プレーンなボーダーニットは、比較的どんなアイテムとも相性がよく、ワードローブの万能選手というべき定番アイテム。
しかしシンプルなだけに子供っぽさやマンネリを回避するには、ディテールのアップデートが必要です。
3人のおしゃれ上級者による、旬の空気を纏ったコーディネートをチェックしてみましょう。
■1:チリ・ベントは…白のロングスカートでシーズンレスな着こなし
2021年9月に、アーティストのマネージメントやDJ、PRとして活躍するチリ・ベントをストックホルムでキャッチ。今どき感のある襟付きのボーダーニットに白のロングスカートを合わせた、軽やかな装いでファッションウィークに登場しました。
オーバーサイズなニットが旬の雰囲気を漂わせて。ゆるっと着こなすことで、抜け感を演出できます。また、スカートの爽やかな生地感とニットのもつ温かな表情の、異素材ミックスがおしゃれさを高めています。
バッグや足元はブラックを選んでキリッと切れ味をプラス。程よくモードなスタイルを完成しています。
■2:キャロライン・ウィンバーグは…モノトーンコーデをボーダーでカジュアルダウン
モデルのキャロライン・ウィンバーグは、白シャツに黒スカートといった一見ユニフォームのようなクラシックなコーディネートにボーダーニットで抜け感をプラス。グッとカジュアルダウンされた、こなれたムードに仕上げていました。
今秋も人気継続のフラットローファーは白&黒のコンビカラーを選んで足元にアクセントを。リッチ感が光る型押しのトートバッグが大人の品格を放っています。
白シャツはランダムに裾をインして、ウエスト位置をさりげなくアピールしバランスよく。ボタンを多めに開け、ネックレスをつけた胸元がフェミニンさを添えています。
■3:ティナ・ランディンは…トレンドアイテムでボーダーをブラッシュアップ
「Let Them Wear Shoes(l_t_w_s)」として親しまれているインスタグラムアカウントで、シックなスタイルを披露しているティナ・ランディン。
白&黒のカラーリングの、オーバーサイズなボーダーニットにセンタースリット黒のパンツを合わせたモノトーンコーデです。シューズは、この秋のトレンドの一つである、クロッグを合わせてキャッチーさを底上げ。
キルティングのチェーンバッグがカジュアルな雰囲気にエレガンスをプラスし、洗練されたボーダースタイルを完成しています。
シンプルなデイリーコーデに、さりげなくアクセントを添えてくれるボーダーニットの着こなしをご紹介しました。
オーバーサイズを選ぶことや、トレンド感のあるアイテムをプラスすることが、今っぽく着こなすコツ。是非トライしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子