2021年Precious8月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

ラグジュアリーファッション誌『Precious(プレシャス)』8月号をお読みいただいた方へのアンケート調査(ネットアンケート&郵便はがき)にて、「好きなコーディネート」に選ばれた着こなしを、その理由とスタイリングのコツを交え、ランキング形式でご紹介します。

Precious8月号(7月7日発売)の表紙
Precious8月号(7月7日発売)の表紙、カバーモデルは大政 絢

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、風通しがいいリラクシングなシルエットや素材感ながら、品のよさはしっかりキープした装いが多数ランクイン。パンツスタイルに人気が集中しているのも大きな特徴で、動きやすさを兼ね備えた着こなしへの関心が高まっていることがわかります。

また、夏であっても圧倒的に無地が多く、色合いも「ベージュ」「白」「グレー」といったベーシックカラーが中心。気負いなく着ることができるのはもちろん、秋に向かう端境期に取り入れやすいコーディネートなのも注目です。

それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?

【10位】白のオフショルダーブラウス×ブルーのパンツ

10位 P43
ブラウス¥33,000(ebure GINZA SIX店) パンツ¥35,200(Theory luxe) ピアス¥137,500(エスケーパーズオンライン<シリル>) バングル¥64,900・リング¥85,800(ヒロタカ 東京ミッドタウン店) バッグ¥267,300(デルヴォー・ジャパン)[Precious2021年8月号43ページ]撮影/長山一樹(S-14)

10位にランクインしたのは、肌当たりが柔らかなオーガニックコットンのオフショルダーブラウスに、くすみのない、鮮やかなブルーのパンツを合わせたコーディネート。いきいきとヘルシーな印象を演出する着こなしです。

真っ白でハリのある素材のブラウスは、「オフショルダーでも品がいい」など大人の肌見せスタイルとして好印象。また、白×ブルーの色合わせも「清潔感が感じられる」理由のひとつとなったようです。

【9位】コンパクトなツイードジャケット×デニムパンツ

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ジャケット¥385,000・デニム¥79,000・サングラス¥55,000・イヤリング¥99,000・ネックレス¥104,500・靴¥104,500 ※すべて予定価格(セリーヌ ジャパン<セリーヌ バイ エディ・スリマン>)[Precious2021年8月号191ページ]撮影/生田昌士(hannah)

クラシカルな端正さと、時代の気分を映すリラックス感。その両方を備えた「セリーヌ」のジャケットを主役にしたコーディネートは、いち早く秋スタイルをチェックしたい人から票が集まりました。

ウエスト周りをすっきり見せるコンパクトシルエットに、なだらかに落とした肩のラインがこなれ感を添えるブークレツイード素材の「シャスールジャケット」は、ブラゾン(=紋章)を刻んだゴールドボタンが叶える着映え効果にも注目です。

さらりとデニムに合わせるだけで、心ときめくほど華麗にスタイルアップする着こなしには、「ジャケットとデニムの配分バランスを真似したい」「品よくかっこいいデニムスタイル」といった声が寄せられました。

【8位 】グレーの半袖ニット×グレーのパンツ

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ニット¥19,800・パンツ¥28,600・スカーフ¥30,800(スローン) ピアス¥66,000(ホワイトオフィス<ジジ>) リング¥34,650(プリュイ トウキョウ) 時計¥1,947,000(オメガ) バッグ¥204,600(トッズ・ジャパン) 靴¥101,200(リエート<サントーニ>)[Precious2021年8月号90ページ]撮影/熊澤 透

気温も湿度も高い日本の夏に合った「通勤スタイル」を、日本の気候をよく知る日本ブランドから提案したコーディネートも、高く評価されました。

「落ち着いた色合いで大人にぴったり」「スカーフのあしらい方が素敵」「知的な印象」と反響があったのは、ユニセックスで着られるラインナップが特徴で、メイド・イン・ジャパンにもこだわりがある「スローン」のアイテムを軸にした着こなし。

やや透け感のあるニットは、吸水性、発散性に優れた高品質なアイリッシュリネンを使用。ややパフスリーブ風の袖が、ベーシックなデザインに上品なアクセントを加えています。オールグレーでまとめた装いにブルーの差し色を足すことで、きちんと見せながらも清涼感の漂う仕上がりに。

残暑が厳しいこれからの季節はもちろん、秋にも大いに活躍してくれるスタイルです。

【7位】シアー素材のセットアップ

7位 P88
ブラウス[キャミソール付き]¥53,900・スカート¥86,900(ebure GINZA SIX 店<ebure>) ピアス¥28,600(showroom SESSION<モダン ウィーヴィング>) リング¥26,400(エスケーパーズオンライン<タプレイ>) バッグ¥451,000(ヴァレクストラ・ジャパン) 靴¥106,700(セルジオ ロッシ)[Precious2021年8月号88ページ]撮影/熊澤 透

