【目次】
「黒」光沢感があれば華やげる
「黒」のスカートは、光沢感のあるサテン素材を採用すれば、華やかさが宿り沈んで見えません。硬派な黒が柔らかく見えるのもポイントに。
わずかに隙をつくってあか抜ける

トップスとスカートを黒で繋いだ着こなしは、シアー素材とサテン素材の異素材ミックスにして変化をつけて。キレのよい白ジャケットはオーバーサイズを選びつつ、足元の素肌を程よく覗かせ、きれいめコーディネートに隙をつくってあか抜けを実現。
モードな配色を優雅に導く

黒と鮮やかな緑で織りなす、ぱきっとした配色がモードな着こなし。スリット入りのサテンスカートを使って優雅さをプラスし、強い色合わせをしなやかにまとめました。
白黒コーデを単調にさせない

定番の白黒コーディネートが退屈にならないよう、美しいドレープのノースリーブトップスとスムースなサテンスカートをセット。ミニサイズのバッグと華奢ストラップサンダルのように、小物は小ぶりな形にこだわってすっきりと。
ゆったりニットをドレッシーに着こなして

ゆるりとした黒のオーバーサイズオフタートルニットに、同色のサテン×レースのスカートを合わせ、ドレッシーに見せたモデルのサラ・サンパイオ。真っ赤な小物を投入してもトゥーマッチにならないのは、ニットの抜け感がうまく作用しているから。
黒サテンスカートの華やかさを頼りに

シンプルワンツーコーディネートが成功しているのは、ツヤのある黒サテンスカートを取り入れ優雅さを演出しているから。トップスとおなじ暖色のトリカラーバッグが好アクセント。
「白」ツヤ素材で瑞々しく
ツヤが魅力のサテンスカートは「白」を選ぶとパールのような気品を漂わせることができ、瑞々しさもクリア。軽快さと上品さを両立できるコーディネート術を解説します。
シックな黒のなかにツヤめく白を投入

著名人をクライアントに抱える人気パーソナルスタイリストのエリザベス・サルサー。パワーショルダーのダブルジャケットとエナメルオーバーニーブーツを取り入れ、モードな黒の魅力に浸って。ツヤのある白サテンスカートを迎え、質感ミックスが効くモノトーンコーディネートを完成させました。
白を基調として清々しく

ホワイトコーディネートの清々しさをアシストしてくれる、ウォータリーなサテンスカート。ノースリーブトップス×タイトスカートでIラインを強調すれば膨張しません。端正な黒小物でバランスよく引き締めて。
ウエスタンスタイルに気品をプラス

スエードのフリンジジャケットとウエスタンブーツを合わせたカウガールルックは、白のマキシサテンスカートが優雅さを演出してくれるから、ぐっと大人顔に。ベーシックカラーで構成したこともシックなムードに貢献しています。
異なるツヤを融合させ表情豊かに

クルーネックカーディガン、サテンスカート、ロングブーツのフェミニンスタイルは、モノトーンに任せて甘さよりもシックな印象を際立てて。サテンとレザーの異なるツヤを融合させ、定番モノトーンを表情豊かに仕上げました。
ブルーデニムとなら軽快さがアップ

瑞々しい白サテンスカートに似合うのは、ヘルシーなブルーデニムのノースリーブジャケット。すらっとしたIラインを形成し、軽快さをアピール。ビターブラウンのバッグと黒パンプスを加え、小気味よく。
「ベージュ/ブラウン」でしなやかに見せて
品のよい「ベージュ」と「ブラウン」のスカートは、サテン素材を選ぶとしなやかさが倍増。穏やかなカラーがけっして地味にならない、いやみのない華やかさが手に入るメリットも。
白とベージュでつくるニュアンスカラーコーデ

ベージュのサテンスカートに、色味を変えたジャケットを合わせニュアンスカラーコーディネートへ。ぱきっとシャープな白を上下に散らせば、ベージュがぼんやりしません。カットソーを取り入れつつ、ジャケットはやや長め丈を選ぶとお堅くならずこなれ見え。
色味、素材に変化をつけたベージュを重ねて

洒落た空気感をまとえるベージュコーディネートは、色味に変化をつけ奥行きを演出。さらにウール、ニット、サテンを掛け合わせ立体感をアップさせて。引き締め役には、ベージュと相性がよいブラウンを指名。
アニマル柄を効かせ辛口に

ぱりっとした清楚な白シャツにマッチする、優雅なベージュのサテンタイトスカート。強気なアニマル柄を頼りに、辛口エレガントを確立。ピンクのサンダルを取り入れ、程よい遊び心をトッピングすると絵になります。
筒太ショートブーツを合わせ重厚感をプラス

