時代の大きな変化に戸惑いながらも、春の陽気は私たちを新たな日々の希望へと駆り立てます。そんな気分を後押しするのは、装いがもたらすときめきと喜び。選りすぐりの一枚を愛着をもって存分に着こなすためには、それぞれのシーンに必要な最旬最強のコーディネートを決めて、シンプルに実践するのがいちばん。

最新『Precious』5月号では、企画「『決め打ちコーディネート』主義」にて、新しい時代にフォーカスした3つのシーンで映えるおしゃれを、スタイリストがご提案しています。

今回は「出勤日」の「決め打ちコーディネート」をお届けします。

ジャケットスタイルをモードにアップデート

働き方が変わって、数日ぶりに出勤する日。人との触れ合いにホッとするのもつかの間、慌ただしい一日が始まります。

そんなとき、仕事への集中モードにシフトチェンジしてくれるのがジャケットです。ただ、スニーカーで出勤する日が稀ではなくなったように、オンタイムのワードローブはまさに今、進化のまっただなか。いつものコーディネートではなんだか堅苦しく感じてしまうから、主役のジャケットをモードな新顔にアップデート。

グンと柔らかな印象になって、部下からの評判も上々。肩肘を張らず、仕事も自然体がいいと感じられるのです。

ブラウス_1,パンツ_1,バッグ_1,イヤリング_1,時計_1,靴_1,大人コーデ_1,春コーデ_1
ジレ¥382,800/参考価格・ブラウス¥275,000・リネンパンツ¥171,600・バッグ¥214,500(ブルネロ クチネリ ジャパン) 、イヤリング¥407,000(ダミアーニ 銀座タワー) 、時計¥3,168,000(ブレゲ ブティック銀座)、靴¥102,300(トッズ・ジャパン)

ジャケットを流行のロングジレに替えて、気負いなくモード感を取り入れて。ウエストを女らしくマークすれば、クールかつ柔らかな印象に。

パンツもリラックス感のある絶妙なセミワイドが気分。デスクに置いたかわいい小物が和やかな空気を演出して。

時計_2,バッグ_2
腕時計とバッグ。

白とシルバーを基調にクリアで明るいデスク周りを

小物_1
キャンディボックス『ヘニング コッペル ボンボニエール オニオン』¥11,000(スキャンデックス<ジョージ ジェンセン>)、シルバーの万年筆¥143,000(銀座 伊東屋 本店<ファーバーカステル>)、その他/私物

※掲載した商品は、すべて税込です。

問い合わせ先

PHOTO :
生田昌士(hannah)
STYLIST :
押田比呂美/服、CHIZU/インテリア
HAIR MAKE :
Tomo Tamura(Perle/ヘア)、川原文洋(UM/メイク)
MODEL :
大政 絢(Precious専属)
EDIT&WRITING :
藤田由美