【目次】

ショート丈のファーコートコーデ


【1】ゴートファーにはデニムスタイルで軽やかに

【2】ゴートファーにはデニムスタイルで軽やかに
[Precious1月号 114ページ] 撮影/生田昌士(まきうらオフィス)
ファーのピーコート¥880,000・ニット¥134,000・デニム¥62,000・リング¥70,000・バッグ¥235,000・靴¥65,000(イヴ・サンローラン〈サンローランバイ アンソニー・ヴァカレロ〉)

軽やかにはおれるゴートファーのアウターで、最愛デニムスタイルを更新するコーディネート。このうえなく上質で麗しいファーを、カジュアルなピーコートに仕立てた一着です。やわらかな毛質のゴートファーは、最高に着心地がいいのも魅力です。リュクスな風合いをもちながら軽快な存在感を放つ理想のコンパクトファーが、最愛デニムを「シック&ラグジュアリー」にアップデートしてくれます。

【2】ミンクのブルゾンで大人カジュアルの装い

【3】ミンクのブルゾンで大人カジュアルの装い
[Precious1月号 119ページ] 撮影/生田昌士(まきうらオフィス)
ファーブルゾン¥1,000,000・ニット¥36,000・パンツ¥85,000(ブラミンク〈ブラミンク〉)、サングラス¥29,000(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、バッグ[参考色]¥138,900(エドストローム オフィス〈ジェイ ダブリューアンダーソン〉)、グローブ¥27,000(リーミルズ エージェンシー〈デンツ〉)、リング¥45,000(デペッシュモード恵比寿本店〈ペリーニ〉)

カジュアルなファーアウターを、白に合わせてリッチに装うのが大人流。軽さを出すため、上質なミンクのやわらかい部分だけを使用したブルゾンには、大げさにならない贅沢さが宿って。

【3】リッチ感のあるファーコートは、スカートで美しいシルエットに

【5】リッチ感のあるファーコートにはボトムスでシルエットを美しく
[Precious11月号 100ページ] 撮影/熊澤 透
スカート¥107,000(アオイ〈マントゥ〉)、コート¥350,000(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、ニット¥53,000(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、バングル¥145,000・ブレスレット¥134,000(ザ・ショーケース GINZA SIX店〈シェイスビー〉)、バッグ¥136,000(ピエール アルディ 東京)、靴¥59,000(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)

表情の異なる素材を重ね、ネイビーをより深く魅力的に演出したファーとスカートのコーディネート。主役のスカートは、シルク混の艶やかな素材感で、足さばきのよいラップタイプのデザイン。ボトムスがコンパクトなシルエットだから、トップスにはボリュームのあるファーコートでリッチ感をプラスしましょう。タイツも深いネイビーを合わせ、全身をつなげると、美しく着こなせます。

【4】ファーコート×グリーンパンツでエレガントな印象に

【7】ファーコート×グリーンパンツでエレガントな印象に
[Precious11月号 96ページ] 撮影/小池紀行(パイルドライバー)、
シルクのブラウス¥83,000(ドゥロワー 青山店〈ドゥロワー〉)、パンツ¥30,000(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、ファーコート¥551,000(ステディ スタディ〈イヴ サロモン〉)、ベルト¥19,000(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、ピアス¥160,000(グローバルコーポレーション〈ミスイ〉)、時計¥2,750,000(ヴァシュロン・コンスタンタン)、バッグ¥128,000(コロネット〈ニナ リッチ〉)、靴¥70,000(JIMMY CHOO)

ブラウスの見せ場である袖口を邪魔しない、袖が広がったファーコートを合わせた優雅なブラウススタイル。深いグリーンの大人色パンツが、ブラウスの甘さを程よく抑え、エレガントな印象へと導きます。

ファー付きコートのコーデ


【1】フォックスファーの贅沢な肌触りが幸福感を後押し!

【1】フォックスファーの贅沢な肌触りが幸福感を後押し!
[Precious12月号 72ページ] 撮影/熊澤 透
ファー付きダブルフェースカシミヤのコート¥1,298,000・カシミヤのニット/参考商品・パンツ¥133,000・ピアス¥61,000・バッグ¥447,000(フェンディ ジャパン)

白ニットにバニラ色のファーのカシミヤコートを合わせたコーディネート。カシミヤコートのバニラ色のニュアンスが、贅沢素材のもつ幸福感を女らしく後押し! 無意識のうちに撫でてしまう、フォックスファーのふわふわ、すべすべの肌触り、そしてとろけるようなカシミヤ。極上素材同士の組み合わせが、はおるたびにこのうえない高揚感をもたらしてくれます。上品なバニラグラデーションの装いは、ピュアな白パンツでクリアに。そしてグレージュのバッグでシャープさも添えると、格上のスタイルが完成します。

【2】シアリングファーのムートンジャケットでリュクスにまとめて

【4】シアリングファーのムートンジャケットでリュクスにまとめて
[Precious12月号 107ページ] 撮影/生田昌士(まきうらオフィス)
カシミヤパンツ¥284,000・ムートンファージャケット¥868,000・バッグ¥402,000・靴¥107,000(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)

Aラインシルエットに愛らしさが漂う、手の込んだシアリングファーのムートンジャケットに、ワイドなベビーカシミヤニットパンツを合わせたスタイリングです。スニーカーまで美しいホワイトでまとめた装いに、グレージュバッグのシックな差し色が映えます。極上の素材だけが出せる、繊細なミルキーホワイトのコーディネートです。

