グッとに装いを優雅にクラスアップしてくれるスカーフ。コートやニットの襟元にプラスするだけでレディライクな装いを楽しめる、秋冬の必須アイテムです。
そこで、海外スナップから華麗なスカーフ使いを披露していたファッショニスタの着こなしをピックアップ。ふんわりと首元を覆う極上の肌触りにも、気分高まるおしゃれを楽しみましょう。
■1:ジェラルディン・ブーブリルは…鮮やかブルーで装いにノーブルな輝きを
パリファッションウィークに、スタイリスト、インテリアデザイナーなど多方面で活躍するインフルエンサーのジェラルディン・ブーブリルが登場。乗馬スタイルをストリート風にアレンジした、ノーブルさが際立つ装いです。
ブラックのジャケットのインナーにはクリームホワイトの上下をセレクト。潔いカラーコントラストが鮮やかなスカーフのブルーを引き立てています。ジャケットのゴールドトーンのボタンと、スカーフに描かれた柄がさりげなくリンクし、リュクスなムードを後押し。
足元はブラウンのロングブーツにパンツをインしてすっきりと。甘さ控えめながら華のある着こなしを完成。
■2:ジャスティナ・チェルニアクは…コートの上からゆるっと巻いてモダンに
コペンハーゲン出身のインフルエンサー、ジャスティナ・チェルニアクをパリでキャッチ。オーバーサイズなトレンチコートにリュクスなブラックのバッグを合わせた、王道フレンチシックな装いを楽しんでいました。
クリーミーなトーンのスカーフをコートの襟下に忍ばせ、フロントでクロス。片側だけ広げて柄をみせるという、こなれ感のある新鮮なテクニックです。
柔らかなトーンがベーシックな着こなしに上品なアクセントをプラスし、肌色も明るく演出。シンプルなコーディネートをグッとスタイリッシュに更新しています。
■3:ブランカ・ミロは…さりげなくアクセントを添える小さめタイプ
2021年9月パリで、スペイン出身でファッションブランド「LA VESTE」と「VASQUIAT」の創業者兼ディレクターであるブランカ・ミロをキャッチ。
ブラウンのスエードコートにダークグレーのインナー、ブラックのハイウエストパンツを合わせたマニッシュな着こなしに、バッグとシューズで明るい色味をプラスして軽やかさを添え、グッとこなれた印象に仕上げています。
ネックレスのように首元に沿う短めスカーフをフロントで結んで、ダークトーンの着こなしのポイントに。ホワイト、レッド、ブラックのコントラストの効いた柄が顔まわりをドラマティックに彩ります。
一枚あると端境期の寒さ対策にも重宝するスカーフ。着なれたコートにもプラスするだけで、印象が刷新します。今年の気分に寄り添う一枚を買い足して、ぜひエレガントなスタイルを堪能してみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田 朝子