2022年 Precious 2月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

ラグジュアリーファッション誌『Precious(プレシャス)』2月号をお読みいただいた方へのアンケート調査(ネットアンケート&郵便はがき)にて、「好きなコーディネート」に選ばれた着こなしを、その理由とスタイリングのコツを交え、ランキング形式でご紹介します。

2022年2月号表紙
Precious2月号(1月7日発売)の表紙、カバーは大政絢

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、休日の装いを心地よく、美しく更新する「上質リラックス」なスタイルが多数ランクイン! 冬から春に向かう今の時期にちょうどいい、程よい温もりのある着こなしが満載です。また、ビジネスシーンにこなれ感をもたらすコーディネートも注目されました。

それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?

【10位】茶タートルニット×白スカート×ベージュのコンバットブーツ

10位 P91
靴¥119,900 (JIMMY CHOO) ニット¥156,200(イーストランド〈コー〉) スカート¥42,900(アノア〈セミクチュール〉) イヤーカフ¥148,500・バングル¥896,500(エスケーパーズオンライン〈キウナ〉) サングラス¥41,800(アイヴァン 東京ギャラリー) 靴下¥5,720(ステッラ〈ピエールマントゥー〉) バッグ¥247,500(クリスチャン ルブタン ジャパン) [Precious2022年2月号91ページ]撮影/熊澤 透

ボリュームソールやレースアップに旬が凝縮したコンバットブーツは、オフの日にぴったりの注目アイテム。スニーカーのような快適さでおしゃれ度が上がるのがポイントです。

厚底のソールやレースアップといった、一見するとハードな要素がシンプル服に洒落感をもたらす秘訣。明るいベージュトーンのスエードなら、足元が重たくならずに着こなせます。

しなやかに揺れるスカートに合わせて今どきのギャップ感を演出した装いには、「スカートとコンバットブーツの合わせ方が新鮮」「程よい脱力感があるけれどおしゃれ」などの声が寄せられました。

【9位】オレンジのニット×カシミアストール

9位 P69
ロザンジュ『キャトル・クルー』¥209,000【190×70cm】・ピアス¥74,800・ブレスレット¥112,200(エルメスジャポン) ニット¥59,400(ジョワイユ〈アメーノ〉)[Precious2022年2月号69ページ]撮影/長山一樹(S-14)※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合がありますので、予めご了承ください。

シンプルな着こなしながら「リラックス感とラグジュアリー感が共存している」と反響を呼んだのは、こっくりリッチな洗練配色のカシミアストールを効果的に取り入れたコーディネート。縁の一色=オレンジとリンクさせたカシミアのシンプルニットにふんわり巻くことで、暖かさもラグジュアリーなボリューム感もアップします。

「ストールのポイントカラーをニットとつなぐ色合わせが絶妙」と、さりげなくもおしゃれな着こなしテクに多くの方が注目しました。

【8位】グレージュのロングカーディガン×キャミソールドレス

8位 P66
カーディガン¥297,000・ソファに置いたブランケット上から/¥220,000・¥209,000・¥220,000・¥209,000(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉) ドレス¥36,300(カオス丸の内〈カオス〉) 眼鏡¥52,800(グローブスペックス エージェント〈アーレム〉) バングル¥437,800/予価(TASAKI〈TASAKI〉) ソックス¥9,350(ブリティッシュメイド 銀座店〈ジョンストンズ オブ エルガン〉) 靴¥154,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)[Precious2022年2月号66ページ]撮影/長山一樹(S-14)

上質な温もりに満ちたカシミアアイテムは、幸福な休日のパートナー。凹凸のある編み地とゆったりとしたシルエットが贅沢なグレージュのロングカーディガンは、カシミアの豊かな風合いを全身で楽しめる一着です。キャミソールドレスに重ねれば、素肌も心も癒されて…。

