド〉)、バッグ ,000(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴/10日とじ 撮影/小林美菜子 BY:『Precious12月号』小学館、2020年
パンツ(エストネーション〈エストネーション〉)、サングラス(アイヴァンPR〈アイヴァン×デニス モリス〉)、ブレスレット(ステディ スタディ〈トムウッド〉)、バッグ ,000(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴/10日とじ 撮影/小林美菜子 BY:『Precious12月号』小学館、2020年

ドロストパンツとライダースのハンサムな着こなしで意外性をもたらして。色味を抑えることで、シック・カジュアルが完成。

辛口なライダースジャケット×しなやかなリブニットワンピースで装いに奥行きが

リング・バングル(ピアジェ)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、バッグ(ピエール アルディ東京)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious12月号』小学館、2020年
リング・バングル(ピアジェ)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、バッグ(ピエール アルディ東京)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious12月号』小学館、2020年

ウインドーショッピングで街を歩く日には、ライダースジャケットで躍動感のある着こなしを。しなやかなリブニットワンピースと、辛口なライダースジャケットが放つ、異素材のコントラストが、黒の装いに奥行きをもたらす。清潔感漂う白のレザースニーカーで、足元からフレッシュに。

ブラックのワントーンで魅せる甘辛ミックスコーデ

ジャケット(チンクワンタ)、カットソー(エイトン 青山)、スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス(showroom SESSION〈マリア ブラック〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(J.M. WESTON 青山店)タイツ/私物 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2020年
ジャケット(チンクワンタ)、カットソー(エイトン 青山)、スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス(showroom SESSION〈マリア ブラック〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(J.M. WESTON 青山店)タイツ/私物 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2020年

トレンドのフェミニンなチュールスカートは、かっこいいイメージのライダースジャケットを合わせて、甘辛バランスを完成。白の小さめバッグでオールブラックに可憐な印象を加えて。

ブラック×ピンクの大人配色の鮮度を上げるレザーのツヤ感に注目!

パンツ(アミ オモテサンドウ〈アミ アレクサンドル マテュッシ〉)、ジャケット(アストラット 新宿店〈アストラット〉)カットソー(スローン)、ピアス・ブレスレット(フレッド)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年
パンツ(アミ オモテサンドウ〈アミ アレクサンドル マテュッシ〉)、ジャケット(アストラット 新宿店〈アストラット〉)カットソー(スローン)、ピアス・ブレスレット(フレッド)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年

パリジェンヌを連想させるライダース&スティックパンツの定番ブラックコーディネート。そこにピンクのビジュー付きバッグを加えただけで、こんなにも新鮮な表情に! 小粋な遊び心が伝わる抜け感のあるカジュアルになります。

ライダース×タイトスカートにはジュエリーで華やぎをプラス

スカート(オットデザイン〈ルーム エイト ブラック〉)、ジャケット(チンクワンタ)、ニット(ドゥロワー 六本木店〈ドゥロワー〉)、ピアス・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(エリオポール代官山〈ザンケッティ〉)、ブーツ『テンプ』(JIMMYCHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
スカート(オットデザイン〈ルーム エイト ブラック〉)、ジャケット(チンクワンタ)、ニット(ドゥロワー 六本木店〈ドゥロワー〉)、ピアス・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(エリオポール代官山〈ザンケッティ〉)、ブーツ『テンプ』(JIMMYCHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

ライダース×タイトスカートの組み合わせ。スカートとロングブーツで足元を繋げた旬の重ためバランスも、コンパクトなライダースならバランスよく着こなせます。媚びない女らしさが魅力のハンサムな女性像を目指して。

レザーのライダース×細身のパンツ×太めヒールのブーツでハンサムコーデ

バッグ『ショッピング・テディ』:スエードのジャケット・カットソー・デニム・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2018年
バッグ『ショッピング・テディ』:スエードのジャケット・カットソー・デニム・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

レザーのライダースに細身のパンツと太めヒールのブーツを合わせたシンプルさが潔い、ハンサムなコーディネート。リネン地にコーティングを施した軽やかな質感のトートバッグが、上質なこなれ感を運んでくれます。

ライダース×マキシワンピースでリラックス感もモード感もかなえる

ジャケット(ヤコブ コーエン GINZA SIX)、ワンピース(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ・ストラップ・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/崇髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
ジャケット(ヤコブ コーエン GINZA SIX)、ワンピース(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ・ストラップ・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/崇髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

