エリザベス女王を公私共に支えたPrince Phillip, Duke of Edinburgh(フリップ王配)の崩御という悲しみを乗り越え、より一層結束力を強くした英国王室。Kate the Duchess of Cambridge(キャサリン妃)は、以前よりも積極的に公務に勤しみ、Prince William Duke of Cambridge(ウィリアム王子)とともに始めたYouTubeチャンネルも大好評です。新しいロイヤルファミリー像を模索する姿は、英国民はもちろん、世界中の人々が好意的な眼差しで注目しています。
一挙一動に視線が集まるキャサリン妃の装いは、あらゆる世代の女性の憧れ。どんなスタイルでも圧倒的なエレガントさで着こなすキャサリン妃のワードローブのなかから、今回は花柄ワンピーススタイルに注目します。
知的で上品なムードを醸すポイントは「袖あり」「ウエストシェイプ」「ひざ下丈」の3つ。甘く仕上がりがちな花柄ワンピースですが、3つのセレクトポイントを踏まえ、合わせるシューズはヌーディーカラーでシック&エレガントにまとめるのがキャサリン妃流のスタイルです。これからのシーズンの着こなしのヒントになる着こなしテクニックをチェックしていきましょう。
■1:ギャザースリーブで女性らしい柔らかさを醸す、パープルベースの花柄ワンピース
パッと華やいだムードを放つ、明るいパープルベースに描かれた色とりどりのフラワーが素敵なワンピース。柔らかな素材感ややや深めに開いたVネック、袖のゴムギャザー使いなど、フェミニンな要素を詰め込んだデザインは、一枚で上品な装いに仕上げてくれます。
ジャストウエストでシェイプされたデザインも、スタイルアップに繋がるディテールです。またひざが隠れる程よい丈も軽やかに仕上がるポイントです。ワンピースを選ぶ際に意識してみては。
■2:袖の繊細なレース使いで上品度が上昇する、レッドベースのワンピース
鮮やかなレッドにホワイトで描かれた花柄ワンピースは、公務でもたびたび登場しているキャサリン妃のお気に入りの一着。英国的な小花柄のワンピースは、キャサリン妃が愛用するアイテムのひとつです。
こちらは襟付きのデザインで、華やかな色柄のなかにも落ち着いたムードを纏わせてくれます。袖は繊細な真っ白のピコレースで縁取りされ、手元に視線が集まる際にも上品さをアピールできそう。ウエストは共布の細いリボンでさりげなくマークするデザインに。さりげなくボディーラインを整えてくれます。
■3:クラシカルなデザインが落ち着いたムードに整える、ペールブルーベースのワンピース
優しいペールブルーにピンクのフラワーが描かれたシャツタイプのワンピースは、色合いやプリント、ベルトマークのデザインなど、クラシカルなデザインが特徴です。着るだけで落ち着いたムードを纏わせてくれる、オンオフともに活躍するワンピースのひとつ。
手首まである長袖は、きちんと感も漂わせてくれます。ランダムに描かれているフラワーに縦ラインのデザインが施されており、さりげなく縦落ちシルエットをメイクしています。スレンダー効果も期待できそうです。
■4:大振りフリルで甘すぎない、ライトグレーベースのワンピース
淡いグレーの透け感ある素材が涼しげなワンピースは、さりげなく絞られたウエストデザインが美シルエットの秘訣。水彩画タッチで描かれたボタニカルプリントは、甘い花柄が苦手な方にも取り入れやすいプリントです。
裾はボリュームのある大振りなフリルデザインが印象的。風がそよぎ膨らむ姿もエレガントに決まります。これからのシーズン役立つ軽やかな素材感のワンピースも、ノースリーブではなく袖ありをセレクトするのがキャサリン妃らしい上品ポイント。ぜひ参考にしてみてください。
今回は、キャサリン妃の大人の花柄ワンピーススタイルをクローズアップしました。「袖あり」「ウエストシェイプ」「ひざ下丈」を網羅したデザインが、甘くなりすぎないポイントに。世界が注目するキャサリン妃の着こなしをお手本に、今年のワンピーススタイルをアップデートしてみませんか?
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 阿部有希
- EDIT :
- 石原あや乃