ちゃんとレディ、なのに気取らない。「ローヒールサンダル」のコーデ術【海外スナップ】

脚長効果やきちんと感があるのに、きめすぎにならずちょうどいい抜け感が備わっている…。この夏、そんなローヒールサンダルを取り入れて垢抜けを叶えてみてはいかがでしょうか。

■１：リンダ・トールは…メタリックグリーンのサンダルがシンプル上下の好アクセントに

小物の存在感が光る夏こそ、こんなキャッチーなローヒールサンダルを活用してみてはいかがでしょうか。

デジタルタレント、そしてアイウエアブランド『TOL EYEWEAR』を手掛けるリンダ・トールは、カジュアルをベースにしながら、ほんのりエッジの効いた着こなしに定評があります。そんな彼女らしく、どこかレトロな表情のサンダルを活用していました。

サマーニットトップスとデニムパンツのシンプルワンツーがマンネリしないのも、はっと視線を奪うような存在感のあるサンダルを活用しているからです。ダブルアッパーにスクエアトゥ、そしてなんといってもキャッチーなメタリックグリーンが着こなしの好アクセントに。低めのヒールがレトロな印象を助長し、またちょうどいい抜け感を叶えています。

仕上げに、光沢感のあるゴールドネックレスを重ね付けしたことで、上下にツヤが宿り調和の取れた着こなしになりました。

■２：デボラ・レイナー・セバッグは…端正な黒サンダルもローヒールならこなれて見える

程よく力の抜けたデザインを選べば、黒のヒールサンダルもきめすぎになりません。

パリ ファッションウィーク中にキャッチされた、デジタルクリエイター、ファッションコンサルタントのデボラ・レイナー・セバッグ。きちんとした佇まいの黒ヒールサンダルも、さっと引っ掛けられるローヒールを選べばこなれた印象に着地します。

この日彼女が着ていたのは、ワンツーで楽々お洒落が完成する半袖シャツとパンツのセットアップ。ナチュラルな生成りなので、足元に黒を置いてメリハリをつけています。その色でコーディネートをしっかり引き締めながらも、ストラップレス、そしてローヒールのディテールが今どきなリラックスムードを両立できるのが高ポイント。

■３：ペルニーレ・タイスベックは…ローヒールを選んで気張らない雰囲気を上乗せ

洗練感の宿るオールホワイトコーディネートは、肩の力を抜いて着こなしたいです。

スタイリスト、クリエイティブディレクターのペルニーレ・タイスベックは、コペンハーゲン ファッションウィークにてクリーンなオールホワイトコーディネートを披露。

フィット＆フレアのワンピースは、ガーゼと思われるナチュラル素材のおかげで華美になりすぎず、優雅な佇まいが叶います。そこにさらにローヒールのサンダルを合わせたことで、レイドバックなムードを上乗せすることに成功。スタイリッシュなスクエアトゥなので、ラフになりすぎる心配もありません。

手元には、夏らしさがアップするイエローのハンドルやフラップのかごバッグを投入。また、ナチュラルといえどほっこりしすぎないよう、ゴールドジュエリーを散らして穏やかに引き締めていました。

お洒落への探究心を満たしながらも、今っぽいリラックス感もしっかり両立してくれる。そんな魅力がある「ローヒールサンダル」を使ったコーディネートをお届けしました。

このシーズンのサンダルを新調するのなら、ローヒールサンダルも候補に加えてみてはいかがでしょうか。