大人のジュエリーのまとい方には、過ごしてきた上質な時間が凝縮されて、自分だけの輝きとなって表れます。雑誌『Precious』6月号では「美しい人は最愛のジュエリーとともに」を特集。各界でご活躍の素敵な4人の女性に、成熟するジュエリーへの思いをお話しいただきました。
今回は、モデルの市川紗椰さんが「身につけていると1日が笑顔になる!」カラージュエリーへの思いを語ってくれました。
市川紗椰さん「身につけていると一日が笑顔になる!『カラージュエリー』のもつ前向きな力が心のゆとりや自信を授けてくれます」
ジュエリーも服も爽やかなトーンで楽しむ初夏の洗練グラデーション
濃淡の翡翠を主役に白とクリアの艶を添えて、清潔感溢れるグラデーションに。
美しいジュエリーは幸せのハードルを下げてくれる
ほのかにグリーンがかった澄んだ瞳に、翡翠のジュエリーがよく似合う。市川さんが身につけたのは、翡翠の濃淡グラデーションを楽しむ爽やかな配色のジュエリー。白翡翠の大きなしずく形のチャームや散りばめられたパールも、彼女の透明感溢れる魅力と相まって、ため息が出るほど美しい。
「ほんとうにきれいな色で、幸せな気持ちになりました。リモート取材が増えてネックレスが気になっていましたが、こんなにたくさん重ねても色が上品なので洗練されていますね」
今年34歳になり、より本格的なジュエリーへの興味も高まってきた。海外育ちの市川さんのジュエリー観には、ご家族からの影響も少なからずあるようだ。
明るいオーラを放つ色鮮やかなネックレスが夏への扉を開いて!
真紅の珊瑚をアクセントに、淡いイエローの琥珀と優しいグリーンの翡翠を中心にした彩り豊かなネックレス。夏の日差しに似合う配色と存在感で、Tシャツや白シャツに華を添えるだけでなく、夏の黒の装いにも鮮やかなコントラストを描いて。
「アメリカでは16歳か18歳のときに、親族から愛用のジュエリーを受け継ぎます。両親はハワイで暮らしていたので、母からはハワイアンジュエリーを、ドイツとネイティブアメリカンの血を引く父からは、チェロキー族ゆかりのペンダントをもらいました」
こうしたネイティブジュエリーには、コミュニケーション手段としての意味をもつモチーフが多く、ジュエリーを通して家族との絆を強く感じることができる。市川さんもそうした物語のあるジュエリーとの出合いを楽しんでいる。
「大好きな伯母は、9人兄弟の父のいちばん上の姉で、私にとって祖母のような、ちかしい存在でした。私がニューヨークのアンティークショップで見つけたゴールドの指輪が、伯母が昔もっていたものと偶然、同じものだったのです! ジュエリーには不思議な縁もあるのだと、さらに思いが深まりました」
そんな経験を通して、ジュエリーのもつ「幸福を呼び寄せるようなパワー」に心惹かれるという。特にカラーストーンの前向きなオーラはそのひとつなのだとか。
「最近は天然の上質な素材を肌につけることのよさを、実感するようになりました。特にきれいなジュエリーはつけているだけで、一日が輝いて、笑顔でいられます。それが信頼につながり、自信を授けてくれるから、ジュエリーが幸せのハードルを下げてくれるような気がするのです。これからもそんなジュエリーとの出合いを心待ちにしています」
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- ヘア/ hiro TSUKUI(Perle) メイク/佐々木貞江
- MODEL :
- 市川紗椰
- EDIT&WRITING :
- 藤田由美、古里典子(Precious)