【3】ファームートン×シルクブラウスを合わせてエレガントに

【6】ファームートン×シルクブラウスを合わせてエレガントに
[Precious1月号 107ページ] 撮影/小池紀行・池田 淳(パイルドライバー)
コート¥680,000(コロネット〈ザ ロウ〉)、ブラウス¥281,000・パンツ¥75,000・ストール¥150,000(サン・フレール〈エルマンノ シェルヴィーノ〉)、バッグ¥295,000(ヴァレクストラ・ジャパン)、ネックレス[長]¥110,000・[短]¥90,000(チェルキ〈ミッレ〉)、パンプス¥93,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)

ファームートンを主役に、リッチでキレのある女性に。「映画『死刑台のエレベーター』に出演していたジャンヌ・モローの、芯が強く、エレガントでセクシーな女性像は、私のおしゃれの核になっています」と語る、スタイリスト・押田比呂美さんがコーディネートしたものです。「トレンドのファームートンは、ややテントラインでクラシックな形を選び、パールやシルクブラウスに合わせてエレガントに。そこに細身のパンツとバイカラーのチャンキーヒールで黒のコーディネートに軽やかさを足して、現代を生きるジャンヌ・モローを目指します」

【4】発色の美しいカシミヤ×ファーでとびきりゴージャスに!

【1】発色の美しいカシミア×ファーでとびきりゴージャスに!
[Precious12月号 94ページ] 撮影/熊澤 透
ロシアンセーブルのファー付きカシミヤコート¥2,750,000(CHIE IMAI)、ブラウス¥24,000(Theory luxe)、パンツ¥32,000(オールウェイズ〈ナンバー エム〉)、ペンダントトップ¥320,000・チェーン¥270,000(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、バッグ¥220,000(マルベリージャパン)、サングラス¥50,000(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)

淡いきれい色に使われる上質カシミヤ特有のなめらかな肌触りを、ふっくらとしたファーの感触とともに贅沢に味わえる至福のコート。この美しい色だしを生かすのは、オフホワイトの服を合わせるのがベストです。

【5】ボリュームファー×Aラインコートは、永遠に色褪せない洗練スタイル

【3】ボリュームファー×Aラインコートは永遠に色褪せない洗練スタイル
[Precious12月号 283ページ] 撮影/YUJI TAKEUCHI(BALLPARK)
コート¥183,000(アオイ〈ポールカ〉)、ピアス¥60,000(ウノアエレジャパン〈ウノアエレ〉)、サングラス¥29,000(オリバーピープルズ東京ギャラリー〈オリバーピープルズ〉)、靴¥46,000(アマン〈ペリーコ〉)、ニット・パンツ/私物

迫力のあるボリュームファーがポイントの、ブラックのAラインコート。コートのなかを細身パンツ×フラット靴でコンパクトにまとめ、シンプルながらもメリハリのあるバランスに仕上げます。きゅっとした足首を見せれば、気分はたちまちA・ヘプバーンのような女優気分を味わえます。

【6】襟元のボリュームファーで視線を上に集めると印象的

【4】襟元のボリュームファーで視線を上に集めると印象的
[Precious11月号 90ページ] 撮影/熊澤 透
コート¥320,000(ドゥロワー 青山店〈ドゥロワー〉)、ニット¥29,000(三喜商事〈アリュード〉)、パンツ¥24,000(プルミエ アロンディスモン)、手袋¥18,000[参考価格](アマン〈アルポ〉)、イヤリング¥32,000・リング¥95,000(デペッシュモード恵比寿本店〈ドナテラ・ペリーニ〉)、バッグ¥220,000(オンワードグローバルファッション〈マルベリー〉)、靴¥46,000(アマン〈ペリーコ〉)

深いカーキが印象的な襟元のボリュームファーで、視線を上に集めた薄手コート×パンツスタイル。主役のワイドパンツは、深めタックのワイドシルエットで、スカートのような優雅さを実現してくれます。ロング丈のコートも足首見せをすることで、すっきり。ボリュームあるポケットと襟元のファーで、視線を上に逃すのもスタイルよく見せられるテクニックです。

【7】フェンディの女優風ミンクファーコートに魅了されて

【5】
[Precious11月号 158ページ] 撮影/熊澤 透
コート¥546,000(フェンディ ジャパン)バッグ¥223,000・靴/参考商品(フェンディ ジャパン)、タイツ/私物

主役のミンクファー付きコートは、映画のヒロインをテーマのひとつにすえた、2017AWのフェンディのもの。肩にパッドを入れ、ボディラインをほっそりと包み込む構築的なヘリンボーン柄のウールシルク地と、袖口のゴージャスなミンクファーがつくり出す…そのコントラストが華やかです。袖口のミンクファーにつなげて、バッグもブラウンを選ぶのがおすすめです。

【8】フォックスファー付き、ファビアナフィリッピのミックスツイードコート

【6】フォックスファー付き
[Precious11月号 159ページ] 撮影/熊澤 透
コート¥480,000(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉)、ニット¥25,000(スローン〈スローン〉)、パンツ¥30,000(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、バッグ¥216,000(トッズ・ジャパン)、靴¥80,000(JIMMY CHOO)

黒×ベージュで格子柄を描き、ウールベースの混毛ツイードを使ったミックスツイードコート。裏地なしの軽やかな仕様も、アルパカやモヘア入りのふんわりとした風合いで温かな着心地を約束してくれます。横から見ても量感たっぷりにあしらわれたフォックスファーを取り外すと、ノーカラーコートに変化します。コーディネートはスリムパンツを合わせて、コートのオーバーサイズのコクーンシルエットを生かした装いに。さらにペールトーンとの配色でクリーンな印象に仕上げるのが正解です。