今やボタンカフスが主流であり、カフリンクスを使う機会はめっきり減っているが、趣味性の強いアイテムからから根強いファンは多い。カフリンクス仕様のシャツ自体も少なくなっているから、必ずしも必須のアイテムではないが、お洒落を意識するのであれば、カフリンクスの重要度は必然と高まってくる。また、装飾品を身に付ける機会が少ないからこそ、これを楽しまない手はない。
伝統的な英国スタイルを現代に残すカフリンクス
ターンブル&アッサー
英国的なクラシックシャツを展開する「ターンブル&アッサー」のカフリンクス。シンプルなラウンドタイプで、最も取り入れやすい形だ。シルバーの台座に、通常のシャツのボタンに使われている素材と同じくマザーオブパールのボタンがついている。会話のネタにもなりそうな洒落たカフリンクスだ。
ベンソン&クレッグ
1937年にロンドンで創業した英国屈指の老舗ビスポークテーラー「ベンソン&クレッグ」。英国王であったジョージ6世やチャールズ皇太子を魅了し、英国王室御用達を賜ってきたテーラーが手がけるカフリンクスは、英国空軍や王室のボタン、バッジをオールハンドメイドで手がけた目を引くデザインが特徴だ。
このカフリンクスは本物の1ポンドコインを利用し、エナメルカラーリングで仕上げている。
抜群の存在感とともに、伝統も感じることのできる逸品だ。
タテオシアン
機械式時計のムーブメントにインスパイアされた「タテオシアン」のカフリンクス。実際に稼働するギミックとなっており、タテオシアンらしい遊び心のあるデザインも嬉しい。存在感のあるアイテムだが、様々なカラーが使われているので、ネクタイやシャツの色を拾いやすく思いのほか使いやすい。機械式時計と合わせて袖に飾るのも楽しいアイテムだ。
真鍮の台座に上品な輝きを放つスワロフスキーを組み合わせた「タテオシアン」のカフリンクス。鮮やかなブルーが袖元の良いアクセントになる。シンプルなデザインだから、どんなスタイリングにも合わせやすく、初心者でも取り入れやすい。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- PHOTO :
- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 土屋大樹