クリーンな印象の水色は、瑞々しさを引き立てるような色合わせでこの時期ならではの着こなしをしたいです。

水色を主役にしながら、大人らしさを両立したコーディネート術をチェックしてみましょう。

■1:セレーナ・ゴメスは…定番のブルーデニムパンツを繋ぎつつ白で涼感を上乗せ

寒色コーディネートに暖色の赤を小さく効かせ、メリハリのある装いへ。
寒色コーディネートに暖色の赤を小さく効かせ、メリハリのある装いへ。

親しみ慣れたデニムパンツに、水色のブラウスを合わせた爽やかルックのセレーナ・ゴメスをマンハッタンでキャッチ。

深いVネックがセンシュアルなブラウスは、清潔感のある水色をセレクトすることでヘルシーに導くことができます。そこにブルーデニムパンツで気負いなさをプラスしながら、色の一体感をオン。ストレートシルエットなので、ブラウスのきれいめな表情をキープすることに成功しています。

バッグは、ブラウスの柄の色を拾った白を選び涼感を足し算。そして引き締め役として選んだのは、定番の黒ではなく鮮烈な赤のサンダルでした。意志ある強い色で、爽やかな配色にぴりっとしたメリハリを授けています。

■2:ダコタ・ファニングは…淡い淡い水色ワンピースで透明感をまとって

サンダルのチェーンストラップが単調にならない装いを叶えてくれます。
サンダルのチェーンストラップが単調にならない装いを叶えてくれます。

LAでキャッチされた女優のダコタ・ファニング。すっきりとした淡い水色のシャツワンピースを使って、ぱっと明るい透明感のある見た目を叶えていました。

それ一枚でコーディネートがきまるシャツワンピースは、共布ベルトできゅっとウエストマークしつつ裾のボタンをたっぷり開けることで動きをつけています。そこに、ネイビーハンドルの白キャンバスバッグや白サンダルを合わせ、とことん爽やかな色合わせを意識。

きちんとした印象の着こなしですが、そこにチェーンの長さが異なるゴールドネックレスを重ね付けしたことで物足りなさがなくなり、夏らしさもぐんとアップしています。

■3:ナターシャ・アラムは…クールなグレーとシャープな白で大人なニュアンス配色へ

配色にこだったからこそ、ミニマルコーディネートが絵になります。
配色にこだったからこそ、ミニマルコーディネートが絵になります。

2021年4月21日、LAにてキャッチされた女優のナターシャ・アラムは、夏らしく解釈したニュアンスカラーコーディネートを見せました。

表情を明るく、好印象に導いてくれそうな淡い水色のサマーニットトップスに、色のトーンを統一したグレーパンツを合わせスタイリッシュに。トップスとパンツが間延びしないよう、白のベルトをアクセントにすることで抑揚をつけています。足元にも、ベルトと色を合わせたビットローファーをセレクト。ポインテッドトゥなのでシャープな表情が際立ちます。

小物は定番の黒を選ぶことが多いですが、彼女は白を選び季節感のある軽快なムードに着地させていました。同時に、水色とライトグレーのキレイ色が白のおかげで引き立っています。


これからの暑い季節に向けて取り入れたい、涼しげな水色を使ったコーディネートをお届けしました。

まとう人に透明感を与えてくれる色でもあるので、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
WRITING :
阿部芙美香