旬の着こなしやアイテムを大人目線で解説する不定期シリーズ第2弾は、今注目の「スポーツスタイル」。
新しい生活様式で、自宅周りのジョギングや身近なスタジオエクササイズをする機会が増えたという人がいる一方、いざスポーツとなると何をどう着たらいいのか悩むこともあるはず。
『Precous』7月号では、そんなスポーツシーンでの最旬スタイルに迫りました。
今回は、スタイリストの三好 彩さんに教えていただくとともに、海外セレブたちのスポーツスタイルスナップもご紹介します!
「スポーツスタイル」で外出するのが今の主流
Precious(以下P):スポーツ熱が高まっているものの、実際のところ、何を着るのが正解かわからないという声を聞くのですが……。
三好(以下M):大人スポーツスタイルにはアウター選びが重要です。
P:年齢と共に気になる腰周りを隠せるのは、安心感がありますね。
M:といっても、羽織ればなんでもいいというわけではありません。ポイントは薄くて軽やかな素材感、ある程度の艶感があるものを選ぶこと。スポーティななかに大人の上品さを兼ね備えることができますよ。
P:最近、ブラトップ×レギンス×スポーツブルゾンなどのスポーツスタイルのまま、カフェやスーパーへ出掛ける女性を見かけますよね。ヘルシーで素敵だなと思う反面、ちょっと照れがあるという人も。
M:引き締まったボディのミニマルなワークアウトスタイルは素敵ですが、ブラトップやレギンスなどふだん着慣れていないものにトライするのは照れがあって当然。
そんなときは、タウンユースアイテムを使うのも有効です。例えば、ロングカーディガンやシャツやジレなど。アウターを着慣れたものにすれば、おしゃれのハードルが下がるはず。
P:海外セレブもカーディガンやシャツを上手に合わせていますね。
M:レイヤードで、ファッション性も高まりますし、大人ならではのスポーツスタイルの楽しみ方ですね。
今大人が目指すべき、最旬「スポーツスタイル」研究
■1:黒×カーキでシックなジムスタイルに【ロージー・ハンティントン=ホワイトリー】
ロージー・ハンティントン=ホワイトリーは、インナーを黒でまとめ、カーディガンやスニーカーでニュアンスをつけたスタイルで。
カーディガンを羽織ることで、こなれ感アップ! ぜひ真似したいテクニック。
■2:シャツで華やかに仕上げたスポーティスタイル【オリヴィア・パレルモ】
ネイビーのトップスとパンツにシアーなストライプシャツを羽織ったオリヴィア・パレルモ。小物で初夏らしいリラックス感を出して。
足元やカゴバッグでこなれた抜け感を演出。
■3:ウエストが出るウエアもシャツで街にもなじんで【アレッサンドラ・アンブロージオ】
ミントグリーンのウエアにベージュのシャツを羽織ったアレッサンドラ・アンブロージオ。ヒップまで隠れるサファリシャツが◎。リュクスな配色も参考にしたい。
- PHOTO :
- Getty Images
- STYLIST :
- 三好 彩
- EDIT&WRITING :
- 渡邊和泉、遠藤智子(Precious)