世界一のグルメシティ東京。この街で食べられない国の料理はないといわれるほど、各国の料理店がひしめく東京で、なかなか旅ができない今、「口福」の世界旅行を楽しみませんか?

最新『Precious』9月号では、企画「旅気分で行きたい! トーキョー世界レストラン」を特集。各国料理を食べ尽くした偏愛系フードライター・小石原はるかさんをナビゲーターに、海外への恋しい気持ちを満たしてくれる、話題のお店やツウが通う名店をご紹介します。

今回は、東京・奥渋谷のアジア屋台料理店「ピポンペン」についてお届けします。

 

ここはベトナム?大衆食堂=コムビンザンが!|アジア屋台料理・ピポンペン(奥渋谷)

レストラン_1
メニュー札がずらりと並ぶ、アジアの食堂を思わせる店内。

代々木公園近く、通称「奥渋」エリアにある「ピポンペン」。

2階に灯るベトナム伝統のカラフルなホイアンランタンが目印。店内インテリアは、屋台のネオンサインを思わせるピンク色で統一。ずらりと並ぶ、ピンクで書かれたメニュー札が不思議と食欲をそそります。

レストラン_2
店内の様子

ベトナムの大衆食堂のように、好きな料理を自由に楽しむ

レストラン_3
メイン3品+おまかせ惣菜4品で¥1,350、魯肉飯(ルーローハン)+おまかせ惣菜3品で¥1,200など

「人気料理家の提供メニューほか、アジア各地のお惣菜がショーケースに並ぶ姿にときめく!

好きなものを選んでビールと一緒に店内で楽しむもよし、テイクアウトして近くの公園で楽しむもよし。ピンクのテーブルに、水玉のグラスやカラフルな食器類。ちょっとした小物使いもアジアの食堂気分満載。近所に欲しい一軒です」(小石原さん)

アジアの架空の田舎町出身の若者が都会に憧れ上京し開店した店、というのがコンセプト。どこか懐かしい雰囲気と洗練の味が見事に融合しています。

レストラン_4
提供されているメニュー

唐揚げや焼売、焼きそば、麻婆豆腐などメインは6種、ナムルや辣白菜(ラーパーツァイ)など惣菜は10種ほどが常時並ぶ。メイン3品+おまかせ惣菜4品で¥1,350。魯肉飯(ルーローハン)+おまかせ惣菜3品で¥1,200など。

代々木八幡の人気ベトナム料理店「ヨヨナム」の姉妹店。料理家の植松良枝さんや小堀紀代美さんがメニューを提供。

※営業日や営業時間に変更の可能性があるため、お出かけの際は最新情報をご確認ください。
※掲載したメニューは、すべて税込です。

店舗DATA

  • ピポンペン
  • 営業時間/11:30〜15:00(14:30 L.O.)、16:30〜23:00(22:30 L.O.)不定休
    Instagram/@pipompenh
    TEL:03-6407-8345
  • 住所/東京都渋谷区神山町40-1 鈴井ビル2F
     
PHOTO :
篠原宏明、川上輝明(bean)
EDIT&WRITING :
田中美保、佐藤友貴絵(Precious)