よくコーディネートの名脇役!などと称されているベルトであるが、よりファッションを楽しみたいのであれば、腰回りを上品に彩るデザイン性の高いベルトがいいだろう。そこでおすすめしたいのが、イタリアのレザーブランド「FATTORIA del CUOIO(ファットリア・デル・クオーイオ)」だ。
繊細で美しい「ファットリア・デル・クオーイオ」のレザーベルト
このブランドの仕掛け人であり、コマコ・オフィチーナの代表を務める駒井 彰氏のこだわりを体現したのがこちらのレザーベルト。写真からも見て取れるようにレザーのグラデーションは、職人の手作業によって1本ずつ丁寧にグラデーション状に磨き上げているそうで、どれひとつとして同じモノが存在しない。であるからにして全てが“1点モノ”である。それでいて価格は3万円を切るというから驚きだ。
また、ベルト全体にあしらわれているインディアンフラワーは、レーザー加工機によって、立体的にカッティングを施しているから、大人らしい渋さもありながら上品な印象がある。さらにシルバーとゴールドのメタルパーツが、全体の雰囲気を底上げしているから、コーディネートの主役として取り入れたい。
全体のバランスを崩すことなく、存在感を主張する
また、このレザーベルトであれば、カジュアルな装いのメインアイテムとして、スーツスタイルのワンポイントとして、その活躍は多岐にわたるはず。いつものコーディネートで使用しているベルトを変えるだけでも、その印象は大きく変化することだろう。どうせならベルトがよく見えるようコーディネートを工夫して楽しみたいものだ。
以前、同ブランドの財布を紹介したが、レザーベルトもまた見逃せないアイテム。ただただシンプルで、脇役でしかなかったレザーベルトをここまで上品に仕上げ、メインアイテムへと昇華させたのは、駒井氏のこだわりがあったからこそできたもの。1本ずつグラデーションの違いを比べてみるのもいいが、最初に手にした1本が運命的な出会いになることは間違いないはず。今まで味気なかったコーディネートも、このレザーベルトとの出会いによって、より高みへと押し上げてくれることだろう。
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- 島本一男(BAARL)