気軽に海外旅行へ行けるのはまだ先になりそうですが、旅行気分を味わえるアフタヌーンティーなら、さまざまなラグジュアリーホテルで開催されています。

「今日はベルギー、イタリア、フランス……どちらへ? それとも世界一周?」なんて楽しい会話もできそうな、世界旅行気分に浸れる高級ホテルのアフタヌーンティーを4つご紹介いたします。

束の間のバカンス!高級ホテル「世界旅行気分に浸れるアフタヌーンティー」4選

■1:ベルギー気分が味わえる「アフタヌーンティー~Marché de Noël 2021~」/帝国ホテル 東京

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「アフタヌーンティー~Marché de Noël 2021~」¥7,150(税込・サービス料別)

海外からの賓客を迎える日本の迎賓館として東京・日比谷に開業した「帝国ホテル 東京」では、日本とベルギー王国が外交関係を結んで155年を迎える今年「ベルギーフェア」が開催されています。

フェアの一環で行われるアフタヌーンティーは、冬になるとベルギー各地で開かれるクリスマスマーケットをイメージしたもの。

上段には「世界で最も美しい広場」と称されるベルギーの世界遺産「グラン・プラス」の石畳を連想させられる、ベルギーチョコレートの濃厚なムース「ロワ(ROI)」や、ベルギーの伝統菓子で軽やかな食感のケーキ「メルヴェイユ」、カレ・ショコラをのせたスコーンなど四角いデザインに統一されたスイーツが並べられています。

中段には、煌めくイルミネーションのように華やかなベルギーの郷土料理、そして下段には、ベルギー料理の代表格ともいえる「ムール&フリッツ」が盛りつけられています。

リンゴ・洋梨・デーツを煮詰めたベルギー発祥の「リエージュシロップ」をかけていただく焼き立てのワッフルも見逃せない逸品。ベルギーの魅力が詰まったアフタヌーンティーです。

問い合わせ先

  • 帝国ホテル 東京 
  • 「アフタヌーンティー~Marché de Noël 2021~」
    期間/2021年12月25日(土)まで
    場所/本館 17階「インペリアルラウンジ アクア」
    時間/日~木 11:30~22:00(ラストオーダー21:30)、金・土・祝前日 11:30~23:00(ラストオーダー22:30)
  •    ※アフタヌーンティーの提供は11:30~18:00(ラストオーダー)
  • TEL:03-3539-8186(インペリアルラウンジ アクア直通)
  • 住所/東京都千代田区内幸町1-1-1

■2:世界周遊気分が叶う「セントレジス・アフタヌーンティーリチュアル・ウィズ・デルヴォー」/セント レジス ホテル 大阪

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「セントレジス・アフタヌーンティーリチュアル・ウィズ・デルヴォー」¥7,000、グラスシャンパーニュ付き ¥9,000(税・サービス料込)

ニューヨーク社交界に育まれた伝統を継承するラグジュアリーホテル「セント レジス」の冠を、日本国内で唯一持つ「セント レジス ホテル 大阪」。

現在、期間限定で世界最古のラグジュアリーレザーグッズブランド「デルヴォー」とのコラボレーションアフタヌーンティーが開催中です。

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1829年にベルギー・ブリュッセルで誕生した「デルヴォー」は、高貴なベルギー文化を象徴する存在

アイコンバッグ「ブリヨン」のミニチュアバージョンに、世界の都市へオマージュを捧げた「ミニアチュール アラウンド ザ ワールド」からインスピレーションを受け生まれた今回のアフタヌーンティーでは、各国の魅力を表現したミニアチュールの個性的なデザインを、キューブ型のスイーツやセイヴォリーで表現。

アメリカシリーズのタクシーをイメージした「ニューヨークチーズタルト」や、フランスシリーズのアコーディオンをイメージした「ビーフブルギニョン」、日本シリーズの桜をイメージした「栗ようかん」など。

特製のキューブ型3段レイヤーに、12種類の「デルヴォーブーシュ」が並ぶ様子は「美しい」以外の言葉が見つかりません。イメージして作られたその国に想いを馳せながら、いただいてみてはいかがでしょうか?

