目を引くインパクトがありながらも、決して華美になり過ぎることなく、女性らしい優雅さをもたらしてくれる白バッグ。
モードなニットや鮮やかカラーパンツ、レオパードジャケットの存在感あるアイテムに加えて、秋冬の凛とした空気に映える洗練された装いに仕上げた3人をご紹介します。
■1:アイリン・ケーニッヒは…モードな着こなしを上品エレガンスにまとめて
ブロガーのアイリン・ケーニッヒをパリファッションウィークでスナップ。オーバーサイズの見るからに着心地の良さそうなニットを軸にした装いをみせていました。
クリーム色のタートルネックは今年らしいゆったりシルエット。フロントだけブラウンのパンツに裾をインしてバランスよく。パンツも脚の肉感を拾わない程よいフィット感で今っぽさを演出しています。
シューズはネット素材&甲にあしらわれたゴールドのデコレーションでモード感高めのデザイン。リラクシーな着こなしに足元から緊張感をプラスしています。ここに白バッグを加えることで、上品さも高めて。ディテールに今どき感の宿るスタイルが完成です。
■2:リンダ・トールは…秋色に効かせてフレッシュなカラーリングを楽しんで
ミラノでキャッチされたブロガーでスタイリストのリンダ・トール。この秋注目を集めるブラウン&オレンジの配色を白のバッグ&ミュールで、新鮮味のある洗練されたコーディネートに仕上げていました。
オレンジの他にもネオンカラーなどの鮮やかカラーパンツをブラウントーンに合わせる着こなしは、感度の高い大人の間で今季人気のカラーリング。トップスではなくボトムスで取り入れることでハードルが下がり、ちょっとエッジーな装いに仕上がるのでおしゃれ心が満たされます。
こんな白の靴&バッグのセットがひと組あると、一見難しそうな配色も頭を悩ませることなく、しかも今っぽくうまくまとまりますね!
■3:ソフィア・ローは…辛口レオパードをエレガントに格上げ
2021年10月、パリファッションウィークに登場したデンマーク出身のファッションエディター、ソフィア・ロー。目を引くレオパート柄のショートコートに白バッグを合わせたスタイルを披露していました。
一点投入するだけで、装いをモードにする、強い存在感を放つコートを軸に、ベージュカラーのセットアップ、ブラックシューズを合わせて全身のトーンを馴染ませることで、シックな印象に。
黒やベージュのバッグを加えてもまとまりますが、あえて白バッグにしたことで新鮮さを高めて、上品で優しいムードを添えています。
秋冬も大活躍する白バッグのコーディネート術をご覧いただきました。爽やかで涼しげな印象の白だからこそ、厚着になり重くなりがちなシーズンの装いを軽快にみせ、新鮮なインパクトを授けてくれます。ぜひ今季こそ取り入れてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田 朝子