「HERMÈS(エルメス)」の伊勢丹新宿店が本日11月23日(水)にリニューアルオープン! 売り場面積が拡張された店内は、2つのテーマのもとラグジュアリーな空間が演出されています。
日本の伝統工芸の装飾、日仏の調度品が融合したスペシャルな内装は、天然石の床にオリジナルのラグ、「H」モチーフの照明や数々のアート作品など、ショッピングの合間に心奪われるような美しい調度品にも注目です。
エルメス伊勢丹新宿店がリニューアルオープン!世界初のふたつのテーマが融合した店舗デザインに注目
1995年に伊勢丹本館1階にオープンしたエルメス伊勢丹新宿店が、25年以上の時を経て店舗デザインを刷新。同店舗は2014年に一度改装されましたが、全面的なリニューアルは今回が初めてです。
パリの建築設計事務所「RDAI(レナ・デュマ・アルシテクチュール・ダンテリユール社)」が店舗デザインを手掛けた、今回の全面改装。大都会でありながら大きな公園の自然も有する新宿の街がイメージされ、日本文化が秘める二元性が表現されているといいます。
印象の異なるふたつのエリアで構成されており、伊勢丹新宿店内から続くオープンエントランスと明治通りからのエントランス、2方向からアクセスが可能です。
フェミニンなムード漂う開放的な空間
伊勢丹新宿店の店内から続く、開放的なエントランスから導かれるのは、やわらかいピンクを基調としたフェミニンなムード漂うエリアです。エクスリブリス(蔵書印)が埋め込まれた床や、メゾンのイニシャル「H」がモダンにアレンジされたオリジナルの照明など、パリのフォーブル・サントノーレ店を連想させるデザインが施されています。こちらの売り場では、コスメや香水、シルク、ジュエリーなどのファッションアイテムを展開。
格式を感じさせるファサード
バーガンディーとゴールドを基調とした重厚な雰囲気が漂うスペースは、ベージュの天然石の床にオリジナルのラグが敷かれ、クラシカルなムードに。こちらでは、レディースやメンズのプレタポルテ、バッグや財布などのレザーグッズ、ジュエリー、時計、馬具のコレクションが展開されています。
婦人靴のコーナーには、日本に古来から伝わる技法で細い絹糸を組み上げてつくる組紐が飾られていたり、フィッティングルームの壁面が京都の伝統織物で仕上げられているなど、日本の伝統工芸が随所に取り入れられているのも特徴です。
感性を刺激するアート作品も必見
ラグジュアリーな空間に華を添えるアート作品にもご注目を。店内には、エミール・エルメス・コレクションから選ばれたリトグラフや、ポーランドやイタリアのアーティストによるカレのデザイン画が飾られているほか、明治通りから見えるウィンドウディスプレイには、エルメスの2021年のテーマ「オデッセイ」に呼応するフランスアーティストデュオ「Zim & Zou」によるペーパーアートの作品「人生の旅」が展示されています。
フレグランスコーナーには、東京出身のフォトグラファー志鎌猛氏の作品が飾られるなど、日本とヨーロッパの芸術家たちによるアート作品も堪能できます。
都市と自然、2つの対照的なテーマが融合する新しいコンセプトで演出されたエルメス新宿伊勢丹店。実際に訪れて、新しいエルメスの魅力に是非触れてみてください!
<店舗詳細>
【エルメス新宿伊勢丹店】
所在地/東京都新宿区新宿3-14-1
電話/03-3352-1111 (伊勢丹新宿店 大代表)
営業時間/10:00~20:00
※掲載した商品は、すべて税込み価格です。
※新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下では一部情報が変更となる可能性があります。公式HPなどでご確認ください。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 河野未奈
- EDIT :
- 石原あや乃