『Precious』11月号では、『モードをひとさじ、 2021年秋は「リタ・トラ」』と題し、いつの時代もプレシャス世代の心に響く「トラッド」スタイルを特集しています。

スタイリスト高橋リタさんのスタイリングの根底に流れるのは、1950年代にアメリカで生まれたアイビールックに影響を受けたトラッドスタイル。

そんなトラッドスタイルを、高橋リタさんが「今、着たい!」にアップデートしたコーディネートとともに、高橋リタさんのトラッドスタイル、略して「リタ・トラ」の真髄にフォーカスしています。

今回は「サンローラン」から、トラッドの正統派アイテムであるブレザーを「リタ・トラ」流に着こなしたコーディネートをご紹介します。

高橋 リタさん
スタイリスト
(たかはし りた)女性誌「Precious」を中心に、各方面で活躍中。シンプル&ベーシックを基本に、こなれたカジュアル感、品のよさ、旬の気分が巧みにミックスされたスタイリング、東京と七里ヶ浜で送る洗練されたデュアルライフが幅広い年齢層の女性たちから支持を得ている。著書に「リタ的ハッピー・クローゼット」、「スタイリスト高橋リタのシンプル&洗練ルール 春夏/秋冬」、「10年愛せる10の着こなし リタ・ベーシックのすべて」、「スタイリスト高橋リタの偏愛ITEMリスト100」がある。Instagram

「アイビールック王道のブレザー。2021年はカーキで更新!」

カーキのブレザーをトラッドに着こなした女性
ジャケット¥396,000・ブラウス¥143,000・パンツ¥71,500・バッグ¥341,000(サンローラン<サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ>)、シングルピアス¥150,700(showroom SESSION<キウナ>)

アメリカントラッド、引いては、イギリスの制服に原点をもつトラッドの正統派アイテム『紺ブレ』。

「私が今の気分で選ぶのは、フランスの洗練を纏った「サンローラン」のカーキのブレザー。スレンダーなシルエットや長めの丈感、ブレード装飾の真鍮ボタンなど、現代風に再解釈されたデザインにひと目惚れ。着こなしは、フリル付きの立ち襟がロマンティックなボウブラウスで、ジャケットの気高さを引き立てます」

※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。
※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

PHOTO :
長山一樹(S-14)
STYLIST :
高橋リタ
HAIR MAKE :
ヘア/shuco(3rd)、メイク/川原文洋(UM)
MODEL :
RINA
COOPERATION :
インターメカニカ 東京
EDIT&WRITING :
下村葉月、喜多容子(Precious)