思うように旅することができなかったここ数年、自宅で京都の味を楽しめるお取り寄せが格段に進化したとの噂。
そこで、雑誌『Precious』12月号では特集「『京都のうまいもん』本気でお取り寄せ26」を展開。食いしん坊な京都通11人にとっておきの「京都の美味」、お取り寄せを教えていただきました。
大切な人への贈り物に、おうち時間を盛り上げる逸品として。この冬は、心躍る美味しいお取り寄せで、自宅にいながら京都を旅してみませんか。
本記事ではギフトコンシェルジュ 真野知子さんがおすすめする、比呂女 松前屋の「きうひ昆布」をご紹介します。
「雅な雰囲気を纏い、習わしに根ざし、季節を写す。京都の品には、日本人が大切にしてきたものが詰まっています」
京都の文化を感じる雅な雰囲気を纏ったもの、四季折々の季節を写すもの、行事や習わしに根ざしたもの、御所御用達の品など、京都にしかない品が多く、常に新たな発見と学びがあります。
仕事柄、贈り物や手土産という視点からパッケージや包みをつい見てしまうのですが、老舗ほど節々まで心配りがあって驚きます。
最近では、このご時世もあってか取り寄せ可能になった品も増えました。ちょっと改まったシーンでの手土産や目上の方への贈り物、東京のグルメな方へのギフトなど、京都の老舗の季節限定の品物はやはり喜ばれます。
京都に足を運んで食い倒れが叶わない今こそ、お取り寄せを思いきり楽しみたいと思います。
比呂女 松前屋の「きうひ昆布」
京都で約800年、32代続く京都御所御用達の昆布専門店。「冬季限定の『きうひ昆布』は、なめらかな舌触りと程よい甘さ、独特のうま味が広がる御菓子昆布。
一枚一枚、朱色の包みに包まれた様も美しく、開けた瞬間のただならぬ品格、存在感に圧倒されます」。5年寝かせた極上昆布をやわらかくして砂糖をひいたもの。昆布の生菓子ともいうべき味わいの、一子相伝の品。
※掲載した商品は、すべて税込です。
問い合わせ先
- 比呂女 松前屋
- TEL:075-231-4233(休日は日曜・祝日)
- ※注文は電話またはFAX(075-231-6660)にて
- 住所/京都市中京区釜座通丸太町南入
- PHOTO :
- 川上輝明
- STYLIST :
- 岩崎牧子
- EDIT&WRITING :
- 田中美保、古里典子(Precious)