【目次】
「カジュアル」コーデ8選
まず最初に、デイリーで参考にしやすい「カジュアル」コーディネートをお届けします。無難にならない着こなしテクとは?
素材と色にこだわりラフにさせない
パンツとスニーカーの楽ちんルックは、レザーコートや黒とダークグリーンといった深みのある配色で、ラフになりすぎないように。
レザージャケットでぴりっと辛口に
スニーカーやナイロンボディバッグを使ったアクティブカジュアルは、カーキのレザージャケットで辛口要素をミックス。
スニーカーでカジュアルダウン
レディな黒ワンピースは、スニーカーで外すのがお約束。ネックレスやブレスレットの重ね付けでオールブラックに華やぎを添えています。
厚みのあるスニーカーでモード感を添えて
ダウンコートにチノパン、そしてスニーカーというカジュアルコーディネートも、厚みのあるタフなスニーカーを合わせたことでモードな雰囲気を両立。
色のメリハリをしっかりつけて
ビーニーがカジュアルダウン役を担ったコーディネート。モスグリーンと黒というダークカラーの上下に、白とライラックの明るいアイテムを合わせメリハリたっぷりに。
レイヤードで小洒落る
ペイズリー柄のネイビーシャツとベージュパンツの組み合わせは、インに白カットソーを仕込むことで無難を回避。
リラックスなニットアップを活用
ゆったりシルエットがレイドバックなムードを醸す、ベージュカーディガンとスカートのニットアップを活用。ラフになりすぎないよう、小物はきれいめに。
目を引くカラーバランスで着映えを叶えて
パーカとパンツの定番カジュアルルックも、こんな鮮やかレッドとブルーの組み合わせならモードな雰囲気を醸せます。
「きれいめ」コーデ9選
ここからは、シャツやジャケット、スラックスなどを使った「きれいめ」コーディネートをお届けします。
黒をバランスよく散らして
シャツにセンタープレスパンツ、そしてロングブーツを合わせクラシカルなジョッキー風スタイルへ。黒をバランスよく散らしたことで、効果的に引き締めることに成功。
デニムルックをクラスアップ
白カットソーとデニムパンツのカジュアルな上下も、ベルト付き黒ジャケットときれいめ小物で装いをクラスアップ。
鮮やかグリーンをさらりとまとって
鮮やかなグリーン、すとんと落ちるシルエットが優雅なワンピースを活用。サンダルの色も統一しつつ、手元には白を迎え上品に。
小さな黒が白を引き立てる
Iラインのおかげで膨張してみえないホワイトコーディネート。真っ白なキャンバスに小さな黒を効かせたことで、凛とした印象が引き立ちます。
黒ジャケットとベージュパンツのきれいめコーディネートに、スクエアフォルムのワンハンドルバッグや、大きめなリボン付きパンプスを合わせ洒落た雰囲気をアピール。
足元をスタイリッシュに
ベレー帽とトレンチコートのコンビネーションがクラシカルな着こなし。コートの裾に繋いだロングブーツは、白をセレクトしスタイリッシュに。赤の差し色も効果的です。
丸みフォルムでしなやかに
グレージュのリブニットワンピースに、濃いグレーのコートを合わせ色の統一感を。丸みのあるドロップショルダーが、しなやかさを放ちます。落ち着いた色合わせなので、アクセントとしてメタリックゴールドバッグをオン。
バイカーショーツを外し役として投入
シャツにジャケット、そしてきちんと感のある小物を合わせたきれいめコーディネートは、ボトムスをアクティブなバイカーショーツにすることで今っぽい表情へ。
コートをワンピース風に着こなして
総柄のロングコートのウエストをきゅっと絞り、ワンピース風な着こなしへ。手元と足元に黒を迎え、引き締めを実行。
「モノトーン」コーデ8選
モノトーンコーディネートも度々スナップされているキャロライン。黒、白、グレーの無彩色が単調にならない着こなし術をご紹介します。
厚みのあるシャツでボリュームを作る
白Tシャツに黒ワンピースを重ねた着こなしに、さらに黒シャツをレイヤード。ぷくっと厚みのあるシャツなら、モードな雰囲気が加算されます。
黒を上に、白を下に
黒で重心を上に置けば、白ボトムスの軽やかさとスタイリッシュさがアップします。さらにハイウエストを選び、脚長に。
キャタピラーソールのブーツを効かせて
グレーニットトップスと白スカートの明るい配色を、黒ブーツで引き締め。キャタピラーソールが今のムード作りに貢献しています。
適度な肌見せで重く見えるのを回避
モード感たっぷりなレザー素材のセットアップは、オフショルダーデザインを選びつつ、袖をブラウジングすることで肌見せ。抜け感を作り、優雅に着こなしています。
グレーと黒を基調としてかっこよく
グレーと黒をメインにしたことで、モノトーンルックのかっこよさを引き立てて。小さく白を効かせれば、メリハリも手に入ります。
モダンジュエリーで立体感アップ
上半身は白、下半身は黒で合わせた着こなしは、チャンキーチェンのゴールドネックレスを投入することで立体感アップに繋げています。
グローブを足して周りと差をつける
白で統一した上下に、黒のロングコートとシューズをオン。さらにインのカラーと同じグローブを投入すれば、洗練された表情になり周りと差をつけることができます。
ニット×オフホワイトでまろやかに
白とグレーというスタイリッシュな配色は、親しみのあるニット素材、あたたかみのあるオフホワイトを選ぶことでまろやかに。
「フェミニン」コーデ9選
「フェミニン」な装いには、ちょっぴりひねりを加えるのがキャロライン流。甘さのバランスが調整された、参考にしたい着こなしをお届けします。
パステルカラーのスカートに黒を合わせて
