ベルギー王室御用達ショコラティエである「ピエール マルコリーニ」。カカオ豆の生産から、精製にも関わりチョコレートを創り上げるビーントゥバーの先駆け的存在として、ベルギーのみならず世界のチョコレート界をけん引しています。
その25年以上にわたるクリエーションとイノベーションが評価され、昨年はミラノで開催された「ワールド ペストリー スターズ2020」で、世界最優秀パティシエを受賞。チョコレートに対する情熱は尽きることがありません。
日本ではチョコレートを購入できるショップを7店舗出店していますが、なかでも銀座本店と名古屋店では、カフェを併設。季節ごとの味わいを楽しめるパフェやスイーツを提供しています。
2021年の夏のメニューとして「メロンパフェ」や、オリジナルの「カカオ コーラ」が登場。ライターが銀座店に伺い、実食してきたレポート記事をお届けします。
ショコラティエならではの味わい!ピエール マルコリーニの夏の新作「マルコリーニ メロンパフェ」
■1:メロンソーダをイメージした遊び心ある「マルコリーニ メロンパフェ」
「マルコリーニ メロンパフェ」は爽やかな見た目の夏のパフェ。メロンのソルベとフレッシュなメロンの果肉、ホワイトチョコレートのアイスクリームを合わせた、ショコラティエならではのパフェに仕上げています。
トップの丸いメロンゼリーの下には、ポッピングキャンディーとメロンソルベが登場。ポッピングキャンディーとは、口に含むとシュワシュワと弾ける飴細工のこと。
「ポッピングキャンディーを使って、メロンソーダの弾ける感じを表現しました。マスクメロン柄のオーナメントで、ショコラティエならではのメロン感も演出しています」とパティシエの石垣さん。
メロンよりもメロンなソルベとの合わせ技で、夏らしさが全開です。
食べ進めていくとフレッシュメロンが登場。ホワイトチョコレートアイスクリームが絡みついたメロンは芳醇な上に、コクとクリーミーさがあり、極上の味わいに。
さらにフィヤンティ―ヌミルクチョコレートのカリカリとした食感が加わり、最後にはミントゼリーで、さっぱりとした食べ終わり。メロンソーダを飲んだ後のような爽快感を味わうことができます。
■2:クラシカルだけど新しい「クリームソーダ フロート ~ショコラブラン~」
「レトロかわいい」ということで、改めて人気上昇中のメロンソーダ。とはいえ、色がグリーンというだけで、メロンの味はしないことが多いのですが、ピエール マルコリーニではしっかりとメロン味を再現した「クリームソーダ フロート ~ショコラブラン~」を提供しています。
「銀座ということも意識して、レトロな印象を作りつつも、メロンの本格的な風味を表現しました」(石垣さん)
そして、アイスにはバニラではなくホワイトチョコレートアイスクリームを使用。もちろんそのままアイスを食べてもおいしいのですが、コクのあるホワイトチョコレートがメロン味のソーダに溶け込むと、ワンランクアップしたメロンクリームソーダの味わいに!
クラシカルな雰囲気を持ちつつも、まったく新しい味わいのメロンソーダは、銀座の街歩きの休憩にぴったりです。
■3:オリジナルレシピの「クラフトカカオコーラ」
ここ数年、じわじわと世間に増えてきている「クラフトコーラ」。煮詰めたスパイスのエキス、シロップと共に炭酸ソーダでいただく飲み物で、いわゆる一般的なコーラとはまったく異なる味わいを持っています。
「カカオニブやカルダモン、黒コショウ、クローブ、新生姜など数種類のスパイスとフランス産のてんさい糖『ヴェルジョワーズ』でシロップを作り、通常メニューでもあるカカオのピールを使った『カカオティー』とブレンド。マルコリーニならではのクラフトコーラを表現しました」(石垣さん)
ジンジャエールやチャイのようなスパイス感がありながらも、カカオティーとレモンでさっぱりといただける夏向きのドリンク。スパイスのパワーで元気になれそうです。
ピエール マルコリーニならではの味わいを楽しむことができる夏の限定メニュー。いずれも2021年8月31日(火)までの提供です。夏でもさっぱりと楽しめるショコラティエのスイーツ&ドリンクで、銀座の街歩きを涼しくできますよ。
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
問い合わせ先
- ピエール マルコリーニ 銀座本店
- 営業時間/11:00~19:00(L.O.18:30)
TEL:03-5537-0015
住所/東京都中央区銀座5-5-8
- ピエール マルコリーニ 名古屋店
- 営業時間/11:00~18:00 (L.O.17:30)
- 定休日/ミッドランドスクエアの休館日に準じる
- TEL:052-582-0456
- 住所/愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエアB1F
- TEXT :
- 田中いつきさん フリーランスライター
- EDIT :
- 小林麻美