パソコンやスマートフォンの画面越しにコミュニケーションをとるのが当たり前となった時代だからこそ、実際に、見て、触れて、使うことのできるギフトはより特別な存在。雑誌『Precious』12月号では特集「ファッショニスタたちの心に響いた贈り物」を展開中。
友人や家族などの大切な人たちから、これまでの人生の節目やふとした瞬間に贈られた記憶に残る「贈り物」。Preciousゆかりのファッショニスタたちに、当時のエピソードを交えて披露してもらいました。
本記事ではフラワーコーディネーター、ファッション書籍プロデューサー 河合正人さんに「J.M. WESTON」のシューホーンをご紹介していただきました。
「J.M. WESTON」のシューホーン|こだわりをよくぞ見抜いてくれた!
「『J.M. WESTON』の日本上陸前後くらいの時期で、まだ広くは普及していなかった頃。私は、渋くて上品なオリーブグリーンのローファーを雑誌で見て、なんとか探し出して購入。当時は珍しい色味で、シックな印象が気に入ってよく履いていました。
それを見てくれていた知人が、同じ色・素材のシューホーンをパリ土産としてくださいました。日頃から見てくれていたんだとうれしく思いましたね」(河合さん)
- PHOTO :
- 唐澤光也(RED POINT)
- EDIT&WRITING :
- 山脇祐太郎・池永裕子・安村 徹(Precious)