優しくニュートラルなベージュは、他のアイテムと重ねることで、美しく豊かな表情を見せることが魅力。
雑誌『Precious』11月号では、企画「新『レイヤード』で、 ベージュはもっとおしゃれになる！」を特集。スタイルアップやマンネリ打破の効果もある最旬のレイヤード術を、スタイリスト三好 彩さんが指南します！
今回は、「キャメルブラウンのコート」を主役にしたコーディネートをご紹介します。
Technique２｜メリハリ配色でベージュを華やかに見せる
主役アイテム「キャメルブラウンのポンチョ風コート」
袖と身頃がつながったドラマティックなポンチョ風デザイン。顔立ちを引き立てるハイネックやスタイリッシュな深めのサイドスリットなど、細部もエレガントな仕様。
コートのような主役級のベージュアイテムは、印象の変化づくりに悩むことが多いもの。
「きれい色を合わせたメリハリ配色が最短アプローチです。ベージュが地味になりやすいという罠にも効果的」と三好さん。「特にブルーやライムグリーンなどの颯爽とした寒色とは、相性がよく華やか。ボトムや小物に効かせるだけで、装いがみずみずしく活性化します」
しなやかなシルエットとカラーコントラストで、圧倒的な美貌スタイルに！
上質感溢れるカシミアウールのポンチョ風コートとダブルフェイスのミモレタイトがつくる、女優ライクなコーディネート。ボウが軽やかに舞うブラウスが、華麗なムードを加速させて。
MIYOSHI's ADVICE
「色を合わせるなら、断然、ブルー系。ベージュをよりモダンに際立たせます」
■１：ベージュを際立たせるのは、颯爽としたブルー系
こっくりとしたベージュと相性のよい、明るいブルースカートをコーディネート。コートの裾やサイドスリットから、軽やかに見え隠れするきれい色が、感性豊かな女らしさを物語って。
■２：ふんわりブラウスで大人の優雅さをキープ
「印象的なスカートとつり合うように、ブラウスも存在感のあるボウタイデザインを選択」（三好さん）。
白地にベージュ系ストライプが、コートの色と優美なグラデーションを奏でて。
■３：ニットベストを投入すれば、より旬の印象へ
コートを脱いだときは、注目のニットベストをプラスすると、また小粋な雰囲気に。つかず離れずのシルエットの白ベストなら、ボウタイブラウス＆カラースカートも映える。
※掲載した商品は、すべて税込価格です。
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- PHOTO ：
- 黒沼 諭（aosora／人物）、小林美菜子（静物）
- STYLIST ：
- 三好 彩
- HAIR MAKE ：
- hiro TSUKUI（Perle／ヘア）、川原文洋（UM／メイク）
- MODEL ：
- 伽奈
- EDIT&WRITING ：
- 長瀬裕起子（Precious）