続いても、日本ブランドの「通勤スタイル」がランクイン! こちらは、大人の女性を優雅に美しく魅せるブランド「エブール」のセットアップが主役のコーディネートです。

流行のシアー素材を使ったエレガントなセットアップは、さわやかなライトブルーと上品な透け感で涼やかさを演出。生地にハリ感があるから、身につけていても体に張り付かず、快適に過ごせそう。

見るからに風通しがよさそうな着こなしには、「落ち着きがあるけど涼しげ」という声が。また、「透け感が程よくてエレガント」「清楚な印象」など、品のよさをキープしたシアー感に着目した方もいらっしゃいました。

【6位】ロング丈のノースリーブトップス×リネン混のワイドパンツ

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パンツ¥96,800(ラ・フォンタナ・マジョーレ 丸の内店<gentry portofino>) トップス¥23,100(プレインピープル青山<プレインピープル>) ネックレス¥48,400・バッグ¥84,700・チャーム¥36,300(ロエベ ジャパン) サングラス¥25,080(ルックスオティカジャパン<レイバン>) ピアス¥137,500・ブレスレット[細]¥151,800(ミラモア ファイン ジュエリー) ブレスレット[太]¥38,500(ホアキン・ベラオ) 靴¥70,400(JIMMY CHOO)[Precious2021年8月号50ページ]撮影/生田昌士(hannah)

リラックス感があるのに、遠目からも凛とした雰囲気が醸し出される「ワイドパンツ」を取り入れたコーディネートも人気を集めました。鍵となるのは、引き締め効果が高く、重心を上げる「小物使い」のテクニックです。

なめらかなリネン混のワイドパンツに、ロング丈のノースリーブトップスを合わせた着こなしは、「心地よく風が通りそう」という感想が寄せられた、ゆるやかな“Ⅰライン”のシルエット。仕上げにインパクトのあるネックレスを加えることで、視線が上に集まります。

発色のいい「ロエベ」のイエローアナグラムが、ベージュのワントーンを単調に見せない効果を発揮している点も「ペンダントがよく効いている」と好評でした。

【5位】白のノースリーブシャツ×リネンコットンのワイドパンツ

5位 P57
パンツ¥82,500(ブラミンク) シャツ¥77,000(ミカコ ナカムラ 南青山サロン<MIKAKO NAKAMURA>) サングラス¥41,800(アイヴァン 東京ギャラリー) ピアス¥102,300・スカーフ¥57,200・ウォレット[ベルトループ付き]¥311,300・ベルト¥180,400・靴¥132,000(エルメスジャポン)[Precious2021年8月号57ページ]撮影/坂根綾子

5位のコーディネートも、エスプリの効いた小物がコンフォートな装いに映える「ワイドパンツ」のスタイリング。アンケートには「スタイルがよく見えそう」「小物の取り入れ方にセンスを感じる」という回答が多く見受けられました。

力の抜けた印象を導くシャリ感のあるリネンコットンのワイドパンツに、清潔感のある白のノースリーブシャツを合わせて。ベルトポシェットで今どきの躍動感をプラスし、さらに色鮮やかなスカーフやピアスで顔周りにアクセントを添えれば、下半身の重たさを感じさせすにスタイルアップが叶います。

【4位】白のノースリーブシャツ×ベージュのスカート

4位 P45
「ディオール」のシャツ¥159,500・スカート¥275,000・バッグ¥616,000・靴¥130,900 「ディオール ファイン ジュエリー」のブレスレット¥155,100(クリスチャン ディオール)[Precious2021年8月号45ページ]撮影/長山一樹(S-14)

「カジュアルだけど品がある」「女性らしいシャツスタイル」「シンプルなワンツーコーデでも存在感がある」などの高評価を得たのは、ワーケーションをイメージしたスタイリング。

コットンポプリンのノースリーブシャツは、リモートミーティングでも顔色が映えて、きちんと見えるのもメリットに。この夏の大本命でもある、ラバーソールのスポーティサンダルで足元には抜け感を。シックな色使いのコーディネートに、クロスステッチが施されたショルダーバッグが夏らしい高揚感を演出します。

自分のリズムで柔軟に場所を選んで働く新時代のスタイルは、バランス感こそが大切。等身大でいられる着こなしに身を包むことで、リモートワークがもっと快適に変わるはず!

