冬のコート選び、進んでいますか? 寒くなるとつい頼りたくなるのが「ダウンコート」の存在ですが、今年は一風変わった「モードなダウン」が登場していると話題になっています。
一般的には「機能性重視のアウター」として見られがちなアイテムですが、オシャレな海外セレブの間では、「オーバーサイズ」や「極彩色」など、プレイフルなデザインのダウンが流行っている模様。シンプルなダウンは、お手頃プライスのブランドで手に入れている。なら、次はデザイナーブランドやラグジュアリーブランドで「大胆なダウン選び」をしてみると、おしゃれの幅がぐっと広がります。
モードに昇華するダウンジャケットのコーディネート3選
■オーバーサイズすぎるMA-1型ダウン
ストリートスポーティの定番、MA-1を絶妙に着崩すなら、中綿で大きさが強調された「オーバーサイズすぎる」サイズ感の、ダウンコートタイプがオシャレ! 中身はブラックワントーンでまとめ、ハードなパテント素材やプリントTシャツなど、主張あるアイテムを組み合わせることで、独自の個性を引き出すことができます。
■スタイルアップを狙った「極彩色」ダウン
どこから見ても目を引く「極彩色」も、海外のストリートでは人気のもよう。こちらのマダムの「赤」を効果的にちりばめた、「計算しつくされたトータルコーディネート力」は表彰ものです。目線が上にいくよう、ショート丈のダウンを選ぶあたりも、プロ級。傘選びまで手抜きしない、完璧なスタイルはさすがです!
■メリハリあるオールブラックの艶ダウン
お得意の「オールブラック」でモダンシックなダウンスタイルを確立したのは、世界中にファンをもつファッションエディター、エマニュエル・アルト。ボリュームあるダウンコートをウエストでぎゅっと絞って、女性らしいメリハリあるボディラインを意識している様子。パリジェンヌの冬の美スタイルを叶える着こなしテクニックは、ベルト使いにあるようです。
今回は、海外のおしゃれマダムたちが注目する「ダウンコート」トレンドの実態を検証しました。どうやら、「ダウン=機能性重視」という、世の常識を覆すようなモードな着こなしが進出しているようです。サイズ感や色選びで独自のスタイルを生み出している彼女たちの着こなしを、マンネリする冬アウタースタイルのお手本にしてみましょう。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 石原あや乃