元宝塚の男役スター・七海ひろきさんのクリエイションから目が離せない!
Profile:七海ひろきさん
2003年に宝塚歌劇団に入団。宙組・星組の公演で男役スターとして絶大な人気を誇る。’19年3月に退団後、同年8月には歌手としてメジャーデビュー。2022年1月7日より主演舞台『フランケンシュタイン-cry for the moon-』に出演。
撮影中、ポーズを変えるたびに「カッコイイ」の声が飛ぶ。さすがは元宝塚の男役スター、七海ひろき。ギャラリーの目を惹きつけて離さない。
16年在籍した宝塚歌劇団を’19 年3月24日に退団。その日の朝、七海さんは楽屋入りを待つファンの前に、真っ白な衣装で登場。「ファン全員を花嫁にした」伝説の人となった。退団後、俳優としてはもちろん、新たに「宝塚と同じくらい憧れだった」という声優にも挑戦。さらに、「歌に苦手意識があった」にもかかわらず、縁あってアーティストとしてデビューも果たし、新たなファンを増やしている。
「俳優や声優は、与えられた役を通しての表現になります。でも、アーティストは七海ひろき自身を届けていくことになるので、新たな表現として追求してみたいと思いました」
初となる女性誌での連載では、素の七海ひろきを発信して話題だ。趣味だというひとり喫茶店巡りをしたり、大好きなアザラシに会いに行ったり、写真で見せるクールな表情とは一変、素の彼女はほんわかした雰囲気を漂わす。七海ひろきを届ける――。そのために今、SNSや動画配信なども駆使。「ファンも含めて七海ひろき」と言うほど、密な関係性を楽しんでいる。
「宝塚時代は『100回の練習より1回の舞台』と教えられてきました。今も舞台に立った瞬間、お客様の気持ちや呼吸、雰囲気を感じることができるのは、宝塚での経験が糧になっているから。これからは、私自身が素敵だと感じるものを追求して、新たな糧としていきたいです」(文・坂口さゆり)
七海さんの心が動く瞬間をテーマに届ける『CanCam』での連載「Emotionai-Time」をまとめた『“Unknown” Emotional-Time 七海ひろき写真集』が2月1日に発売決定。スーツスタイル、カラーコーディネート、和装などの着こなしにも注目。連載では見られなかった七海さんの撮り下ろしカットもたっぷり掲載される。
※掲載した商品は、すべて税込み価格です。
- PHOTO :
- 望月みちか
- STYLIST :
- 角田かおる
- HAIR MAKE :
- ハラタタケヒコ
- WRITING :
- 剣持亜弥
- EDIT :
- 正木爽、宮田典子(HATSU)、喜多容子(Precious)