柔らかな色とフェミニンなシルエットのスカートには、黒のアメリカンスリーブトップスとバッグを合わせシックに。ヘアに添えたスカーフが好アクセントです。
ボリュームのあるロングブーツでモダンに
ベージュが上品なシャツとスカートのセットアップに、色馴染みの良いブラウンロングブーツを繋いで。ボリューミィなデザインなら、モダンさをトッピングできます。
太ベルトできりっと引き締め
淡いピンクとベージュというフェミニンな色合わせは、ダークブラウンの太ベルトで引き締め。足元にはスタイリッシュなポインテッドトゥのブーツを迎え、糖度を控えめに。
甘いワンピースにタフさを添えて
ミニ丈やレース刺繍が甘い白のワンピースに、あえてタフな黒コンバットブーツをオン。この絶妙な甘辛バランスがこなれて見える秘訣です。
重厚感のあるブーツを外し役として投入
ペールグリーンやエクリュといった柔らかな色合いのティアードワンピースは、ブラウンのレースアップロングブーツで重厚感を足せば甘くなりすぎません。
足元の黒でかっこよさをミックス
パステルトーンのニットプルオーバーに白のミニスカートを合わせたフェミニンルックは、黒サンダルで引き締め。ペディキュアカラーも黒にしたことで、かっこよさをミックスすることに成功。
色味の異なる白を繋いで
肌の上をするりと滑る優雅なサテンキャミソールワンピース。白の色味を変えたロングブーツで、都会派ムードへシフト。引き締め役は、定番の黒ではなくキャメルと選ぶと柔らかさをキープできます。
色、素材、柄で辛口に
ベレー帽とニットワンピースという一見フェミニンな組み合わせも、レザー素材の帽子、カーキのワンピース、パイソン柄ブーツのように辛口アイテムを選ぶことで意志ある佇まいへ。
グレーの面積を多めにとって
オフショルダーデザインが新鮮なコートをベルトマークし、ワンピース風に。フェミニンな着こなしも、スタイリッシュなグレーを基調としたことで甘くなりすぎる心配がありません。
「モード」コーデ8選
次に「モード」な着こなしをご紹介します。ファッショニスタならではの洗練されたコーディネート術にご注目。
端正なジャケットを今っぽくアレンジ
クラシカルな正統派黒ジャケットは、バイカーショーツとワークブーツで外すことで今のムードを醸して。さらに黒に映えるベージュベルトでウエストマークをして、メリハリ作り。
目を引くコートを主役に
赤のチェック柄、PVC素材がモードなトレンチコートを活用。コートがより引き立つよう、他のアイテムは全て黒で統一しています。
ワンピースをモダンに着こなす
華奢なストラップ、そしてAラインというフェミニンなディテールも、レザー素材を選びつつチャンキーチェーンのゴールドネックレスを合わせることでモダンな印象へ。
肌見せでスーツスタイルをクールに
生真面目な黒のパンツスーツスタイルも、ブラトップ合わせならモードな表情へ早変わり。鍛え上げられた腹筋に脱帽…!
パワーショルダーでひねりを効かせて
きれいめなコートとパンプスの組み合わせも、パワーショルダーデザインを選ぶことでモードな佇まいを実現。さらにチャンキーチェーンネックレスを添え、旬を上乗せ。
ブラックレザーで統一
コートと小物を全てブラックレザーで統一した、モード感たっぷりな着こなし。しなやかな素材感を選ぶことで、優雅さも両立しています。
構築的なドレスでファッショニスタらしく
デコルテ部分に緩やかなカーブがかかった構築的なベアトップドレスを使って、お洒落な雰囲気をアピール。タフさを感じるブーツを合わせ、黒の強さを引き出しています。
差し色が効くオールブラックスタイル
タートルニット、コート、パンツ、ブーツを全て黒で統一。間に白ジャケットを挟んだり、ベージュとのバイカラーブーツを選ぶことでリズミカルに仕上げることに成功しています。
「ドレスアップ」8選
最後に、イベントやパーティーでの「ドレスアップ」スタイルをお届けします。
煌めきを乗せて華やぐ
第71回カンヌ国際映画祭にて。トップ部分に施された煌びやかな装飾が、ドレスの華やかさを加速させます。
シックな黒ドレスでファッショニスタの貫禄たっぷり
第71回カンヌ国際映画祭での、ファッション フォー リリーフのフォトコールにて。艶やかな黒ドレスとジュエリーが共鳴します。
エレガントなグレードレスで登場
amfAR カンヌ・ガラ 2019にて。深いVネックやフェザーのあしらいが、エレガントな印象を後押し。
刺繍やチュールが映える黒ドレス
ユニセフのサマーガラに出席したこの日は、スパンコールの刺繍とたっぷりチュールの黒ドレスを着用し凛とした表情へ。
シャンパンゴールドで品よく優雅に
キャロラインのヘアカラーとマッチする、上品なシャンパンゴールドのドレスを着用して『Harper’s Bazaar』が主催するパーティーに出席。
たっぷりフェザーで視線を独り占め
まるで1920年代を想わせるようなたっぷりフェザーのドレスを着用し『The Fashion Award 2018』に出席。レッドカーペットにリンクした、真っ赤なルージュが好アクセントです。
バルーン袖×ミニ丈で愛らしく
ヴァレンティノ 2019-20秋冬コレクションに出席。バルーン袖とミニ丈が愛らしいドレスには、透け感のあるストッキングとポインテッドトゥパンプスで黒のしなやかさを添えて。
たっぷりテールドレスでパーティークイーンに
アニマル柄とレースのドッキング、そしてたっぷりとしたテールデザインの華やかドレスをまとって、ディナーパーティーへ。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香