家で過ごす時間が増えた今「ケーキ・タイム」は至福のとき。おいしいのは当たり前、今、ケーキは、アートのようにジュエリーのように美しく、驚くほど華麗に進化しています。
『Precious』5月号では、そんな最新のケーキたちを「『美しきケーキ』に魅せられて」として大特集。美しさだけでなく、おいしさの秘密の内側も断面図でお見せします!
今回は、注目パティシエの話題のケーキ4種をご紹介します。
【「美しきケーキたち」その1はこちら】
ラグジュアリーを体現する、美しきケーキたち | その2
■1:モリ・ヨシダ・パリのモンブラン
![スイーツ_1](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/6/8/720mw/img_6885fb8bc646397cbeb43162da69879d484969.jpg)
パータフィロ(パイのような薄生地)を使ったパリパリのタルトに、濃厚なマロンクリーム、ふわっふわの生クリームにマロングラッセ。そのクオリティの高さと絶妙なバランスに驚くはず。
ラム酒の効いたマロンクリームと大きなマロングラッセは共に濃厚で、味のしっかりした洋栗を使用。対してクレームシャンティ(中の白いクリーム)は甘さ控えめで軽やか。ふわふわのクリームとパイ生地の一種「パータフィロ」のパリパリ食感が、マロンの風味を一層引き立てる。
【モリ・ヨシダ・パリ「モンブラン」詳しくはこちら】
■2:パティスリー イーズのタルトミルティーユショコラ
![スイーツ_2](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/f/3/720mw/img_f38a94569385e93ddc613a7af5bf8a8a493855.jpg)
タルト生地からこぼれんばかりのブルーベリーは、大きく艶やか。その時期にいちばんおいしいブルーベリーを使用し、香ばしい生地と濃厚なカスタードが脇を固める、王道のタルト。
クレーム・ダマンドを絞ってカリッと香ばしく焼き上げたタルト生地に、カスタードと生クリームを合わせた濃厚リッチな味わいのクレーム・ディプロマットと、ブルーベリーのピューレを混ぜ込んだガナッシュ。その上には、みずみずしい旬の大粒ブルーベリーをたっぷりと。
【パティスリー イーズ「タルトミルティーユショコラ」詳しくはこちら】
■3:フォーシーズンズホテル東京大手町のチョコレートエキゾチックキャラメル
![スイーツ_3](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/5/7/720mw/img_57ac91950fd8f924820c4fd20c99ab3c470396.jpg)
昨年9月、ホテル開業直後から混雑必至の「ザ ラウンジ」。ゲストのお目当てはエグゼクティブペストリーシェフ青木裕介氏による華麗なるスイーツ! なかでもテイクアウトケーキは、息をのむほど美しいアーティスティックなデザインと、南国のフルーツをアクセントにした異国ムード漂う味わいでリピーター続出。
ダークチョコレートムースに包まれているのは、上からキャラメルクリーム、バナナとパッションフルーツのクリーム、チョコレートスポンジ、ヘーゼルナッツのシュトロイゼル。甘すぎない大人のためのチョコレートケーキです。
【フォーシーズンズホテル東京大手町「チョコレートエキゾチックキャラメル」詳しくはこちら】
■4:フォーシーズンズホテル東京大手町のラズベリーバニラ ホワイトチョコレート
![スイーツ_4](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/4/4/720mw/img_445123e141cc68acc0f430f41e62a2af493116.jpg)
こちらも、エグゼクティブペストリーシェフ青木裕介氏によるケーキ。世界各国で経験を積み「ペストリーの魔術師」と呼ばれる青木シェフのケーキは東京の新定番。予約する価値あり。
土台は、ラズベリーとイチゴのシャンティクリーム。ホワイトチョコレートムースの中には上からラズベリージャム、ピスタチオのムース、ヘーゼルナッツのスポンジ、サクサクのヘーゼルナッツ生地が。ラズベリーの酸味をふんわり包む新感覚のホワイトチョコレートケーキ。
【フォーシーズンズホテル東京大手町「ラズベリーバニラ ホワイトチョコレート」詳しくはこちら】
※掲載した商品は、すべて税込み価格です。
- PHOTO :
- 川上輝明(bean)
- EDIT&WRITING :
- 田中美保、佐藤友貴絵(Precious)