こんな時、世界のキャリアはベージュに頼っている！「エグゼクティブ・ベージュ」の実力検証
雑誌『Precious』11月号では、「『頼れるベージュ』がプレシャスキャリアの新しい味方に！」と題して、新しい「ベージュ」の可能性にフォーカス。その魅力をご紹介しています。
今回はその中から、世界の女性トップキャリアたちのファッションに注目！ トップリーダーたちのファッションが今、変わりつつあります。ニューリーダーたちが頼る、「ベージュ」のパワーを検証しました。
ダークスーツに囲まれているから？ エグゼクティブな女性リーダーたちはベージュで華やぎと中庸を表現
■ 1：Kamala Harris（カマラ・ハリス）
写真左／ Kamala Harris（カマラ・ハリス）（C）getty images
家事や育児、介護、看護など、ケアワークに関する経済会議に出席するカマラ・ハリス アメリカ副大統領。ゴールドジュエリーが映える。
ビジネスシーンにおいて、男性のネイビースーツに匹敵する女性のファッションは、「濃色で堅めのパンツスーツ」が定番とされてきました。でもここ数年、政治や外交の世界においても、この方程式に変化が。「男性と肩を並べた」ポジションや能力を強調する、または男性社会で浮かないスタイルではなく、ニュートラルに。柔らかなベージュを着こなすトップキャリアが魅力的に映ります。
■ ２：Alexandria Ocasio-Cortez（アクレサンドリア・オカシオ゠コルテス）
写真中央/ Alexandria Ocasio-Cortez（アクレサンドリア・オカシオ゠コルテス）（C）getty images
2019年に米史上最年少で下院議員となったA.O.＝コルテス。特に若年層からの支持は絶大。記者会見では、ベージュのスーツに黒のインナーとマスクを、シャープに効かせて。
さらに世界の女性トップキャリアたちのファッションに見られるのが、パンツよりもスカート、ワンピースが目を引くのも大きな特徴。会議など、緊迫した場面であっても、どこか華やいだ印象を与えてくれるのが、ベージュの魅力。世界中がコロナ禍による閉塞感を抱える今、上品で優しく、抱容力を感じるベージュに注目が集まるのは、むしろ自然な流れといえるのかも。
- PHOTO ：
- Getty Images
- WRITING ：
- 葛西真紀
- EDIT ：
- 竹市莉子（HATSU）
