ヘアドネーションをするために、昨年2月から伸ばしていた髪の毛を切りました。

まずはていねいなブロッキングが肝心です

寄付の規定は、15センチから31センチ未満、または31センチ以上。

いつもカットをお願いしている青山・骨董通りにある「FACE-T」の巨匠・松岡 彰氏に切っていただきました。私はショートボブから伸ばし始めて、32センチで寄付。松岡さんがていねいに定規で長さを測ってくださり、ゴムで束ねていきます。

髪の束を5束つくったところで、もう一度採寸。確認したら一気に切っていきます。5束をまとめてひとつに束ねたら、これで完了です。あとは切った毛束をもらって帰り、自分でレターパックで大阪のボランティア団体『つな髪』に送りました。

ちょっと怖いけれど、できあがった毛束はこんな感じ

髪の毛が伸びるのが早い私で、昨年2月から1年4か月かけて伸ばし、ショートボブがロングボブへ、ロングヘアへと、31センチの長さを目標に伸ばし続けました。

ヘアドネーションとは髪の寄付を募り、その髪で作成した”医療用ウィッグ”を病気や治療の過程で髪を失った人たちに提供する社会貢献活動です。髪の毛は性別を問わず、カラーリングやブリーチした髪でも寄付できますので、ウイッグを必要とする子供たちのために、機会があったら参加してみてはいかがでしょうか?(写真・文/編集E)

この記事の執筆者
美しいものこそ贅沢。新しい時代のラグジュアリー・ファッションマガジン『Precious』の編集部アカウントです。雑誌制作の過程で見つけた美しいもの、楽しいことをご紹介します。