年齢を重ねると、下まぶたにも大きな変化が。しわしわ、ぷよぷよ、陥没、凹凸、いずれは年輪が現れる?

雑誌『Precious』4月号では、「崩れだしたら、止まらない…若々しさの鍵を握る『下まぶたケア』事始め」を特集。化粧品による地道なケアがものをいうこの部位、まずは本気のアイケアコスメを手に入れて、あとはひたすら続けるのみ!

今回は、「下まぶたの変化の度合い」についてお届けします。

しわしわ、ぷよぷよ、陥没、凹凸、いずれは年輪が現れる?|崩れだしたら、止まらない…若々しさの鍵を握る「下まぶたケア」事始め

スキンケア_1,アンチエイジング_1

年齢を重ねると、下まぶたにも大きな変化をもたらします。クマっぽく見える線は陥没し、無数のシワが縦横無尽に走り、笑顔でなく真顔でも、凸凹した状態が普通となり……。とはいえ変化の本番は、たぶんまだ少し先。

下まぶたの未来には、暗雲が立ち込めています。いざとなったら美容クリニックへ、そう思っている人もいるかもしれません。でも下まぶたの変化が進むと、注入や照射だけでは理想的な変化はのぞみにくく、メスを入れる覚悟が必要になるのが現実。

つまりこの部位は、化粧品による地道なケアがものをいう。大人の女性の生命力は、下まぶたにでる! のです。

まずは本気のアイケアコスメを手に入れて、あとはひたすら続けるのみ。不断の努力はきっと実を結ぶ、そう信じて間違いありません。

あなたは、今どこ? 目の下の変化は5段階で進行する

下まぶたの変化の度合いは、プレシャス世代ではまだ序の口です。これから先、どう崩れていくのか、心の準備をしておきましょう。

【Level1】目の下にクマっぽい影が定着する

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疲れると眼瞼頬溝と呼ばれる、目瞼と頬の筋肉の境目に生じる線状の黒ずみはクマ。しっかり寝て起きた朝にもあれば、クマではなくたるんだ皮膚の影。一度できたら消えません。

【Level2】クマと思っていた部分が線状に陥没してくる

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涙袋を形づくっていた靭帯と筋肉がゆるみ、涙袋は平坦になりしだいに存在感を失っていく。細かいシワが増え、キメは粗くなり、筋肉の境目の眼瞼頬溝が明らかに陥没してくる。

【Level3】細かいシワが激増。笑うと微妙な凸凹顔に

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目周りの肌がたるみ、外側は下に落ちるが目頭の位置はほぼ変わらないため、皮膚がよれて細かいシワが増える。笑顔になると、眼瞼頬溝の上にぷよぷよとしたふくらみができる。

【Level4】マスクの上で謎のぷよぷよが日に日に大きく発育していく

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マスクの縁の上に鎮座するぷよぷよは、筋肉を動かさない真顔の状態でも、つねに存在を主張するように。同時に、眼瞼頬溝の凹みは深く、長くなり、悩ましさが増してくる。

【Level5】濃く長く。成長が止まらない!欝々(うつうつ)たる年輪ジワが完成

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眼球をぐるりと囲む眼輪筋はゆるみ、筋肉と骨を接着するリガメントは使い古したゴムのごとく伸びていく。するとぷよぷよも拡大。下まぶたに年輪のような凸凹が刻まれる。

PHOTO :
鈴木 宏
HAIR MAKE :
尾花ケイコ
MODEL :
真樹麗子(Precious専属)
ILLUSTRATION :
きくちりえ(Softdesign LLP)
COOPERATION :
ロート化粧品
EDIT&WRITING :
柳田美由紀、五十嵐享子(Precious)