【目次】
40代からの大人ライダースジャケットコーデのポイント
元々ライダースジャケットとは、その名の通りバイクに乗る人(=ライダー)が着るものとして作られたアイテム。クールかつ少しハードな印象もあるため、もしかすると、きれいめ派の中には着こなしに悩む人もいるかもしれません。でも、ここで覚えておきたいのは、きれいめ派が着るからこそ女らしさとタフさのミックスが好バランスな「大人にちょうどいいライダースコーデ」が完成する、ということ。装いをライダースに寄せるのではなく、かけ離れたイメージのクリーンなアイテムやフェミニン要素とミックスすることで、自然と洗練されたカジュアルが完成します。
辛口ライダースジャケットを大人ならどう着こなす?
普段エレガンスな装いをすることの多いきれいめ派ががライダースを着るときは、カジュアルに寄せず、敢えていつものコーデにハズしとして取り入れるのがポイントです。リブニット×センタープレスパンツ×ヒールの王道きれいめコーデにライダースジャケットを羽織るだけで、まとまりすぎない洗練カジュアルに昇華してくれます。もしここでテーラードジャケットを羽織っていたらこの洒落感は望めなかったはず。
「春夏」おすすめライダースジャケットコーデ
春夏は、軽やかな素材や明るい配色の装いに、ライダースが程よい重厚感を与えてくれます。コーディネートが「何か物足りないかも…」と思ったときはライダースの出番。それだけで存在感があるライダースは、コーディネート全体の締め役や、アクセントとして活躍してくれます。女らしさとの掛け合わせも楽しんで。
男前なアイテムこそ名品の力を借りていい女度をアップしたい!
エレガンスなファッションが好きな人でも、ひとつはそろえておきたい黒のライダースジャケット。こうしたユニセックスなスタンダードアイテムこそ、信頼ブランドの定番が力量を発揮するもの。上質なラムレザーは着るほどに体になじみ、しなやかさが増して、いい女の代名詞のような風格が現れる。パンツに合わせるなら、インナーはフェミニンなシャツに。また女らしいタイトスカートや、しなやかなロングスカート、ワンピースなどとも好相性で、思いのほか着こなしの幅が広いのも魅力です。
辛口なライダースにフェミニンなスカートを合わせ甘辛バランスを整えて
ハンサムなスエードのレザーライダースを取り入れて、目指すのは辛口な女らしさ。エアリーなプリントスカートを楽しむ日こそ、ほんの少しハードなテイストのライダースブルゾンで、おしゃれの掛け算を。
シャープな着こなしにストールで、優しいニュアンスを少しプラス
ライダースのような強さのあるアイテムを加えると、着こなし全体がシャープな印象になり、洗練されます。薄着になる季節は、体型がまろやかになる大人の女性こそ、このアイテムを味方につけたい。
上質なシルクのライダースで、かわいい大人のフレンチカジュアル
大人の春アウターにふさわしい上質なシルクのジャケットをフレンチシックに着こなして。レザーではない素材で変化をつけるのも新鮮です。コンパクトな丈感は、スカートにもパンツにも似合い、体型を選ばないのが◎。光沢のある明るめのサンドベージュと程よい色落ちのデニムが好相性。初夏に向けて、流行のミモレ丈の軽やかなスカートと合わせるのもおすすめ。
ウォッシュドレザーのライダースならきれいめのヴィンテージ感が女を上げる
一歩差をつけるなら、洗いをかけたウォッシュドレザーに注目。やわらかい白レザーのおかげで、ハードな印象のライダースをしなやかな印象で着こなせます。ヴィンテージライクな質感で、レザーの本質的な魅力を引き出して。春色のニュアンスカラーとしっくりなじむライダーススタイル。
「秋冬」おすすめライダースジャケットコーデ
着込むことでシルエットがもたつきがちな秋冬。そこで全身のバランスを整えてくれるのが、コンパクトなライダースです。風を通さないレザー素材と、ライダースならではのしっかりとした造りであたたかさを確保しつつ、ジャケット丈のおかげでバランスが取りやすいというところも魅力。秋は、季節をまたぐアウターとして、真冬はアウターの中にレイヤードして使うのもアリ。シックなカラーリングで統一すれば、雰囲気ある秋冬コーデに仕上がります。
ライダースジャケットでスティックパンツを辛口リッチに導いて
夏から秋へ移ろう季節は、ライダースジャケットを一点投入してシーズナル感をトッピング。足元とライダースのスポーティなスパイスで、端正なパンツコーデがスタイリッシュ・カジュアルな雰囲気に。さらにバッグやスニーカーのディテールでシルバーの艶をトッピングすると、モノトーンの装いにエッジの効いた遊び心が息づいて…。大人の女性らしいおしゃれの余裕を感じさせます。
ドロストパンツ×ライダースのハンサムな着こなし
ドロストパンツとライダースのハンサムな着こなしで意外性をもたらして。色味を抑えることで、シック・カジュアルが完成。
辛口なライダースジャケット×しなやかなリブニットワンピースで装いに奥行きが
ウインドーショッピングで街を歩く日には、ライダースジャケットで躍動感のある着こなしを。しなやかなリブニットワンピースと、辛口なライダースジャケットが放つ、異素材のコントラストが、黒の装いに奥行きをもたらす。清潔感漂う白のレザースニーカーで、足元からフレッシュに。
ブラックのワントーンで魅せる甘辛ミックスコーデ
トレンドのフェミニンなチュールスカートは、かっこいいイメージのライダースジャケットを合わせて、甘辛バランスを完成。白の小さめバッグでオールブラックに可憐な印象を加えて。
ブラック×ピンクの大人配色の鮮度を上げるレザーのツヤ感に注目!