あえて筒太のショートウエスタンブーツを合わせれば、エレガントなサテンスカートに意外性が加わって上級者な面持ちに。ブラウンでリンクするとちぐはぐになりません。レザージャケットとレーストップスの甘辛ミックスもこなれ見えに直結。
発光スカートで間延びを解消

ブラウンのジャケットとスカートが地味にならないよう、明るいトーンを選んでいたオリヴィア・パレルモ。さらにサテン素材のスカートをセレクトし、間延びを解消しました。爽やかな水色のスカーフ、マチュアなグレープカラーのサンダルで飾り付け、視線を引き付けて。
「きれいめ」には上品なサテンスカートがマッチ
「きれいめ」なコーディネートにフィットするサテンスカート。上品なだけでは終わらない、お洒落心もしっかり満たせる実例を厳選しました。
ゆとりジャケットを加え今っぽく

ツヤを湛えた黒のサテンスカートに、ヒールサンダルを合わせレディなオーラを放って。パールネックレスやジャケットを合わせ凛としながらも、ややオーバーシルエットのジャケットを選べばコンサバティブに傾きすぎず、今っぽくきまります。
質感を変えてワンカラーを成功させる

汎用性の高い白ニットプルオーバーを軸に、ワンカラーコーディネートにトライ。サテンスカートやパテントパンプスのように、質感を変えればのっぺりしません。ワンカラーに徹したことと立体素材のおかげで穏やかなインパクトが宿って。
カーキ×イエローのワントーンが新鮮!

淡いペールカラーのスウェットプルオーバーに、同色のサテンマーメイドスカートを合わせセットアップ風スタイルをメイク。きれいめフェミニンにこなれ感を宿すべく、ミリタリーなブルゾンを加えて。辛口カーキとポジティブイエローの組み合わせなら、ワントーンも新鮮。
穏やかブラウンで甘いピンクを身近に引き寄せ

サテン素材とピンクがフェミニンな華やかなスカートは、適度にリラックス感のあるブラウンポロニットを合わせデイリーに引き寄せ。さらにベージュの小物を足し、落ち着いた印象をアシスト。
黒を効かせ白アイテムの素材感を引き立てる

トップスとブーツを黒でまとめることにより、白で揃えたアイテムたちの質感の違いを引き立てて。ツヤのあるサテンロングスカートが気品を醸すから、いつものモノトーンもぐっとクラッシー。
辛口ジャケットにしなやかスカートを添えて

ハンサムな黒のバイカージャケットと、しなやかなサテンスカート。相反するテイストを組み合わせれば、オールブラックのなかに違いが生まれ物足りなさを感じません。シアーなパンプスもさらなるメリハリに貢献。
「カジュアル」スニーカーなどを合わせこなれ感を演出
ドレッシーな雰囲気のサテンスカートを「カジュアル」に着崩し、こなれ感をアピール。スニーカーやゆったりトップスなどを掛け合わせ、エフォートレスにまとめて。
端正なモノトーンにこだわって

白のタンクトップ、黒のスカートとフラットサンダルのリラックスフェミニンスタイルを披露した、モデルのサラ・サンパイオ。光沢感のあるサテンスカートと上質なレザーサンダルにすれば、ラフに傾かず大人の理想とするカジュアルが完成。
上品ブラウンを使ってルーズにさせない

Tシャツやスニーカーを使ったカジュアルスタイルも、歩くたびに気品を醸すブラウンのサテンスカートがあればルーズになりません。さらにTシャツはインせずとも様になる丈感を指名し、楽してスタイルアップを実現。
カラーブロックでプレイフルに!

糖度の高いピンクのサテンフレアスカートが浮かないように、おなじくらいキャッチーな赤のTシャツをセット。ゆとりのあるTシャツなら、抜け感が生まれてトゥーマッチになりません。
リラックスコンビに品の良さを添える

オーバーサイズのビッグニットも、エマ・ロバーツのようになめらかなスカートと重厚感のあるワークブーツをプラスすると品の良さを両立できます。さらにグレーと黒の配色がシックなムードをクリア。
ツヤスカートを迎え間延びを解消

カーディガン、スカート、スニーカーを白で統一した着こなしは、華やかなサテンのスカートを取り入れることで奥行きを宿しながら間延びを解消。黒レザージャケットを重ね辛口ミックスにしたら、スニーカーでドレスダウンしてあか抜けを狙って。
立体的な素材を厳選して印象を沈ませない

ビターブラウンとカーキのミュートカラーコーディネートは、ボアアウター、サテンスカート、スエードシューズのように、素材に特徴のあるアイテムを厳選し、立体感を意識すると印象が沈みません。白靴下をちらりと覗かせ、切れ味よくフィニッシュ。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香