映えある“シャンパン・ファイト”の歴史を塗り替えた1本
白熱したレースはもちろん、勝利を讃えあう“シャンパン・ファイト”は今やモータースポーツ界においてお馴染みの光景である。“シャンパン・ファイト”の歴史は古く、1950年にシャンパン商人だったフレデリック・シャンドン伯爵がFormula 1(R)フランス・グランプリにて勝者に初めてシャンパンを贈ったことに始まり、シャンパーニュ地方の中心地であるランスのサーキットで、伯爵がお祝いにシャンパンをふるまって以来、シャンパンとモーターレースは強く結びついていったそう。その後、1966年ル・マンの優勝セレモニーに偶然起こり、それが発展して“シャンパン・ファイト”が一種の伝統として定着していったのだ。以来、フランスのシャンパーニュが独占してきたFormula 1(R)の“シャンパン・ファイト”であったが、2021年、Formula 1(R)の“シャンパン・ファイト”の歴史が1本のスパークリングワインによって塗り替えられたのだ。
それが、イタリアを代表するワイナリー「フェッラーリ」社のスパークリングワインだ。「フェッラーリ」社の創業は1902年、創業以来各国のファッション業界やスポーツ界、映画界のイベントなどの華やかなシーンで常にふるまわれている。また、世界最高峰のコンペティション『シャンパン&スパークリングワイン・ワールド・チャンピオンシップ』において、今年も最優秀生産者賞を受賞し史上最多の4度目となり、世界最高峰のシャンパンと並び、ワインの専門家にも高く評価されている。
そんなイタリアを代表するスパークリングワインだったからこそ、史上初めてとなるこの快挙を成し遂げたのである。これは「フェッラーリ」社の生産力の賜物であることに他ならない。この出来事は、Formula 1(R)のファンでも大きな話題となり、是非とも味わいたいという思いが、ついにFormula 1(R)公式ライセンスとして一般発売されることとなったのだ。
F1(R)のオフィシャルパートナーとして3種類をリリース
■1:フェッラーリ F1(R)セレブレーションボトル
表彰台で勝者が味わう偉大なる美酒、本物と同じジェロボアム・サイズ(3000ml)の『フェッラーリ F1(R)セレブレーションボトル』。トレンティーノの山々が育んだ高品質なシャルドネを使用し、瓶内熟成は約5年間の2015年ヴィンテージの逸品。
■2:フェッラーリ F1(R) リミテッド・エディション“スズカ”
Formula 1(R)の歴史を形成してきた、アイコニックでエキサイティングな、世界でたった4都市のレースに捧げるために作られた「シティ・ボトル」。その4都市とは、イタリアのモンツァ、イギリスのシルヴァーストーン、ロシアのソチ、そして鈴鹿だ。日本には鈴鹿モデルの『フェッラーリ F1(R) リミテッド・エディション“スズカ”』が入荷。「フェッラーリ」社のお家芸ともいえるシャルドネ100%のブラン・ド・ブランで、瓶内熟成は38か月間。濃密でエレガントなブーケ。完熟した果実や焼き立てのパンやヘーゼルナッツのような香ばしい香り。フレッシュで極めて洗練された、飲みごたえ豊かで満足感溢れる味わい。フィニッシュは柑橘のニュアンスやミネラル感を伴いながら、長く続く。
■3:『F1(R) フェッラーリ・ブリュット』
「フェッラーリ」社が1902年の創業以来、変わらずに大切に造り続けるフェッラーリ・ブリュットにFormula 1(R)の真っ赤なロゴがあしらわれた『F1(R) フェッラーリ・ブリュット』。きめ細かく豊かなペルラージュ。熟れたゴールデンデリシャスのりんご、野の花の濃い香り、ほのかにイーストを感じさせるフレーバー。フレッシュで、軽く心地よい熟れた果実の余韻が長く続くバランスのよいワインだ。
ファンならずとも味わいたいと思う1本。それがついに公式にリリースされたのだから、これは見逃さずにはいられない。いずれのボトルもFormula 1(R)のロゴが入る特別品だから、この機会に“シャンパン・ファイト”ならぬ“フェッラーリ・ファイト”を楽しもうではないか。
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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