1937年創業の、イタリア・ミラノを拠点とする「Valextra(ヴァレクストラ)」。独自の型押し加工が施された堅牢性ある革を使い、鮮やかなカラーバリエーション、さらには斬新なデザインを採用して、バッグやレザープロダクトの世界をリードしてきた。中でも1968年に発表された、ロンドンのタクシードライバーたちが使っていた小箱から着想したスモールバッグ「トリックトラック」は、その斬新な存在感で、現代でも男女幅広く人気を博している。
現代に有効なレザープロダクトの形!「ヴァレクストラ」のオールインワンな『バムバッグ』
そんな「ヴァレクストラ」からこの12月に発売されたのが、メンズ向けのバッグ『Bum Bag(バムバッグ)』だ。現代生活おける実用性そして機動性を追求したというこの小ぶりなバッグは、ストラップによりハンズフリーの状態で身体の周りに収まるよう設計されている。またストラップを取り外してクラッチバッグとして使うこともでき、カジュアルからドレスアップまで、さまざまなオケージョンに対応が可能だ。
コンパートメントは2室プラス外部スリットで、カードなどを直接収納できるポケットが内部に複数設けられている。スマートフォンや小型のタブレット端末等も収まるサイズなので、ワークスタイル次第ではこれだけで十分かもしれない。もちろんその携帯性の高さは、旅先などで大いに活かされるだろう。
現代的な使い勝手の良さがある一方で、ボディとストラップには「ヴァレクストラ」のシグネチャーマテリアルであるミレブンテカーフスキンを使用し、各部の縫製やコバの仕上げなど、高い技術が反映したつくりになっている。メンズファッションにおいてもミニショルダーバッグやサコッシュ等が普及している今日、品質にこだわりながら新しいスタイルを追求したい人にとって、この『バムバッグ』は有力な選択肢といえそうだ。
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- EDIT&WRITING :
- 菅原幸裕