今も昔も変わることない定番アイテムは、どんなに年齢を重ねても袖を通したくなる不思議な魅力がある。今シーズンでいうならば、バーシティジャケットがまさにそんなアイテムだ。とはいえ、ワッペンやピンズ、ナンバリング等でコテコテにカスタマイズしたものや、野球チームのロゴが入ったデザインでは意味がない。大人が選ぶべきは本物「バーシティジャケット」を紹介する。
タフな作りにアメリカらしさを感じる!「セトルマイヤーズ」のバーシティジャケット
バーシティジャケットの製造一筋で、その道を極めたアメリカブランド「セトルマイヤーズ」は、本物を求める男にふさわしい。どちらのモデルも、セトルマイヤーズと同じくポートランドに基盤を構築している老舗メーカー「ペンドルトンウーレンミルズ社」の24オンスのバージンウールメルトンを身頃に採用し、袖やポケットに配したレザーにはカウハイドを使用。アメリカらしい堅牢な作りながらもしなやかで柔らかな着用感で、決して堅苦しさを感じさせることはない。裏地にはポリエステルタフタのキルティングライナーを設けることで保温性も確保している。また、そんなバーシティジャケットを『シップス(写真左)』では身生地・袖生地・リブ・スナップボタンなどを選定したシップス限定カラーで別注をし、首回りやリブ線を省き、内側のキルティングも無くして、シンプルでスマートな印象に仕上げている。
モノトーンに揃えた、大人が着こなす上品アメカジ!
90年代当時はスウェット、デニムを合わせてオーセンティックなアメカジファッションを楽しんだが、大人になった今は少しアップデートさせて上品に着こなしたい。ガゼット付きニットや黒デニムで上品さを意識したダークトーンでミニマルに抑えることで、大人らしいバーシティジャケットの着こなしになる。
以上、「セトルマイヤーズ」のバーシティジャケットを紹介した。着る人によってスタジャンやアワードジャケットなど呼称が変わるが、どれも同じアイテムを指す。学生時代の淡い記憶を思い浮かべながら、アメカジファッションを楽しんではどうだろうか。
※価格はすべて税込です。
問い合わせ先
- シップス 銀座店 TEL:03-3564-5547
- トレメッツォ TEL:03-5464-1158
- メイデン・カンパニー TEL:03-5410-9777
- リーミルズ エージェンシー TEL:03-5784-1238
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 河又雅俊
- EDIT&WRITING :
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