キンプトンは「とんでもなくパーソナルな」おもてなしで知られています。まず、予約をすると宿泊の数日前に、“御用伺い”のメールが届きます。「食事は?」「アクティビティのご希望は?」などなど、どんな滞在が希望かリクエストすることから旅がスタート! また、大切な家族であるペットにフレンドリーなホテルでもあって、ペット(犬だけでなく、ミニブタや鳥もOKなんです)と一緒に泊ることができます。
日本にいるとは思えない空間。ただのんびり過ごすという贅沢
「キンプトン新宿東京」に到着し、エントランスのドアを開くと、まずは、大きなアートに迎えられます。気さくなスタッフと言葉を交わし、エントランス脇のソファでチェックインをしている間に、気づけばNYのホテルにいるような雰囲気に包まれてしまいます。
ニューヨークのアートシーンからインスピレーションを受けたというホテル館内には、20人以上ものアーティストの作品が飾られ、まるでアートギャラリーに滞在するみたい。滞在中は、館内のアートを巡るのもお楽しみのひとつです。
宿泊は世界中から選び抜かれたインテリアアイテムと和が絶妙にマッチした「プレミアスイートキング」。今回は、代々木公園ビュー(同じカテゴリで、新宿中央公園ビューの客室もあります)で、窓の外に目をやれば、ビルの向こうにセントラルパークを望んでいるような気分に。眺望とともにワインを楽しむ贅沢なひと時……。
リラックスした時を過ごしたら、スタイリッシュなバスルームでゆっくり湯あみというのも、また一興です。バスタブにお湯を張りながら、用意されているヒノキの香りのバスソルトやエッセンシャルオイルを入れれば、香りが立ち上って癒しのスパ空間に早変わり。
夕刻になったら、ソーシャルアワーを楽しみに1階へ!
夕方から夜にかけては、バーとダイニングを満喫!
キンプトンのシグネチャーサービスのひとつが、毎夕(17:30~18:30)に開催されるイブニングソーシャルアワー。宿泊した日は、1階の「ザ・ジョーンズ カフェ&バー」にて。日替わりのカナッペとオリジナルカクテルでアペリティフを。
軽くアペリティフを楽しんだら、2階の「ディストリクト ブラッスリー・バー・ラウンジ」へ! マンハッタンの多彩なカルチャーとフードシーンからインスピレーションを受け、日本のアクセントを効かせた美食メニューの数々が味わえます。
「タイムズスクエア」は前菜、メイン、デザートから1品ずつ選ぶプリフィクススタイルのディナーコース。季節の国産野菜や大山鶏のグリルなど、日本の旬の食材を取り入れた料理が堪能できます。一緒に、マグナムボトルから注がれる、泡のきめ細かなグラスシャンパーニュのオーダーも忘れずに!
アーティスティックな空間に身を置いて、遊び心のある食事を味わいました。
朝は早起きしてワークアウト! おもてなしは、まだまだ続く
「ザ・ジョーンスズ カフェ&バー」では、毎朝のモーニングキックスタートとして、バリスタが淹れるコーヒーや、ほうじ茶ラテ、抹茶ラテなどのドリンクから好みの1杯が楽しめます。ニューヨークから日本初上陸の「Birch Coffee(バーチコーヒー)」は、ここ「キンプトン新宿東京」でしか味わえません! テイクアウトして、お散歩に出かけるのもおすすめです。
また、客室にあるヨガマットを使えば、好きな時間にヨガやストレッチなどのワークアウトも。用意されているタブレットでレッスンを受ければ、ペントハウスでヨガをしている気分に!
ヘルシー&パワーブランチでエナジーチャージ
「ディストリクト ブラッスリー・バー・ラウンジ」の「ブランチ」は、アラカルトメニューから、好みの2皿を選ぶスタイル。軽食(ヘルシーキックスタート)、メイン、スイーツのラインナップの中から好きな2つを選ぶのってとっても贅沢。ですが、なかなか決められないという悩みも!
ヨガレッスンの後の私は、季節のフルーツとそば粉のクレープをチョイス。ヘルシーながらビタミンやタンパク質たっぷりの朝食をいただきました。
「蕎麦粉のクレープ」は、クレープ生地の中にプルドポークとキャラメライズしたオニオン、マッシュルーム、モントレージャックチーズ入り。小林農園の目玉焼きとグリュイエルチーズがトッピングされボリューム満点の一皿です。
ブランチは、11:30~17:00(15:30LO)なので、チェックアウト後に、開放感あるテラス席で光と風を感じながら、のんびり楽しむのもいい。
パブリックスペースで、客室で、そしてダイニングやバー、カフェで……etc。「キンプトン新宿東京」は、東京にいるのにNY気分に浸ることができる、貴重な場所のひとつとなりました。
「キンプトン新宿東京」
住所/東京都新宿区西新宿3丁目4-7
※新型コロナウイルスによる緊急事態宣言など、状況により一部情報が変更となる可能性があります。公式HPなどでご確認ください。
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- TEXT :
- はまだふくこさん ライフスタイルジャーナリスト
- WRITING :
- はまだふくこ