世界一のグルメシティ東京。この街で食べられない国の料理はないといわれるほど、各国の料理店がひしめく東京で、なかなか旅ができない今、「口福」の世界旅行を楽しみませんか?
最新『Precious』9月号では、企画「旅気分で行きたい! トーキョー世界レストラン」を特集。各国料理を食べ尽くした偏愛系フードライター・小石原はるかさんをナビゲーターに、海外への恋しい気持ちを満たしてくれる、話題のお店やツウが通う名店をご紹介します。
今回は、東京・渋谷のメキシコ料理店「RUBIA」についてお届けします。
渋谷の路地奥。喧騒を抜けた先に広がる、新感覚のファイン・フュージョン・メキシコ料理「RUBIA(ルビア)」(東京・渋谷)
「3年ほど前から始まったタコスブーム。日本タコス協会の会長でもあるオーナーが手掛ける2店舗目は、メキシコ料理と日本料理が融合したモダンなファインダイニング。
特筆すべきは、具材はもちろん、トルティーヤからすべて自家製の『クラフトタコス』。見た目に麗しいオープンスタイルのタコスは、馬肉に生姜や茗荷を効かせた特製サルサソースを合わせたり、キクラゲに竹炭とトリュフのソースを合わせるなどユニーク。
ブルーコーンやエゴマ、レッドコーンなどを使ったカラフルなトルティーヤも楽しい!
洗練されたインテリアやアート、器などはメキシコから持ち込んだもの。細部まで妥協しない独自の世界観と、オーナーの深いメキシコ愛を堪能できます」(小石原さん)
花畑のような「お花のリゾット サルサヴェルデと自家製のリコッタチーズ」は、青トマトとハラペーニョの旨味と香りがきいた一品。
2階のミクソロジーバーのいち推しは「ブロンズエリクス」。フレッシュマンゴーのシロップを効かせたウオッカベースのカクテルは、ブラックペッパーたっぷりのカリッと焼いたベーコンをかじりつつ楽しんで。
渋谷・スペイン坂の路地奥に佇む淡いグリーンの建物が目印。ランチやディナーはもちろん、朝からタコスが楽しめるほか、アガヴェスピリッツのお酒が豊富に揃うミクソロジーバーも。
外国人客からも人気で、まさに海外旅気分を味わえます。
※新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下では一部情報が変更となる可能性があります。公式HPなどでご確認ください。
※掲載したメニューは、すべて税込です。
問い合わせ先
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RUBIA
営業時間/ - 1Fレストラン:ブランチ&コーヒー8:00〜14:30、ディナー&ワイン17:00〜23:30
- 2Fミクソロジー・バリスタラウンジ:アフタヌーンティー&シャンパン14:30〜17:00、ミクソロジーバー17:00〜1:00
Instagram/@rubia_tokyo - TEL:050-3204-1744
住所/東京都渋谷区宇田川町13-4 コクサイビルC館 1F
- PHOTO :
- 篠原宏明、川上輝明(bean)
- EDIT&WRITING :
- 田中美保、佐藤友貴絵(Precious)