髪がふわりと立ち上がらない、頭皮に原因不明の湿疹やかゆみがある、シャンプーで排水溝にたまった抜け毛を見て怖くなる…。
年齢を重ねるほどに、想像もしていなかった事態が生じてきます。これから先も、悩みがなくなることはないでしょう。でもひとつひとつ地道に対処すれば、頭皮周りの悩みとは無縁、そう見せることは可能です。
雑誌『Precious（プレシャス）』8月号では特集「この夏こそ始める！頭皮美容Q＆A」を展開中。艶やかで豊かな髪を育むための疑問にお答えします。本記事では、大人の頭皮悩みを解決するシャンプーQ＆Aと機能派シャンプーをご紹介します。
シャンプー選びのポイントは3つ。
頭皮に負担をかけない上質な製品を選ぶ。頭皮の状態でシャンプーを替える。そして、髪を立ち上がりにくくする皮脂を取り去るプレシャンプー料を、レギュラー入りさせましょう。
Q１：長年のカラーリングのせい？吹き出物、湿疹、化粧かぶれのようなことは頭皮にも起こる？
A：頭皮も顔肌と同じです。年齢を重ねるほどに、想定外の不調が生じやすくなります。一時的なら敏感頭皮用のシャンプーに替えて。長引くなら皮膚科で相談を。
Q２：髪を洗ってもベタつきが消えません。洗浄力が高いシャンプーに替えたほうがいいですか？
A：髪の立ち上がりを阻止してニオイの元となる頭皮の皮脂は「頭皮クレンジング料」で取り去るものと心得て。
Q３：洗うのもすすぐのも襟足から？正しい手順はありますか？
A：額の生え際からでもどこでも楽な体勢、楽な順番で大丈夫。最終的に過不足なく洗えればよいのです。ただし吹き出物ができる人は、洗髪後の洗顔を習慣にして。
■１：かゆみや赤み、炎症がある。頭皮が敏感な人へ
湿疹や謎のブツブツ、かゆみや赤みなど、トラブルがある時期だけに使いたい敏感頭皮専用のシャンプー。濡らした髪につけて、マッ サージするように優しく洗って。
■２：髪がうねる、白髪が増えた…。頭皮のニオイや老化も気になる
エイジングが進む頭皮の活力を甦らせる炭酸泡のシャンプー。配合されたフルボ酸が栄養素を頭皮にデリバリー。炭酸による微細な泡が、皮脂や汚れをすっきりとオフ。 血行を促進してハリのある髪を育んで。
【うねってバサバサ or つぶれる？ならば、髪質改善アイテムを！】
●顔たるみが気になる頭皮老化進行中の人に
年齢を重ねた頭皮と髪を、穏やかに洗い上げる贅沢なテクスチャー。トウキ根エキス、クララ根エキスなどの成分がたっぷり。頭皮タイプ別に、混合肌・ゆらぎ肌・乾燥肌用から選んで。
●うねり、ニオイ、薄毛が目立つ頭皮のクレンジング料
皮脂やフケが気になるなら毎日、その他の場合は週に1回が目安。ニーム配合のオイルを頭皮になじませ、少量の水を加えて揉み込むようにマッサージして。その後はいつものようにシャンプーすればOK。
※掲載した商品は、すべて税込です。
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- PHOTO ：
- 戸田嘉昭・池田 敦（パイルドライバー／静物）
- EDIT&WRITING ：
- 柳田美由紀、五十嵐享子（Precious）