「温かみのある色と着心地がよさそうな素材感が素敵」「ラグジュアリーなリラックススタイルのお手本」など、憧れのルームファッションとして多くの票を集めました。

【7位】グレージュのファージレ×黒タートルニット×別珍素材のイージーパンツ

【7位】P92
パンツ¥20,900(プルミエ アロンディスモン) ジレ¥297,000(showroom SESSION〈カール ドノヒュー〉) ニット¥25,300(スローン) ピアス¥75,900(エスケーパーズオンライン〈ソフィー ブハイ〉) バッグ¥97,900(ピエール アルディ 東京)  靴¥29,700(ファビオ ルスコーニ ジェイアール名古屋タカシマヤ店)[Precious2022年2月号92ページ]撮影/小林美菜子

「冬と春の端境期にちょうどいい季節感」「スタイルがよく見えそう」という点でも好評だったのが、進化系ワンマイルウエアとして提案されたコーディネート。主役となるのは、さりげない光沢感を放つ別珍素材のイージーパンツです。

ウエストはゴム仕様ながら、ゆるやかなフレアシルエットで、きれいめに見える工夫が秀逸。グレージュのファージレに合わせれば、冬ならではの素材のコントラストが、小粋な印象へと導きます。「ベーシックカラーにバッグの差し色を効かせた組み合わせがいい」という意見もあった、小物使いもポイントです。

【6位】グレーのコート×バンブーカラーのサテンシャツ&スカート

6位 P84
シャツ¥59,400(トレメッツォ〈バグッタ〉)  スカート¥34,100(プルミエ アロンディスモン〈テラ〉) コート¥85,800(MOGA) ピアス¥42,900・ペンダント[トップ]¥173,800・[チェーン]¥49,500(ホアキン・べラオ)  時計¥660,000(オメガ) タイツ¥4,620(ステッラ〈ピエールマントゥー〉)  バッグ¥829,400(デルヴォー・ジャパン) 靴¥130,900(JIMMY CHOO)[Precious2022年2月号84ページ]撮影/熊澤 透

落ち着いたトーンでありながら、見る人にも新鮮な印象を与える和のカラーパレットは、働く日のファッションに知的な「洒落感」をもたらすカギに。なかでも、繊細で奥行きのあるグリーン=バンブーカラーは脱マンネリに効果を発揮します。

大人の女性が愛してやまないグレージュのアイテムとも好相性のバンブーカラー。サテンシャツとパネルスカートの色を統一してすっきりと見せつつ、コートやバッグ、ブーツでグレージュを散りばめたコーディネートには、「あか抜けた色合わせが素敵」「シックな色味だけど引き締まって見える」などのコメントが多数寄せられました。

【5位】グレージュのフーディニット×グレージュのニットパンツ

5位 P67
フーディ¥94,000(エスケーパーズオンライン〈ピセア〉) パンツ¥57,000(ピセア) ピアス¥429,000(ポメラート) グローブ¥17,050(ビームス ハウス 丸の内〈アルポ〉) ソックス¥9,680(真下商事〈パンセレラ〉) 靴¥135,300(トッズ・ジャパン)[Precious2022年2月号67ページ]撮影/長山一樹(S-14)

「ラフなカジュアルスタイルだけど上品」「暖かさと動きやすさを兼ね備えたおしゃれコーデ」など、アクティブ派から高い支持を得たのは、グレージュトーンでまとめたアスレジャースタイル。

軽くて暖かく、とろけるように柔らか、シックなのに濁りのない色合い…などの魅力を宿したベビーカシミア素材なら、スポーティなフーディ&パンツにも繊細な美しさを両立できます。たとえば愛犬と遊びに出かける日は、グローブや厚手ソックスをトッピング。アウターいらずの軽やかウォームな装いで身も心も解放的に!

【4位】柄カーディガン×白Tシャツ×黒パンツ

4位 P39
「インターロッキングG」モチーフのカーディガン¥308,000・Tシャツ¥107,800・パンツ¥154,000・リング 各¥68,200(グッチ ジャパン) 眼鏡¥47,300(ケリング アイウエア ジャパン〈グッチ〉)[Precious2022年2月号39ページ]撮影/川田有二

シンプルなコーディネートながら、とっておきのルージュを思わせる深紅の柄を効かせたカーディガンに惹かれたという読者が多数いたのがこちらの着こなし。

「主張が強いカーディガンを上手にアクセントとしている」「ロゴ入りカーデでも子供っぽくならない」「自分にも似合いそう」など、これからのお買い物計画にはもちろん、手持ちアイテムを活用するヒントにもしていただけたようです。

