「とりあえず、デニムを履いておけば…」ではなく、今春こそ自分の勝負スタイルに「デニムパンツ」を取り入れてみませんか?

誰もが1本は持っているであろう「デニムパンツ」。しかし、カジュアルになりすぎるなど、案外着こなしが難しいアイテムです。

そこで、海外セレブたちのコーディネートから、春のデニムコーデにおけるポイントを探っていきましょう。本記事では、アン・カトリン・ゲッツェ、マリアンヌ・レンドン、ルーシー・ヘイルの「ブルーデニム」を使ったコーディネートを3つご紹介します。

■1:アン・カトリン・ゲッツェは…ライトブルー×ライトベージュで、春らしい爽やかな印象に

デニム_1,パンツ_1,春コーデ_1
ヘアはアップスタイル。これで、コーデ全体がよりすっきりキマる。

ドイツのデュッセルドルフにてキャッチされた、ドイツ出身のモデル、アン・カトリン・ゲッツェ。主にライトブルーとライトベージュの2色でまとめ、ヘルシーでありながらも大人の上品さが香るスタイルで登場しました。

ライトブルーデニムは裾をロールアップして、足元をすっきりとした印象に。ニットはデニムにインすることで、メリハリのあるスタイルアップコーデがかないます。

ブランドロゴを大胆に見せたアンクルストラップパンプスと、ゴールドが控えめにきらめくバッグがアクセントに。

■2:ルーシー・ヘイルは…カットオフデニム×ジャケットで、洗練されたシックな装いがかなう

デニム_2,パンツ_2,春コーデ_2
ショートヘア+首元の開いたトップスで、堅苦しくない余裕のある印象に。

アメリカのロサンゼルスにてキャッチされた、女優のルーシー・ヘイル。カットオフのブルーデニムに、黒やグレーといったシックなカラーのアイテムを合わせた、こなれた装いで登場しました。

ブルーデニムはヘルシーな印象になりがちですが、ジャケットの袖やハンドバッグ、スクエアトゥミュールに黒を大胆に取り入れることで大人の落ち着きを演出。裾が切りっぱなしになっていることで、春らしい抜け感も。

また、彼女はトップスに首元の開いた白のアイテムをチョイス。首元の肌見せは、顔まわりをすっきりさせるだけでなく、濃色コーデを明るく軽やかに見せてくれる効果が。

ブルーデニムをカジュアルシックに着こなしたい。そんな人は、彼女のカラー選びを参考にしてスタイリッシュに春を楽しみましょう。

■3:マリアンヌ・レンドンは…インディゴブルー×ボタニカルで、華やかさを忘れないキレイめカジュアルに

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ワンレンロングのおかげで、より垢抜けた都会っぽい春の装いに。

アメリカのニューヨークにてキャッチされた、女優のマリアンヌ・レンドン。濃色なインディゴブルーのフレアデニムにボタニカルなブラウスを合わせた、カジュアルと可憐さを両立させたスタイリングで登場しました。

足元にボリュームをもたらすフレアデニムを、ハイウエストを選んだことによって、スタイルアップはもちろん、腰から足にかけてIラインが形成され、カジュアルさが抑えられます。

ボタニカルなボウタイブラウスを取り入れることで一気に春めいた装いに。


今回は「デニムパンツ」を使った、スタイリッシュな大人の春コーディネートをお届けしました。彼女たちのスタイリングを参考に、この春は、定番デニムの着こなしをアレンジして、楽しんでいきましょう。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
伊藤彩香