週末だけでなく、リモートワークの増えた最近では平日にも。毎日のように手が伸びる、デイリーカジュアルのマストアイテムといえばデニムです。とはいえ、さらに気温が上昇するこれからは、着ている自分だけでなく、周りにも暑そうにみえないか心配…。

そこで、おすすめなのが淡いライトトーン。濃いインディゴブルーだと重たくみえてしまうデニムも軽やかに纏うことができます。

■1:セリーヌ・サレットは…色落ちデニムを上質アイテムでクラスアップ

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ゴールドのリングと赤いマニキュアがフェミニンさをプラス。

フランス・パリでキャッチされた、女優のセリーヌ・サレット。黒Tシャツにデニム、のベーシックなコーディネートにオーバーサイズなノースリーブのコートを羽織って、モードにまとめていました。

デニムはスキニーなシルエットを選び、裾をロールアップ。色落ちした淡い色味がコーディネートに抜け感を授けています。足元はポインテッドトゥのミュール。コートも足元もきちんとした印象ながら、色落ちデニムの軽快さが装いをこなれた雰囲気に仕上げています。

雨が降ってちょっと肌寒い時や、カジュアル過ぎないシーンに真似したい着こなしです。

■2:パトリシア・ウィルシュクは…フレイドヘムを風通しのよいリッチカジュアルに

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チェーンバッグはベージュをチョイスして夏っぽく。

ドイツ・デュッセルドルフでスナップされていた、ファッションブロガーで美術史の専門家であるパトリシア・ウィルシュク。かなり色落ちしたトーンのデニムは裾が切りっぱなしのフレイドヘムでカジュアル色強めですが、リッチ感の光るバッグやサンダルを合わせたことで大人のシンプルシックなスタイルにまとめています。

トップスはタンクトップで爽やかに。冷房よけや紫外線対策としても便利なストライプのロングシャツの袖を捲って、こなれ感たっぷりの今っぽいルックを完成しています。

■3:マーサ・ハントは…リラクシーなシルエットを小物でグレードアップ

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バックスリングシューズで涼やかさときちんと感を両立。

モデルのマーサ・ハントはニューヨークのストリートで、ベーシックなアイテムを重ねた大人カジュアルを披露していました。

デニムはライトトーンと太めのシルエットでリラックスしたムード。身体を締め付けないラインで、蒸し暑い日もさらっと快適に着こなせます。トップスには白Tシャツを合わせ、さらに清涼感を高めて。とことん着心地のよい、この2つのアイテムを軸に、ネイビージャケットやチェーンバッグ、バックスリングシューズをプラスして洗練されたスタイルに。

こうやって軸になるアイテムを決めておくと、毎朝のスタイリングが楽かもしれません。


ライトトーンのデニムを取り入れた、涼やかな夏のデニムコーデ術をご覧いただきました。心地よさとシックさを併せもつコーディネートは、まさに今らしい雰囲気。ぜひトライしてみてくださいね。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子