リラックス感もモード感も同時にかなえたい、そんなシチュエーションには、ライダースのかっこよさとマキシワンピースのしなやかさを組み合わせた、上級スタイルで。あえて色を抑えた、辛口の大人っぽさが狙いです。

ライダースジャケットとデニムでエッジのきいた着こなしに

シャツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、靴(J.M. WESTON 青山店)、ジャケット(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、パンツ(コロネット〈ヤコブ コーエン〉)、バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2018年
シャツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、靴(J.M. WESTON 青山店)、ジャケット(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、パンツ(コロネット〈ヤコブ コーエン〉)、バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

快適性を重視したい日にも、ライダースジャケットは活躍します。ブラックデニムでエッジのきいた軽快な着こなしに。モノトーンスタイルの日には、印象が重たくならないようにチェーンバッグや、パテントローファーで、艶めきを添えて。

ライダース×ロゴ入りのTシャツで、ちょっぴりメンズライクに

レザージャケット・Tシャツ・デニム・バングル・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2018年
レザージャケット・Tシャツ・デニム・バングル・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2018年

ラムレザーのなめらかな質感や細身のシルエットが大人にちょうどよいライダースジャケットは肩からはおったり、ストールと合わせたり…と、季節をつないでオールマイティに活躍してくれます。ロゴ入りのTシャツで、ちょっぴりメンズライクな遊びを取り入れたぶん、シルバーのチェーンバッグで、艶やかなアクセントを。

ウールカシミヤのワンピースにライダースジャケットで辛口なテイストをプラス

ジャケット(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、ワンピース(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、バッグ(ジョルジオ アルマーニジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2018年
ジャケット(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、ワンピース(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、バッグ(ジョルジオ アルマーニジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2018年

くつろいだシーンにもふさわしい、ウールカシミヤのワンピース。ライダースジャケットやスタッズ付きのパンプスで、辛口なテイストをトッピングすると無難にならずに洒落感がアップします。ファーのバッグでさらに遊び心をオンすれば、大人の余裕が漂って。

ライダース×ジャカードスカートの甘辛ミックスにパールの輝きで華やぎを添えて

ライダースジャケット(アストラット 青山店〈アストラット〉)、ニット・スカート(ブラミンク〈ブラミンク〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、バッグに付けたブローチ・ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(ストラスブルゴ〈ニナ リッチ〉) 撮影/唐澤光也・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2018年
ライダースジャケット(アストラット 青山店〈アストラット〉)、ニット・スカート(ブラミンク〈ブラミンク〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、バッグに付けたブローチ・ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(ストラスブルゴ〈ニナ リッチ〉) 撮影/唐澤光也・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2018年

ライダース×ジャカードスカートの甘辛ミックスのインパクトに負けないように、仕上げのネックレスアレンジで華やぎをプラス。ライダースジャケット合わせなら、たっぷり広がるフレアスカートのシルエットを崩すことなく、美しいまま。バッグに付けたブローチ使いもセンスのいいアプローチに。

ライダース×黒のタートルニットにタイトスカートを合わせておしゃれ感倍増

ジャケット(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、ニット(ブラミンク)、スカート(ebure)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー〈オリバーピープルズ〉)、バングル(ヴァンドームヤマダ〈ロバート リー モーリス〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2017年
ジャケット(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、ニット(ブラミンク)、スカート(ebure)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー〈オリバーピープルズ〉)、バングル(ヴァンドームヤマダ〈ロバート リー モーリス〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2017年

グレージュを基調にバランスよく配した黒が小粋なエレガンスを表現。ライダースのインに黒のタートルニットを着て、波打つような艶をたたえたタイトスカートを合わせた装い。配色でコントラストを効かせつつも、アイテムの組み合わせでも緩急をつけると奥行きが生まれておしゃれ感倍増。

40代からのライダースジャケットコーデのおさらい


エレガンスな装いにかっこよさを掛け合わせることで生まれる、さらなる女らしさと洗練されたカジュアル感。一点取り入れるだけで、その化学反応を存分に楽しめるのがライダースジャケットの最大の魅力です。日ごろのコーディネートに取り入れて、甘辛ミックスコーデの醍醐味をぜひ、堪能してください。

この記事の執筆者
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