さまざまなイベントを通して新たな才能との出会い、アートとの出会いを提供してきたCHANEL NEXUS HALL(シャネル・ネクサス・ホール)にて、9月8日(水)~10月24日(日)の期間、フランスを代表するファッションフォトグラファー・ギイ ブルダンの写真展が開催。

1940年代後半から写真を撮り始め、その後「ファッション写真」を芸術へと押し上げた軌跡をもつ彼の、貴重な作品を見ることができる機会は見逃せません。

シャネル・ネクサス・ホールにて「The Absurd and The Sublime ギイ ブルダン展」が期間限定で開催

展覧会_1
Untitled, Guy Bourdin Archives, n.d. (C)The Guy Bourdin Estate 2021/Courtesy of Louise Alexander Gallery

挑発的なイメージで知られるギイ ブルダン。1955年2月号のフランスのヴォーグ誌に初めてファッション写真が掲載され、ファッション誌のほか、シャネルなどのブランド広告も手掛けています。

これまで、ヴィクトリア&アルバート博物館、テートモダン、ジュードポーム美術館、ゲッティ美術館などで作品が展示され、2006年には、彼の国内初となる写真展が東京都写真美術館で開催されてきました。

今回の展覧会では、ギイ ブルダンのアイコニックな作品に加え、貴重なアーカイブからポラロイド写真が厳選して展示され、これまで展示されたことのないオリジナルプリントも展示。予約不要・入場料無料なので、気軽に楽しむことができます(混雑時は入場制限がありますので、予めご了承ください)。

独特な構図やストーリーテリングを感じられる作品がラインナップ

展覧会_2
Advertising Campaign, Charles Jourdin, Autumn 1979 (C)TThe Guy Bourdin Estate 2021/Courtesy of Louise Alexander Gallery
展覧会_3
Florida, Guy Bourdin Archives, 1978 (C)TThe Guy Bourdin Estate 2021/Courtesy of Louise Alexander Gallery
展覧会_4
Chanel Headquarters, New York City, 1987 (C)TThe Guy Bourdin Estate 2021/Courtesy of Louise Alexander Gallery

文学・芸術運動のシュルレアリスムや、イギリスの映画監督・アルフレッド ヒッチコックの影響を受けたギイ ブルダン。

モノクロのヴィンテージ写真からは、彼の初期のスタイルがうかがえ、写真展全体を通して作品の進化や創造プロセスを垣間見れます。

謎めいた筋書きを想像させるような、その独特な構図やストーリーテリングを感じられる作品はいまも色褪せず、時代を超えて私たちの好奇心を引きつけます。是非、会場でその世界観をお楽しみください。

※新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下では一部情報が変更となる可能性があります。公式HPでご確認ください。


「The Absurd and The Sublime ギイ ブルダン展」詳細

期間/9月8日(水)~10月24日(日)
時間/11:00~19:00(最終入場18:30)
場所/シャネル・ネクサス・ホール
住所/東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
※会期中無休・入場無料・予約不要(混雑時、入場制限あり)

問い合わせ先

シャネル・ネクサス・ホール事務局

TEL:03-6386-3071

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。