問い合わせ先

■3:優雅なイタリア旅行に浸れる「GINORI 1735コラボレーションアフタヌーンティー vol.1 イタリアの旅路」/京都ホテルオークラ

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「GINORI 1735コラボレーションアフタヌーンティー vol.1 イタリアの旅路」¥6,050(税・サービス料込)

1888年創業の、京都市中心部に佇む伝統あるホテル「京都ホテルオークラ」からは、イタリアのラグジュアリーライフスタイルブランド「ジノリ(GINORI)1735」とコラボレーションしたアフタヌーンティーが登場です。

「ジノリ 1735」創業の地であるフィレンツェと京都市は、1965年より姉妹都市の関係。ホテル創業者と親交のあった伊藤博文が参加した岩倉使節団が1873年にフィレンツェを訪れて当時のジノリ工場を見学し、西洋技術や文化の見聞を広めたことにちなんで企画されたもの。

高級感あふれるジノリのテーブルウエアを彩るのは、17種類のスイーツやセイボリーです。

イタリアンドルチェの定番「パンナコッタ」や、トスカーナ地方が発祥の焼き菓子「ビスコッティ」から、白餡と抹茶クリームの和テイストモンブラン「モンテ ヴェルデ」やトンカ豆を使ったクレームブリュレをアイス風に仕立てた「トンカ豆のカタラーナ」など、ほかではあまり食べられないようなスイーツもラインナップ。

セイボリーも定番の「カプレーゼ」や「オマール海老のトルタ サラータ」「和牛ハンバーグのパニーノ」など大充実。クラシカルな雰囲気の空間で、優雅にイタリア旅行気分を味わう時間をお過ごしください。

問い合わせ先

  • 京都ホテルオークラ 
  • 「GINORI 1735コラボレーションアフタヌーンティー vol.1 イタリアの旅路」
    期間/2021年12月30日(木)まで ※2日前までに要予約/各回組数限定
    場所/2階 バー「チッペンデール」
    時間/2部制 各90分 ①13:00~14:30 ②15:00~16:30
  • TEL:075-254-2541(チッペンデール直通/10:00~20:00)
  • 住所/京都市中京区河原町御池

■4:旅するアフタヌーンティーの最終回「アフタヌーンティー“フランス編”」/リーガロイヤルホテル東京

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「アフタヌーンティー“フランス編”」¥5,000(税・サービス料込)

緑に囲まれたヨーロピアン・クラシックテイストのラグジュアリーホテル「リーガロイヤルホテル東京」では、今春から各国のスイーツや軽食を盛り込んだ「世界を旅するアフタヌーンティー」が行われてきましたが、その最終回は「フランス編」です。

スイーツにはエクレア、カヌレ、人気のピスタチオフレーバーのマカロンなど、フランスの伝統的なお菓子を取り入れたファッショナブルなスイーツがずらり。クリスマスシーズンらしい「ブッシュ・ド・ノエル・ルージュ」や「スパークリングワインと苺のヴェリーヌ」といったスイーツも並びます。

また、12月11日(土)から25日(土)までは、「牛頬肉の赤ワイン煮」がフランス料理の王道「パイ包み焼き」に変更して提供されます。

フランス国旗をイメージしたカラフルなドリンク「トロワ フルール」とともにフランスのクリスマスを感じる期間限定アフタヌーンティーは、フェスティブシーズンにぴったりです。

問い合わせ先

  • リーガロイヤルホテル東京 
  • 「アフタヌーンティー“フランス編”」     
    期間/2021年12月31日(金)まで ※予約制
    場所/「ガーデンラウンジ」
    時間/14:00~17:00 ※2時間制
  • TEL:03-5285-1121(代表)
  • 住所/東京都新宿区戸塚町1-104-19

2022年以降、異国の地で本場スイーツなどを存分に味わえることを願いつつ、今年の締めは、国内ラグジュアリーホテルの食を通して世界を巡ってみてはいかがでしょうか?

※外出時には新型コロナウイルスの感染予防対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
篠原亜由美
EDIT :
小林麻美