パリジェンヌを連想させるライダース&スティックパンツの定番ブラックコーディネート。そこにピンクのビジュー付きバッグを加えただけで、こんなにも新鮮な表情に! 小粋な遊び心が伝わる抜け感のあるカジュアルになります。
ライダース×タイトスカートにはジュエリーで華やぎをプラス
ライダース×タイトスカートの組み合わせ。スカートとロングブーツで足元を繋げた旬の重ためバランスも、コンパクトなライダースならバランスよく着こなせます。媚びない女らしさが魅力のハンサムな女性像を目指して。
レザーのライダース×細身のパンツ×太めヒールのブーツでハンサムコーデ
レザーのライダースに細身のパンツと太めヒールのブーツを合わせたシンプルさが潔い、ハンサムなコーディネート。リネン地にコーティングを施した軽やかな質感のトートバッグが、上質なこなれ感を運んでくれます。
ライダース×マキシワンピースでリラックス感もモード感もかなえる
リラックス感もモード感も同時にかなえたい、そんなシチュエーションには、ライダースのかっこよさとマキシワンピースのしなやかさを組み合わせた、上級スタイルで。あえて色を抑えた、辛口の大人っぽさが狙いです。
ライダースジャケットとデニムでエッジのきいた着こなしに
快適性を重視したい日にも、ライダースジャケットは活躍します。ブラックデニムでエッジのきいた軽快な着こなしに。モノトーンスタイルの日には、印象が重たくならないようにチェーンバッグや、パテントローファーで、艶めきを添えて。
ライダース×ロゴ入りのTシャツで、ちょっぴりメンズライクに
ラムレザーのなめらかな質感や細身のシルエットが大人にちょうどよいライダースジャケットは肩からはおったり、ストールと合わせたり…と、季節をつないでオールマイティに活躍してくれます。ロゴ入りのTシャツで、ちょっぴりメンズライクな遊びを取り入れたぶん、シルバーのチェーンバッグで、艶やかなアクセントを。
ウールカシミヤのワンピースにライダースジャケットで辛口なテイストをプラス
くつろいだシーンにもふさわしい、ウールカシミヤのワンピース。ライダースジャケットやスタッズ付きのパンプスで、辛口なテイストをトッピングすると無難にならずに洒落感がアップします。ファーのバッグでさらに遊び心をオンすれば、大人の余裕が漂って。
ライダース×ジャカードスカートの甘辛ミックスにパールの輝きで華やぎを添えて
ライダース×ジャカードスカートの甘辛ミックスのインパクトに負けないように、仕上げのネックレスアレンジで華やぎをプラス。ライダースジャケット合わせなら、たっぷり広がるフレアスカートのシルエットを崩すことなく、美しいまま。バッグに付けたブローチ使いもセンスのいいアプローチに。
ライダース×黒のタートルニットにタイトスカートを合わせておしゃれ感倍増
グレージュを基調にバランスよく配した黒が小粋なエレガンスを表現。ライダースのインに黒のタートルニットを着て、波打つような艶をたたえたタイトスカートを合わせた装い。配色でコントラストを効かせつつも、アイテムの組み合わせでも緩急をつけると奥行きが生まれておしゃれ感倍増。
40代からのライダースジャケットコーデのおさらい
エレガンスな装いにかっこよさを掛け合わせることで生まれる、さらなる女らしさと洗練されたカジュアル感。一点取り入れるだけで、その化学反応を存分に楽しめるのがライダースジャケットの最大の魅力です。日ごろのコーディネートに取り入れて、甘辛ミックスコーデの醍醐味をぜひ、堪能してください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部