■銀座の街並みの中、ひときわ印象的な輝きを放つロロ・ピアーナのファサード
華やかな銀座の街の中、控えめながらも特殊な輝きを放ってそびえ立つ「ロロ・ピアーナ 銀座店」。
細く、長く、空に向かってうねりを見せる、この美しく印象的なファサードを設計したのは、潟博物館や世界各地のルイ・ヴィトン主要店舗など、数々の名建築を生み出してきた建築家・青木淳氏です。
その青木氏自身のキュレーションによるエキシビジョン「青木淳展 –The Touch Of Architecture」が、ロロ・ピアーナ 銀座店で開催。
印象的なロロ・ピアーナ 銀座店のファサードが、青木氏の思考の中でどのように生み出され、そして実際に形となっていったのか、その創作の過程を視覚と触覚の両方で体感する展覧会となっています。
■かくも美しきファサードはどのように生まれたのか?その誕生のストーリーを紐解く
ロロ・ピアーナといえば最高品質の素材により極上の「Touch-手触り」を生み出すブランドとして知られ、その他に類をみない肌心地は多くのファンを獲得しています。
青木氏はそんなロロ・ピアーナが誇る「究極の手触り」からインスピレーションを得て、非常に柔らかで滑らかな感触を硬質な建築で表現するという、相反するコンセプトに挑戦しました。
ロロ・ピアーナの製品に触れた際の感動を、青木氏は次のように語っています。
〜青木 淳氏のコメント〜
製品に触れてまず印象的だったのは、ビキューナやベビー・カシミヤといった貴重な素材の感触でした。非常に滑らかで、素肌にふれてもチクチクしない、これまで体験したことのないものでした。温かみがあるのだけどシャープで、視覚的に表現するならば光沢に近いとおもいました。ブランドカラーであるクンメルも、レンガ色なので温かく重みがあるのだけれど、生地に触れるとツルっとしています。本来共存しそうにない要素が、ロロ・ピアーナでは共存し得るのです。
ロロ・ピアーナのアイテムが持つ「究極の柔らかさ、滑らかさ」をどのように建築という「硬い物質」での表現に投影していったのか…、そのクリエイションのプロセスは非常に興味深いものがありますね。
■見て触れて、視覚と触覚の両方で名建築家のクリエイションを体感
本展では、ロロ・ピアーナの柔らかなカシミヤのソファーに座り、青木氏がインスパイアされた「究極の手触り」を体感しながら、自宅にいるように寛いだ状態で展示を楽しむことができます。
また、会場中央には薄い柔らかなファブリックを重ねた特別なスクリーンを設置。そこにノスタルジックなプロジェクターを使い、銀座店が誕生するまでの軌跡とロロ・ピアーナのブランドストーリーを織り交ぜたスペシャルな映像を投影します。
視覚と触覚がやさしく刺激される特別な空間に浸り、ぜひあなた自身の目と手で、「青木氏のクリエイションとロロ・ピアーナの世界の融合」を体感してみてください。
<青木淳展「The Touch Of Architecture」詳細>
期間/2021年4月16日(金)~5月9日(日)
※4月24日(土)、25日(日)の二日間は15:00-20:00までイベントのためクローズします。
時間:11:00〜20:00 (最終入場:19:30)
入場料/無料
住所/ロロ・ピアーナ 銀座店 東京都中央区銀座3-5-8
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部