「毀損」ってなんと読む?「ナニそん」?…こわしたりそこなったりします!
明日・1月26日は、『文化財防火デー』です。
1949(昭和24)年のこの日、奈良の法隆寺金堂が炎上し、文化的・歴史的価値の高い壁画が焼損してしまった事件を受け、
1955(昭和30年)に、国の文化財保護委員会(現・文化庁)と国家消防本部(現・消防庁)が共同で定めた記念日になります。現在でも、この日には、全国の文化財所在地で防火訓練等が実施されているようです。
1、2月は、1年でも最も火災が発生しやすい時期と言われております。皆さま、火のもとには細心のご注意を。
本日は「焼損」の「損」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「小半損」ってなんと読む?
「小半損」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:保険業界で使用される用語です。
<使用例>
「先日の地震、家族は無事だったけれど、家財が小半損扱いになったのよ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 小半損(しょうはんそん) です。
「小半損(しょうはんそん)」とは、地震保険の損害区分の一つで、「保険金額の30%が支払われる程度の損害範囲」を意味します。
ほかに「一部損(いちぶそん)」「大半損(だいはんそん)」などの区分があり、保険金額の100%が支払われる「全損(ぜんそん)」の適用にならないケースが多い事がわかります。
保険加入をご検討の際は、こうした用語の内容を、しっかりと把握しておきたいですね。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「毀損」ってなんと読む?
「毀損」という日本語の、正しい読み方をお答えください。
ヒント:「物をこわすこと。物がこわれること。」「利益・対面などをそこなうこと。」などを意味する言葉です。
<使用例>
「目先の利にとらわれて、ブランド力を毀損してしまっては、意味がありません。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 毀損(きそん) です。
「棄損(きそん)」とも表記しますが、現在は「毀損(きそん)」という表記が一般的で、ニュースや新聞にも後者が使用されます。「毀」という字が難しいことから、一時、常用漢字から外されていた期間があり、その時期に「棄損」表記が使用される例が増えたものの、現在はまた「毀」が常用漢字に返り咲き、「毀損(きそん)」表記が一般的になりました。
「名誉毀損(めいよきそん)」は、みなさまご存知の言い回しだと思いますが、
器物などの物理的なものをこわす、こわれることも「毀損(きそん)」の意味に含まれます。
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本日は、1月26日 『文化財防火デー』のトリビアとあわせ、「損」とという字の入った日本語から
・小半損(しょうはんそん)
・毀損(きそん)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:文化庁ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)/『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