今はあまり使わなくなりましたが、
“合い着”という言葉があります。
冬と春、夏と秋の季節の間に着る服を指すのですが、
私の場合は、トレンチをはじめとした薄手のコートが
合い着として大いに活躍しています。
朝晩の気温は10℃前後、日中は20℃前後になると
寒暖差の激しい予報が出ていたある日、
寒がりな私が手に取ったのは、
コットン・シルク素材のひょう柄コート。
季節を問わない素材感ですが、十分に暖かく、
実は初春だけでなく、晩秋にも活躍のアイテムです。
インナーにはこれまた季節を問わない
薄手のカシミアニットを選択。
朝晩の寒さをしのぎつつ、日中の温かさにも対応する
着こなしを考えてみました。
ただし足元だけは素足にしたのが、
春らしさを感じさせる私なりのポイントです。
同じく、季節の合間に着るコートとして
活躍しているのが、やはりシルク素材の
“ミカコ ナカムラ”の『ルナ』です。
ひょう柄のコートがデニムなどに合わせ、
カジュアルに着ているのに対して、
このノーカラーのコートはもち味がきれいめなので、
黒のクロップドパンツに、インナーもブラウスで、
もっぱらオンタイムの装いに登場させています。
一方はひょう柄、一方はオフホワイトと、
柄や色に存在感があるのもポイント。
着るものやコーディネートに困る季節の変わり目も、
これらのコートがあると、
ちょっとおしゃれに乗り切れると思っています。
さて…最後になりましたが、皆さまに
応援をして頂いたおかげをもちまして、
この連載をまとめた書籍、
『152㎝だっておしゃれはできる！』が三刷、
累計12,000部となりました！
連載と書籍をご愛読くださった皆さま、
本当にありがとうございました！
これからも本連載、頑張ってまいりますので、
引き続き、よろしくお願いいたします！
（写真／エディターＨ＆Ｊ 文／エディターＪ）
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