白デニムを取り入れるとき、平凡では新鮮味に欠けます。
どうしたらかっこよく決まるか海外セレブのコーディネートから見ていきましょう。

■1:メラニー・クロールは…薄軽コート&黒トップスで切れよく!理想の辛口モードが実現

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足元のポインテッドトウのミュールにも白を投入。短めにしたデニムから細い足首を出せばスマートさを強調できます。

モデルのメラニー・クロールが2021年4月末にベルリンでSNAPされたときの着こなしです。
袖にギャザーが施されたフェミニンムードが香るトレンチ風コートのインに、黒の艶トップスを合わせて、白デニムを颯爽とした印象に仕上げています。
デニムはフィット感のあるスキニータイプで、裾を折って短めにアレンジを。
この抜け感が軽やかさの決め手になっています。
デニムの色味が白だから、大人っぽくクラス感のあるリッチカジュアルが完成。
斜めがけにしたバッグや、揺れるタイプのピアスのあしらいも軽快さに効果的な小物使いです。

■2:アレッサンドラ・トレサーニは…Gジャンでメリハリ配色をつくって清潔感あるムードを光らせて

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ミュールはレオパード柄を1点アクセントに。白デニムに映えてクールさが際立ちます。

アメリカの女優、アッレサンドラ・トレサーニは、ハリウッドでキャッチされていました。
白Tシャツの上にGジャンを重ねて、シンプルな白デニムをコーディネート。
デニムはストンと落ちたストレートで、Tシャツの丈が短めなのでバランスよくまとまっています。
逆にGジャンはやや大きめのサイズで、これによってボーイズテイストがミックスされて、新鮮な印象に。
インディゴ×白というメリハリの効いた色合わせは、清潔感あるおしゃれを生み出せます。
このすっきりした2カラーは、夏らしく爽やかさを印象づけるので、ぜひ参考に取り入れてみてください。

■3:キャロリン・ダウアは…BIGジャケットとゆるっとシルエットのデニムなら今っぽい良好バランスに

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胸元には大きめチャームのネックレスをプラス。女性らしさがアピールできます。

パリで見かけられたインフルエンサーのキャロリン・ダウアは、オーバーサイズのジャケットにホワイトデニムを合わせていました。
ジャケットは肩パッド入りのメンズ風デザインで、細ベルトでウエストをマークしています。
ジャケットはダークブラウンで、白デニムと合わせると、センスよくまとまります。
白デニムには黒のトップスを合わせがちですが、黒ジャケットだとシャープに見えすぎることもあるので、まろやかなブラウンで大正解。
ブラウンとホワイトの色合わせは、女性らしいリッチさが香ります。
ボトムのデニムは丈が短めにカッティングしてあり、ゆるりとはけるシルエットです。
BIGジャケットと合わせると、今っぽさ抜群のコーディネートに。
白デニムをモードに着こなしたいときは、こんな大きめサイズのジャケットを組み合わせてみては。


白デニムを今っぽくはきこなした3人のセレブにクローズアップしました。
トップスとの良好なバランスや足元との合わせによって、新鮮で切れよく仕上げていました。
夏の爽やかなおしゃれを楽しみたいときに、白デニムを投入してみてください。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