【3位】オーバーシルエットのバンドカラーシャツ×リブニットのスカート

3位 P41
シャツ¥26,400・スカート¥27,500(カオス丸の内) ピアス¥440,000・ブレスレット¥968,000・リング 指先側から/¥495,000・¥396,000(ポメラートブティック 銀座店) バッグ¥52,800(ラドロー オンラインストア) 靴¥111,100(ジージーアール ジャパン<ジャンヴィト ロッシ>)[Precious2021年8月号41ページ]撮影/長山一樹(S-14)

風を通す軽やかな素材やニュートラルな色は、今の気持ちと素肌に心地よく寄り添うだけでなく、フェミニンな装いを更新するためにも押さえておきたいポイントです。

体が中で泳ぐオーバーシルエットのバンドカラーシャツは、透け感のあるシアーな素材感が今のムードにフィット。伸縮性のあるミラノリブのナロースカートを合わせれば、品よく見せながら、快適な装いが完成します。さららに、かごバッグやヌーディなレースアップサンダルといった、夏ならではの小物使いで、旬のエッセンスを加えて。

こちらのコーディネートには、「スカートの色やシルエットが今っぽい」「上品テイストの服と、夏っぽいバッグやサンダルの合わせ方が新鮮」などの反響が。昨年までのふわりとしたフェミニンスタイルとは違った女性らしさに意識が向かっている傾向が、この結果からよくわかります。

【2位】ベージュのシャツ×キャメルベージュのショートパンツ

2位 P67
パンツ¥71,500(ストラスブルゴ) シャツ¥31,900(アノア<セミクチュール>) サングラス¥37,400(モスコット トウキョウ) ピアス¥721,600・リング¥1,019,700(TASAKI) ストール¥29,700(カオス丸の内<アソースメレ>) バッグ¥339,900(デルヴォー・ジャパン) 靴¥86,900(ジージーアール ジャパン<ジャンヴィト ロッシ>)[Precious2021年8月号67ページ]撮影/熊澤 透

2位、そして続く1位にも「ショートパンツ」がランクイン! のびやかな心地よさや新鮮なバランス感で、人気が復活しているアイテムです。ベーシックパンツのデザインをベースにした“アラウンド膝丈”であれば、着こなしやすく、洗練された休日スタイルの即戦力に。

「エレガントなショートパンツスタイルのお手本」「シックな色使いだからスポーティになりすぎない」という声が集まったこちらのコーディネートは、キャメルベージュのショートパンツを同系色でまとめた、リッチなグラデーションスタイル。丈の短いパンツだからこそ、最愛配色がアクティブに更新されて、小気味よい佇まいへと導いてくれます。

足元をフラットなパンプスで気負いなく仕上げれば、知的アクティブな最旬コーデの完成です!

【1位】グレージュのポロシャツ&グレージュのショートパンツ

1位 P38
シャツ¥275,000・パンツ¥119,900・バッグ¥391,600・靴¥140,800(ブルネロ クチネリ ジャパン) サングラス¥49,500(グローブスペックス エージェント<アーレム>) イヤリング¥583,000・ブレスレット 手首側から/¥561,000・¥1,342,000(ブルガリ ジャパン)[Precious2021年8月号38ページ]撮影/長山一樹(S-14)

『Precious8月号』で堂々1位に輝いたのは、「きちんと感があるカジュアルスタイル」「休日のお出かけにぴったり」「軽やかで子心地もよさそう」「アイテムの組み合わせや丈やボリュームなどのバランスが絶妙」など、多くのコメントがお気に入りの理由として寄せられたショートパンツの着こなし。最愛カラーのグレージュが、軽快なショートパンツで新鮮な表情を見せてくれます。

ニューノーマル時代では、都会と郊外を行き来したり、よりシームレスで風通しのいいライフスタイルを求めるように。グレージュのワントーンなら、どんな風景にも優しく溶け込みます。足さばきのいいショートパンツとシルクのポロシャツ、そしてホワイトベースのスニーカーのコーディネートで、より軽やかなおしゃれを手に入れましょう。

もっと心地よく、本質的なおしゃれをポジティブな気持ちで楽しめることが「これからのエレガンス」だと感じるように、大きなマインドチェンジがありました。もう、頑張ったおしゃれに縛られる必要はありません。今まで培った、品格のあるスタイルをベースに、少しだけ速度を落として、よりニュートラルに…。そんな、未来へと向かう大人のための新たなスタイル「スローダウン・ラグジュアリー」の提案が、多くの読者の共感を得た結果になりました。

以上、ファッション誌「Precious(プレシャス)」2021年8月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。

このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?

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2021年8月7日発売 ¥1,100(税込)

 

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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious8月号』小学館、2021年
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