【3位】黒ブルゾン×黒キルティングスカート

3位 P90
スカート¥48,400(フリッカ インターナショナル) ブルゾン¥47,300(レキップ) “マンリコ カシミヤ”のニット¥145,200・“マリハ”のピアス¥31,900(showroom SESSION) ブレスレット¥178,200(ホアキン・べラオ) ストール¥68,200(ゲストリスト〈ジョンストンズ×ハウント別注/ハウント代官山〉) バッグ¥27,500(プルミエ アロンディスモン〈マルコマージ〉) 靴¥247,500(ジージーアール ジャパン〈ジャンヴィト ロッシ〉)[Precious2022年2月号90ページ]撮影/熊澤 透

パフィな質感&Aラインで着こなしをアップデートできるキルティングスカートは、フレアスカートの甘さを中和させるスポーティMIXな表情が魅力。細かいステッチや締め色を選ぶのが正解です。

立体感のあるフィッシュテールのキルティングスカートに、同じくスポーティなテイストを宿すブルゾンを合わせることで、黒の着こなしが軽やかに。スカートにボリュームがあるので、ロングブーツで足元のバランスをとるのも、センスよく見せるポイントです。

着慣れた黒を、新感覚のボトムで脱無難に導いたコーディネートは、「重たくならない黒のまとめ方が絶妙」「かわいさのあるスカートをすっきりとスタイリッシュにこなせている」と好評でした。

【2位】グレージュのコート&ダウンベスト×白シャツ×ベージュのタートルニット×白パンツ

2位 P86
“エス マックスマーラ”のコート¥176,000・シャツ¥40,700・“マックスマーラ”のダウンベスト¥84,700・ニット¥61,600・パンツ¥68,200・“スポーツマックス”のバッグ¥134,200(マックスマーラ ジャパン) 時計¥781,000(オメガ) 靴¥116,600(ロジェ・ヴィヴィ・ジャパン)[Precious2022年2月号86ページ]撮影/小林美菜子

ベーシックアイテムを、まるでタマネギのように重ねることで洒落感を増したレイヤードスタイル。ベースとなっているのは、タートルネックとシャツの組み合わせです。

王道感のあるダブルフェイスのコートにダウンベストを差し込むことで、異素材ミックスによるこなれ感がアップ。ニュアンストーンでもぼんやりして見えないのは、クリーンな白シャツを効かせているからこそ。温度調節がしやすいのも、この季節には見逃せないメリットに。

お気に入りの理由として最も多かったのは、「大好きな色合わせ」。また、「カジュアルなダウンを使いながらも上品に仕上がっている」という点も注目されていました。

【1位】黒のロゴ入りニット×白Tシャツ×黒パンツ

1位 P70
ニット¥242,000・カットソー¥94,600[3枚セット]・パンツ¥115,500・靴¥122,100/すべて予定価格(プラダ) ピアス¥28,600・ブレスレット¥30,800(showroom SESSION〈マリハ〉)[Precious2022年2月号70ページ]撮影/長山一樹(S-14)

人気が拮抗するなか1位にランクインしたのは、インターシャ編みのロゴニットが主役の、大人モードなカジュアルスタイルでした。

トレンドライクなロゴアイテムも、高度な技術を要するインターシャ編みのウールカシミア混ニットなら、ぐっと大人っぽい雰囲気。メンズウエアを意識したゆるめのシルエットで、クールなリラックス感を楽しめます。白Tシャツを裾からちらりとのぞかせて、細身のパンツをプラスすれば、小粋なモノトーン・カジュアルが完成!

休日ならではの遊び心を演出した装いが、「何気ないけど洗練されたカジュアルスタイル」と高く評価されました。

以上、ファッション誌「Precious(プレシャス)」2月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。

このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?

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ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。

※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。
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2022年2月7日発売¥1,320(税込)

お近くの書店やオンライン書店などで、『Precious』3月号を是非、お買い求めください。

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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious2月号』小学館、2022年
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