精神的な余裕と知的好奇心、美しさへの自信…。豊かな魅力で心を満たしてくれるのが、メゾンの真髄を感じさせる「贅沢コート」です。

雑誌『Precious』11月号では特集「大人を満たす『贅沢コート』の喜び」を展開中です。本記事では「贅沢コート」をまとめてご紹介します。唯一無二の存在感の背景にあるストーリーと共にご紹介しましょう。

■1:洗練の今を描き続ける麗しきツイード|CHANEL

1920年代にガブリエル シャネルが世界で初めて女性向けの服に採用したツイード。以来、類いまれなサヴォアフェール(匠の技)が織りなすツイードは、時代と共に進化しながら、特別な輝きと存在感を放ち続けています。

コート_1,トップス_1,スカート_1,ピアス_1,バッグ_1,ブーツ_1
コート¥1,387,100・ドレス¥199,100・トップ¥125,400・スカート¥1,343,100・ピアス¥73,700・チェーン付きクラッチ¥305,800・ブーツ¥248,600(シャネル)

「シャネル」のツイードコートをまとうことは、旬のラグジュアリーを楽しむこと。それゆえ、豊かに年齢を重ねた女性の心を永遠に虜にするのでしょう。

詳細記事はこちら

■2:細部にまで光るラグジュアリーの真髄一枚仕立てのカシミア|HERMÈS

シルエットに柔らかなニュアンスを添えるストールは、すとんと垂らしたり、首に巻いたりするだけでなく、取り外しもできる仕様。着こなす楽しみが広がるコートは、メゾンの歴史と縁の深い馬用ブランケットから着想したカシミア・ダブルフェイス素材。

コート_1,スカート_1,ピアス_1,ブーツ_1,ニット_1
コート¥1,364,000・ニット/参考商品・スカート¥332,200・ピアス¥101,200・ブーツ¥243,100(エルメスジャポン)

2枚の生地を重ねているからふっくら柔らかく、丈夫で、暖かです。しかも生地を開いてから手まつりで縫いあげていく、裏まで美しい一枚仕立て。極上の素材を生かしきるために時間も手間も惜しまない、つくり手の矜持を感じさせます。

詳細記事はこちら

■3:高度な技術が織りなすシルクジャカードの迫力美|SALVATORE FERRAGAMO

第一印象を決定づけるコートこそ、大人の余裕と遊び心を感じさせたい…。その思いに応えてくれるのが、漆黒の身生地に長いフリンジが揺れる白のレオパード柄を大胆に配したロングコートです。

コート_1,ワンピース_1,靴_1,指輪_1,イヤリング_1
コート¥539,000・ワンピース¥352,000・靴¥121,000(フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレ フェラガモ〉)、イヤリング¥638,000・リング¥704,000(TASAKI〈TASAKI〉)

高度な仕立て技術が光る構築的なシルエットも、特別な機械とテクニックを要するカットジャカードも、歴史あるメゾンのものづくりに対する造詣の深さと実力を表すもの。クチュールライクなオーラを放つ一着をさらりと着こなすのもまた、贅沢なおしゃれのあり方です。

詳細記事はこちら

■4:「贅沢」の本質が心に響くたおやかミンクファー|FENDI

特別なアイテムから、デイリーな愛用品に。「フェンディ」のファーコートは、ラグジュアリーの価値観と共に進化しています。カシミアセーター1枚分、と例えられる軽やかな「フェザーライクファー」が、それを物語って。

コート_1,ブラウス_1,スカート_1,ピアス_1
コート[ベルト付き]¥3,410,000・ブラウス¥209,000・スカート¥238,700・別売りのベルト¥79,200・ピアス各¥29,700(フェンディ ジャパン)

極上のミンクのなかから、熟練した専門の職人が目と手で、色やサイズ、毛の構成が揃ったものを見極める伝統的な工程を踏んだうえで、ファーを細くカットし、シルクオーガンジーにグラフィカルに配置。伝統に敬意を払いながら革新的なデザインを追求する姿勢に、感嘆せずにいられません。

詳細記事はこちら

■5:佇まいを洗練の高みに導くラグジュアリー・シンプルな名品

素材に、仕立てに、シルエットに、メゾンの揺るぎない美意識が集約されたラグジュアリー・シンプルなコート。饒舌な装飾に頼ることなくいきいきと洗練を演出してくれるから…タイムレスに愛さずにいられないのです。

繊細なグレートーン、『コロール』ラインが、永遠のエレガンスを表現

コート_1
コート[共布ベルト付き]¥968,000・ベルト¥90,200(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)

白と黒のグラデーションで絵をつくる「グリザイユ」画法から着想したグレートーンのツイード、凛とした気品が香るフィット&フレアの『コロール』ライン…。

ムッシュ ディオールがこよなく愛し、メゾンが大切に受け継ぐエレメンツを、クールモダンに更新。タイムレスなエレガンスと旬の気分が調和したコートは、どんなシーンでも抜きん出た存在感を発揮。冬がひときわ、愛しい季節に。

詳細記事はこちら

■6:さりげない贅沢感が日常シーンに映える華やぎと個性が光るデイリーコート

冬のおしゃれに格別な喜びを授けてくれるのが、程よいカジュアル感がブレンドされた贅沢コートです。きちんと着ても、軽くはおっても、絵になるこなれ感が、今の時代の「贅沢」のあり方を教えてくれます。

ラムスキンムートンの柔らかさと豊かな風合いをリバーシブル仕様で満喫

コート_1
コート¥825,000(アクリスジャパン〈アクリス〉)

しっとりとなめらかなラムスキンムートンは、各パーツを職人が慎重に色合わせしているので一枚革のような仕上がり。薄くしなやかなリバーシブル仕様も、熟練の職人しかできない手まつりの技法を駆使しているからこそ! 見た目の美しさだけでなく、着心地のよさも着回し力も…日常にうれしい魅力を備えて。

詳細記事はこちら

※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合がありますので、予めご了承ください。
※掲載した商品は、すべて税込です。

問い合わせ先

PHOTO :
浅井佳代子
STYLIST :
望月律子(KIND)
HAIR MAKE :
ヘア/hiro TSUKUI(Perle) メイク/川原文洋(UM)
MODEL :
立野リカ(Precious専属)
EDIT&WRITING :
岡本治子、遠藤智子(Precious)