時代の変化と共に、頑張りすぎることから解放されたい、心を軽やかにしたいと願うようになった今、メイクにも変化が。
雑誌『Precious』9月号では、企画「軽やかでシンプル。『晴れやか顔』大人のメイク新ルール」にて、3人の人気メイクアップアーティストが新時代にふさわしい軽やかな「晴れやか顔」をつくるメイクルールを提案。盛らなくても美しく、ポジティブな印象に見せるプロのワザは試す価値ありです。
今回は、肌づくりのエキスパート・水野未和子さんが考える「ベースメイク」新ルールをご紹介します。
肌づくりのエキスパート・水野未和子さんが考える「ベースメイク」新ルール
「光が集まる肌は無敵の美しさ。薄塗りでもシミもシワも気にならず、その人の個性が際立つ」(水野さん)
「光と影をつくり肌の凹凸を掘り起こす。骨格を際立たせ、唯一無二の魅力を引き出す」
「シミ、シワを必死で隠すことばかりにとらわれている自分を解放して、自分も周りの人も心地よくする美しさこそが『晴れやかな顔』」と語る水野さん。
ベースメイクルールは欠点をカバーするよりも「顔の凹凸を掘り起こし、光を集める」ことを重視。ベースとなるファンデーションは薄づきのクッションタイプで仕上げ、次に下の写真の位置にシェーディング、ハイライトパウダー、ハイライトスティックで骨格を強調。
ハイライトとシェーディングはつけているのかどうかわからないくらいの薄塗りを。さりげなくメリハリ効果が生まれます。
「光を集めメリハリが生まれれば、自然と元気そうで幸せそうな晴れやか印象に見えるものなのです」(水野さん)
【顔の凹凸を強調するハイライト&シェーディングはここに入れる!】
●シェーディング
ブラシにシェーディングパウダーをとり、額中央の髪の生え際→左こめかみ→左耳の前→左頬骨の下→あご→あご先へと顔の輪郭をなぞるように塗布を。右側も同様に。
●ハイライト
写真で示した白部分にハイライトパウダーを細めに入れて。さらに青線の位置にハイライトスティックを。頬骨のいちばん高い位置、さらに鼻の頭に艶を重ねて。
「掘り起こす」を自然に簡単に叶える3品
上/「ディオールスキン フォーエヴァー グロウ クッション」|パルファン・クリスチャン・ディオール
肌を美しく見せるピグメントとオイルの効果で、薄膜仕上がりのナチュラルな艶肌に。
下右/「カネボウ レイヤードフェースカラーズ」|カネボウ化粧品
艶やかなベージュのハイライトと、温かみのあるテラコッタ色のシェーディングがセットに。
下左/「ボーム エサンシエル ペルルセント」|シャネル
すべらせながら塗布するだけで、まるで肌の内側から溢れ出るような艶をつくり出せます。
※掲載した商品は、すべて税込です。
問い合わせ先
- チェルキ TEL:03-6418-6779
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- スワロフスキー・ジャパン(コンシューマーサービス) TEL:0120-10-8700
- パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン TEL:03-3239-0618
- カネボウ化粧品 TEL:0120-518-520
- シャネル(カスタマーケア) TEL:0120-525-519
- PHOTO :
- 鈴木 宏(人物)、戸田嘉明(パイルドライバー/静物)
- STYLIST :
- 小林 綾
- HAIR MAKE :
- 水野未和子
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)